今回はちょっと長いです。いやいや、かなり長いです。忙しい方は注意。
香港での5日間を1回で書きますよ。
ひょんなことからこんなルートで旅をすることになってしまった。
福島→東京→京都→関西国際空港→香港
東京発の飛行機の時間が合わなかったり、満席だったり。
関空を選んだら丁度いい時間に飛行機があったので、仙台から飛行機で伊丹まで飛んで、伊丹から関空まで移動して出国しようと思ったら、仙台からの飛行機の時間がかなり制約を受けてしまうので、ならば、電車で行った方が便利じゃん!?と、いうことでこのようなルートになりました。
富士山は雲で見えなかったり、
浜名湖はここだというところでシャッターを切れなくてこんな写真・・・
あっという間に京都駅到着 ^^;
暑いんだー!!今年初めての37度を早々と体感した。
(7月の旅です)
馴染みのお店と同じ名前の特急列車に乗る。
貸切状態。
ガラガラでした。
開店ガラガラ
川を渡って
大阪の中心部を過ぎ
海の上の長ーい橋を渡ると
初めての関空到着です。
伊丹とセントレアからの乗降は経験があるけど、関空は初めてだった。
改札を出て左へマーッスグ進めばターミナルです。
今回は初めてイモトのwifiをレンタルしました。
なんだか、クアラルンプールの空港みたいだね。あちらは黒川紀章の設計だと記憶しているけど。
空港の端っこの裏の方にラウンジがあり、最初はJALのラウンジに入ったんだけど、あまりにも何も無かったのと、WIFIがうまく繋がらなかったので、隣のKALラウンジへ入ってみた。冷たいビールが飲めて、カップラーメンがあったので、昼食抜きの軽い飢えを凌ぐのと、今年最高気温でカラカラになった喉を潤すことができた。
ここから出発です。
久しぶりのキャセイパシフィック航空。
良い思い出しかない飛行機です。
満席の機体は軽ーく離陸。
もう、夕方近くになっていた。
でかい大阪湾の地形がよく見える。
ジェットがぐんぐんとスピードを増し高度を上げると太陽が近づき、夕方の太陽から昼間の太陽に逆戻り。
ギラギラして、太陽もフルパワーでこちらを照らします。
夏の関西の、海でいうとべた凪のような雲。
こーゆー雲の下は暑いんだ。
あっという間に日が沈んだ。
雲間からまた太陽が顔を出したりする。
関空から香港は3時間半くらい。帰りは3時間で着いちゃう。近いんだよね大阪からアジアは。本数も東京に負けず多いですよ。
途中から雷が鳴り出す。あの遠くで光るのは稲妻です。
何枚もバシャバシャ撮っていたら、たまたま当たった1枚。
気がつくと眼下には香港のハズれの方の夜景が。
以前、中心地に空港があった頃は夜景めちゃめちゃ綺麗だったんだろうな。
その頃の香港には来たことがないです。
無事着陸ー!
久しぶりの空港内は完全に忘れていたけれど、香港は看板さえ見ていればなんとなく目的地にいけるということだけは覚えていた。漢字と英語の表記なので、日本人には大体想像がつくんだ。
このカウンターで香港島のセントラル駅(終点)まで行けるエアポートエクスプレスのチケットが買えます。
あとは看板を見ていれば列車がある方向はわかる。
チケットを購入してから乗るまでに改札はない。
こんな綺麗な車両です。
22分だったか、25分だったか、そんなもんで終点まで行ける。
降りると無料のバス乗り場があり、有名どころのホテルまではこれで送ってもらえる。
今回は CONRAD Hong Kong
10分ほど待つとバスに乗るように促された。他に乗客はなく、貸し切りだった。
こんなバスですよ。
電車が確か1000円くらいで、無料バスで送ってもらえて、とてもお得です。分かり易く簡単!
オススメ
走行中の写真なので綺麗じゃないけれど、赤いのがHSBC香港の本部。
左のギザギザネオンは中國銀行の香港支店だか香港本店だか。
派手だよねー。
全ては風水に基づいて作られている。HSBCのビルは通称カニビルと呼ばれています。わかりやすい。
香港は10年近く前、松屋の石森社長家族と一緒に旅したのが最後。当時の紙幣ですね。ちょっと古いけれど使えます。
あの時は、飛行機の中の赤ワイン全部二人で飲み干しちゃって。足りなくて白ワインまでもらって飲んでいた。
今回は350ccのビール1本で終わり。最近のエコノミークラスは飲み物のお代わりを聞いてこないから、だいたいの航空会社はビール1缶とかワイン1杯で終わりなのかなあ?空の旅も世知辛いものになりました。
でもシラフで空港に到着できるんだよな。
香港国際空港はトランジットでコタキナバルへ向かった2011年に空港だけは利用している。あの時はビジネスだったので、シャンパン飲みすぎて、どうやってトランジットしたのか今ではよくおぼえていない。
スムーズにホテル到着。スムーズにチェックイン。ホテルのデポジッドは7万円くらいでした。
一人で過ごすにはとても贅沢な部屋だった。
結構、旅先ではホテルでのんびり過ごすのも好きなんです。ホテルも旅の一部ですね。
風呂も立派。
トイレと
シャワーブースに分かれている。
フルーツがあったので、この日はこれをちょっといただいて、おとなしく過ごした。
このホテルはショッピングモールに直結しており、ビールを探しに行ったけれど店が空いてなかったので、部屋に置いてあった缶ビール2本は高かったけれど、我慢はできなかった。
昔からの貧乏旅行の癖が抜けず、飲み物は到着した日にミネラルウオーターからお茶、ビールに至るまでまずは買い物をする。香港は変わり過ぎたのか、立派になりすぎたのか、中心部ではビールも買えなくなってしまった。
翌朝。
良い天気です。今日は少し時間があったので、昨日閉店ガラガラだったショッピングモールを中心に街の変わりようを見てみることに。
香港が10年でどのくらい変わったのか楽しみだった。
海の向かい側が九龍。スターフェリー、海底トンネル(車・電車)で結ばれている。
右手が東。日本の方向。
朝からバスやらトラムやらがワイのワイのと走っていた。けれど、人はほとんど歩いていない。暑くて歩けないのと、最近はビル同士が地下で繋がっており、エアコンも効いているのでこちらを歩くのでしょう。
すぐ隣がシャングリラ香港で、その先に見えるギザギザが昨夜のチャイナバンクです。HSBCはその先で見えません。
なんだか、狭ーいところでいろいろ作ってるよね。どんだけ需要があるんだろ??
香港では、香港島と九龍が埋め立てで繋がるんじゃないかと、みんなに言われているそうです。
毎朝でっかいフェリーが九龍の国際埠頭に到着する。
スターフェリーも頑張ってます。
またもう1杯、でっかいフェリーが到着。中国から毎日来ているらしいです。
あの真ん中に穴の開いた赤いビル、あれも風水的なデザインなんだって。龍の通り道だとか。龍のために随分と部屋数を減らしておまけに工事代金だって高くつく。建物のデザインを変えちゃう風水のパワーは別な意味でもすごい!!
太陽が上がって
ぼやぼやしていたらもう11時近くになり日差しが強くなってきた。
いつまでも同じ景色眺めてないで、そろそろ出かけないと。
この暑いのに工事現場でみんなも頑張ってるし。
トラムにも乗りたい。
宿泊先のコンラッドホテルは真ん中の建物です。そしてここは金鐘(アドミラルティ)アドミラルは提督とか、海軍大将なんて意味みたいです。
ショッピングセンターをちょっと流して、トラムの駅に来た。
なかなか行き先のトラムか来なかったけれど、終点のケネディタウン行きの列車は10分くらいで乗れた。
オープンエアなんだよね。エアコンが効く車両はありません。最近はできたと聞いたけれど、一両も見かけなかった。
ここはセントラル(中環)あたりかな。
終点のケネディータウンを目指し西へ向かっていきます。
遅いんだー。
暑いんだー。
初めてに香港来た時は上環(ションワン)の先のサイインプンという下町にある太平洋飯店(アイランド・パシフィック・ホテル)という安いホテルに泊まった。金ピカでそれなりに立派(金ピカだから立派というわけではないけど)だった覚えがある。香港の涼しい年末を過ごした。30歳を過ぎた頃だったから、もう、17、8年も前のことだ。20代からあの頃にかけても、積極的に海外へ飛び出していた。
いよいよ香港らしくなってきた。
香港の不動産会社は「地産」が付く店が多い。
堅尼地城(Kennedy Town)到着。
これといったものは何もない。
ちょっとはずれの住宅街でした。
海があり
あちらに中心部が見える。
中心部は高すぎるんで、この辺りが値段的にも住みやすいのでしょう。
でも、朝の通勤にトラムで行ったら朝から汗だくになる。そんな生活はしたくない。
あの一番背の高いのがリッツカールトンホテルが入るビルで、102階から118階がホテルになっている。ロビーは103階にあるというけど曇ったら下見えないよ。日本でも横浜のロイヤルパークホテルの50何階とか、汐留のロイヤルパークホテル20何階とかに泊まり、雲の中で景色が見えないことはよくあったから、当然こちらのホテルでもあるよなー。
一通り見たので帰りのトラムに乗る。
昔ながらの香港のふるーいレジは見当たらなかった。
流線型の建物はケネディータウンのプールを作っているようです。
日本では「安全第一」香港では「安全至上」
なんとなく看板で商売の内容がわかるでしょ?
足福楽って、絶対に足裏マッサージでしょ?
豪景地産は眺めの良い物件専門かい??
儲かってそうな社名ですね( ´ ▽ ` )ノ
ああ!これこれ!懐かしのISLAND PACIFIC HOTEL このホテルの周りは、安くて美味しいお粥やさんとか、蛇やらトカゲを食べられる店とか、食が豊かな街だった。
HSBCのPremier会員専用ラウンジがあるブランチ。口座を香港にも作ろうかと思っているんだけど、日本人締め出しでかなり面倒臭いことになっているらしく、現在も情報収集中。Premier口座を持っていても、英語の審査があり、数ヶ月に一度職員から英語で電話が入るらしい。それらに受け答えが出来ないとアウトー!!で、口座凍結されちゃうんだって。君たちだけが銀行じゃあないんだよ。殿様商売もいい加減にになさい。
トラム同士がすれ違ったり
2階建バスとすれ違ったり。
昨夜のカニです。
中国銀行は剣を意味するデザインだそうです。
確かにねー。
望遠で撮ると、トラムから我が家(一時的に)も見える。
1駅手前でトラムを降りて
ちょっと歩いてホテル方面へ戻ることにした。
それにしてもまあ、よくぞこんなにたくさん建てました。
暑いのに歩いている人が結構多い。
暑さ感じないのかい??
我が家が近づいてきた。
山の方は超高級住宅地ですね。
近所のデパートで夕飯の買い物。
ワサビだって売っています。高い。
グラス(プラスチック)に入ったワインも売っている。カーンタン
暑いのなんのって。デパートはとても涼しく、夕食を買いながら、ビールを買いながら部屋に戻った。
少しずつだけど空が染まってきた。
LAのレドンドビーチのホテルにも居たけれど、このホテルの風呂にも鳥が居たので、なんとなく浮かべて入ってみた。(寂しいのよ)
一人の晩餐。
サラダとパスタと青島ビール。
栓抜きがなくて、ハンガーについている洗濯バサミを利用して栓を開けた。
ワインも調達済みです。
香港は酒税がかからないのか安いのでアルコールがとても安い。
日本のアサヒスーパードライの500miだったかなぁ、6本で1000円くらいで売っていた。別にディスカウント店でもなかったので、日本ってどんだけ税金大国なのよ。自分の国のビールなのに海外で飲んだ方が安いって、どーゆーこと??
だんだん夕暮れてきました。
こんな贅沢な時間をいただけて、本当に感謝ですね。
リッツ・カールトン・ホンコン。
ロジャームーア主演の007を見ていたら、ジェームス・ボンドは当時の古いリッツ・カールトンに宿泊していた。
美しい。
ついつい連写してしまう。
被写体の方向は同じなんだけど、光と色が変わっていくのでしばしお付き合いください。(冒頭にも書きましたが、忙しい方は暇なときに見てね。今回は写真大量です。)
Shangri-laホテルに隠れているけれど、中国銀行もネオンが灯ります。
この九龍のホテル面白いんだよね。
こんな風にライティングが変わる。
どうなってんだろ?
奥の尖ったビルも
色が変わる。
こちらも変わる。
すみません。連写しております。
と、部屋に引きこもりがちになってきた須藤くん、夜の街を歩いてみることにした。
もう、本当に便利になっていて、ショッピングモールからホテルから、みんなエアコンのきいた通路で繋がっている。
中国銀行からHSBC本部あたりを歩く。
遊び心のある銀行だよね。でも世界中でHSBCの各国本部やらブランチを見てきたけれど、こんなに遊んでいるのは香港だけ。シンガポールでもやっていない。パリなんかは、シャンゼリゼ通りの、周りに馴染んんだ古くて立派な建物で営業していた。
福島の駅前通りでやったら、日本中から見に来てくれないものかな?
このHSBCと中国銀行のビルには深ーい関係があるので、それままた後半でお伝えします。
こんなカメラ片手にフラフラしていても、怖い思いをする事もなく、香港も安全だよな。
古い建物には終審法院とあるので、最高裁判所のような施設なのかな。
なんだか賑やかでおしゃれなトラムがやって来て、
スターなのか、モデルなのか、派手派手トラムをバックに写真を撮り始めた。
すんげースピード出ているような写真になったけど、自転車より遅いかんね。
はーやーそーっ!!
どうやら貸切のパーティートラムのようだった。
夜も暑いんですよ。
皆さん平気なんでしょうかね。
香港を歩くなら12月から3月くらいまでが涼しくてオススメです。
宿と直結しているショッピングモールまで戻った。
ブルガリやカルティエなんて、あっちにもこっちにもある。福島には1軒も無いのに。
最近のDiorの店舗デザインがかっこいい。他の国の店もこのデザインになっている。
アップ
アーーップ!
部屋に戻り、夜の景色を見ながらのんびり過ごした。
エアコンのついた静かな部屋でテレビもつけないで景色を眺めて過ごした。
おはようございます。
香港3日目。
連日天気がいいです。
今日からお仕事です。
パリで飲んだのと同じスムージーを発見し、昨日買っておいた。お世話になっている藤倉さんから「スムージーを飲むように」と勧められる。体にいいんだって。確か、日本ではローソンのスムージーが美味しいと教えてもらい、2度飲んだけれど、確かに美味かった。でも、8ヶ月ぶりで再会したこの緑色のスムージーも美味しい。
今日も本土から買い物客を大量に乗せた船が到着していた。
今日の朝食。りんごの皮とか剥くのが苦手なので、カットして芯を取り皮付きのままいただく。ここ数年で一番果物を食べた日々だった。毎日新しいりんご、洋梨、オレンジなんかをサービスしてもらえた。
必ず持参するカップラーメン、今回は山でよく食べる天ぷらそばをチョイス^^
健康的なのかそうでもないのか判断できないメニュー
アイロンとアイロン台があったので朝からアイロンがけに忙しい。
超猫舌なので、アイロンが終わり、ぬるくなってからそばを食べたんだけど、いつも通り、のびにのびていた。
汁はあまりない。
気がつくと船がもう1杯到着していた。
まるで博多のようだ。
車でお迎えに来てもらった。
午前中はCauseway Bayのウインザーハウスというビルでお仕事し、昼食はリーガル香港のレストランで飲茶を美味しくいただいて。
午後から九龍へ移動した。
午後は九龍にあるこちらのビルでお仕事です。
このガラスの箱はなんだろな?と思っていたら、
車椅子用のエレベーターだった。それにしても、フロアと床がフラットじゃないから、一人では乗れないと思います。
日本ではありえない造り。
会社を訪問し、説明を聞き、また香港島へ移動。常に何かを作っている狭い島。
本当に香港人が言うように、近いうちに香港島と九龍はやがて地続きになるまで建物作り続けるんじゃあないの?
マカオへ向かうフェリー埠頭の脇を通る。
こちらのビルへ移動。
日本の金融庁のような機関、「香港金融管理局」が入っているビルで、セキュリティーが非常に厳しく、エントランスの写真は撮影禁止だった。おまけにパスポートの提示を入る度に求められる。今回の旅で一番パスポートを使った場所だ。
こちらは取引先のオフィスなんだけど、6畳くらいのスペースで家賃が80万円以上するそうです。
世界でこんだけ家賃取れるのは香港かニューヨークくらいじゃないのか。
廊下には絵が飾ってある。
このフロアで同じように家賃を払っている作家の作品だそうです。
この絵が売れなければこんな法外な家賃は払えなくなるのだろうから、最後は絵を大家へ物納でもするしかない。
センターのフロアには秘書係のような方々がいて、郵便やらコピーやらFAXやらお茶出しなどもやってくれる。
ここの左となりの会議室を借りていたんだけど、約20席のテーブルと椅子があり1日半で26万円も取られる。アホーー!!香港のアホーー!!
最上階へ移動。
あのピークトラムで行ける山の上のコンドミニアムは、古くてカビ臭い2DKだか2Kの部屋が16億もするそうです。5年前は12億だったとか。どんだけアホな値付けしてんだろ?
日本の港区の最新の分譲マンション(100㎡もある)だって、せいぜい3億くらいなのに。
香港で不動産は買わないと思うけれど、買えれば間違いなく値段が上がるので、転売をしながら引っ越しながら利益を上げて生活しているような方も居るそうです。
最上階は香港を中心としたお金の歴史を解説し展示してあります。
夕方になってきた。
今から86年前の香港。島が今より小さかったんじゃないの?
86年でこんなになっちゃったんだね。
日本語訳がないので詳しいことはわからなかったけど、また行ってみたい場所でした。
この金融管理局の入るビルは、下階がショッピングモールになっており、こちらのオフィスに入るセキュリティーを出るとショッピングも楽しめるという、とても変わった建物だった。モールに爆弾仕掛けられたら、間違いなく管理局にも影響が及ぶと思われ、セキュリティーが厳重とは言えないように思えた。まあ、おおらかでいいです。
この日はモールの中にあるレストランで中華のコースをご馳走になった。
話に夢中で食事の写真を撮るのを忘れてしまった。勿論、美味しかったです。
ホテルまではタクシーで送って貰えた。
翌朝。
今日もいい天気です。
モールというか、管理局のビルの隣はフォーシーズンズがあり、通路で繋がっている。
エントランスの写真を取っていたら軽く睨まれた^^
ロビーじゃないからいいでしょ!
今日はガスっていますね。
お仕事まで時間があったので、フォーシーズンズを案内してもらった。
こちらです。
こんなエントランス。無駄に美しい空間。やはり無駄な事は美しいんだ。
知人がここのサービスアパートメント(PLACEの方)を賃貸している。
世界のトイレ研究家としては、夕食の写真は撮り忘れても、トイレの写真を撮らないわけにはいかない。
誰も使ってないのにデカい。
この椅子は何の為にあるのかわからない。オブジェの観賞用?
造りが贅沢だよね。
エレベーターホールだけど、こんな部屋に住んでみたい。
こちらはサービスアパートメントの共用スペース。
隣がプールになっていた。
眺めが良すぎる^^;
特に海峡とかを見ると、外国にキターーー!って感じ。
こちらが知人の部屋。
宿泊先のCONRADホテルと同じくらいの広さで月80万円家賃を払っているそうです。掃除はしてもらえるそうだけど、日本だったら大邸宅に住める賃料。
共用部分にはキッズルームもある。
ネスカフェの自販機もある。
コインランドリーもある。
こんな景色見ながらアイロンかけるのはやはり気持ちがいいと思う。(CONRADのアイロンがけもなかなかのものでしたよ)
ランドリールームからは海が近くに見える。
図書室もある。
もちろん、ホテル側とつながっている。
で、お仕事お仕事^^
空き時間にもう一度最上階へ行ってみた。
HSBCのビルの左上に大砲が2門付いているの見えますか?
こっちはやっぱり風水で。中国銀行の剣はかなりHSBCを意識した作りとなっていて、「打倒HSBC!切ってやる!」という意気込みがあのデザインになったとか。風水的にはHSBC側が脅威であり、そのためHSBCはビルの屋上に大砲をつけて迎え撃ち、悪い気を断ったという事です。おもしー。金持ちもアホな争いやってんな。
やっぱり、海はもっともっと近かったよね。
どんどん埋め立てちゃったんだな。
この管理局は眺めがいい。
皆さんも一度行ってみてください。
エレベーターには3階と最上階のボタンしかなかった。
フォーシーズンズと
金融管理局のビル
ショッピングモールの中では何やら楽しそうな遊び場があった。
プレゼント用の宝石などをいくつか買い、試しに地下鉄で帰ってみた。
こちらはオクトパスというカードがあり、勿論購入して来たんだけど、これで買い物からタクシーから電車にトラム、何でも乗れる。日本のSUICAなんかよりもずっと前から使われているそうで、しかも便利です。
金鐘駅(Admirality)で降り、ショッピングモールの地下にでて、お土産のバッグなどを買って一度部屋に戻った。
荷物を置いてもう一度ショッピングモールからとなりのデパートまで渡り廊下を歩き、向かいのデパートで夕飯を仕入れて来た。
最後の夜を迎えた我が家。
ANKOLは確かカンボジアのビールだと記憶してんだけど、以前武藤ちゃんがお土産に買って来てくれたビール。とても美味しかった。やっぱりアジア同士だと色々な国のビールを普通に売っているんだよね。
風呂に入ってから冷えているのを飲んだ。最高に美味い!
最後の晩餐は美味しそうなスパークリングがあったので迷わず選び冷やしておいたもの。
デパートで美味しそうな中華料理店を見つけていたのでそこへ行きメニューを見せてもらったら、今日の昼食をご馳走になった店と同じメニューだった。けれど、メニューを開くまでわからなかった^^;
昼に美味しそうだなと迷っていた焼きそば、鶏肉の料理を迷わずに選んだ。同じ店でがっかりしたような、美味しいのがわかっていたのでホッとしたような・・・
それにしても辛ーーい焼きそばがたまらなかった。
いい景色を見ながら、スパークリング飲んで美味しい中華。もう、言う事なかった。
ちょっと撮影モードを変えて撮ってみた。
ちょっとカッコいい香港になる。
なんか出てきそうだけど。
夕焼けモードで撮影。
写真で遊んだり焼きそばを食べたりしていたら次第に黄昏てきた。
美しい。
街の灯りも少しずつ点り始める。
雲まで美しい。
このオレンジからピンクになり紫色に染まっていく夕景に弱いんだよな。
世界中の美しい景色を見てきたけれど、香港も素晴らしかった。
しばし景色の移り変わりを見てください。
夜の帳が下りてきた。
向かいのビル、今夜も何かのメッセージを送り続ける。
フェイスブックの広告まで^^
この後、
次第に天気が悪くなり、一晩中大雨と雷が鳴り止まず、とても幻想的だった。
灯りも次第に落ち暗闇が広がってきた。
一晩中カーテンを開けて、めまぐるしく変わる自然を楽しみ、打ち付ける雨や縦や横に走るイナズマを見て、寝ながら起きているような、起きながら寝ているような、そんな夜を名残惜しくも楽しく過ごした。
翌朝。
ホテルを朝の5時過ぎにチェックアウトし、タクシーに乗り「セントラル駅まで」と言うと、「旦那、いいから空港まで送らせてくださいよ」と、2、3度言われたが、一人で移動するのに4000円も5000円も払う気にはなれなかった。
しかもオクトパスもあるから、使って帰りたかった。
駅に着くとまずはゲートをくぐり
エレベーターで降りて始発に乗る。
電車を降りようとしたら、2日間お世話になったMr.SAITAとばったり会い、一緒に空港でチェックインし、再会を約束して別れた。
まだ暗いんだよね。
今日も土砂降りだった。
このくらいなら飛ぶ。
飛び立って下を見ていたら海上に道路を作っていた。
これって、香港からマカオまで作っていると聞いていた橋じゃあないの?
今度から車で行き来できるようになるそうです。
こんな海の上の道路なら走ってみたいものです。
キーウエストもそうだけど、気持ち良さそう。
絶対オープンカーだよな。
さよおならー
程よく雲の上に出る。
しばらく飛ぶと青空が広がってきた。
ボードコンピュータを見ていたらどうやら、
これは台湾のようです。
シートベルトサインが消えたのでトイレに行ってきた。
朝食を運ぶワゴンが自分の席のちょっと先まで行ってしまい、戻ってくるのを待っていたら、通り過ぎてしまい、朝食を貰えなかった。
朝食が欲しいと言うのも何となく恥ずかしいし、我慢したけれど、食べ物の恨みは恐ろしいのだよ。
キャセイのビジネスはいいけれど、エコノミーは最悪だった。
良かったのは空いていたのと運転が上手かった事かな^^
晴れたり曇ったり。
四国を過ぎて大阪に近づく。
着陸ー。
小さいお兄ちゃんもお疲れ様
空港を出ると、学生時代からのバンド仲間でヴオーカルの寿仙が迎えに来てくれていた。
仙台出身の大阪在住。訛りのある関西弁が心地よい。
車での移動も快適だった。
あの、寿仙のように長ーいホテルの下を通る。
飛行機での機内食無配当事件を話しながら大阪に着くと、腹が減っただろうと焼肉屋さんへ連れて行ってもらった。
2時頃、ビールを飲みながら肉を食った。今日初めて食べ物を口にした。朝起きてから10時間以上過ぎていた。
近々行うライヴの曲決めや打ち合わせをしながら、次々と運ばれて来る肉を堪能しながら、ワインへ変わり、仕上げの焼酎ウーロン割りへと。
美味しい焼肉屋さんだったな。毎回、大阪で寿仙に会うと甘えてご馳走になってしまう。
寿仙は完璧に優しい男だ。こんなに他人に対する無条件の優しさを持った男を他に知らない。
新大阪から夕方の新幹線に乗ると寝入ってしまった。多分、ニンニクと酒の匂いで、隣のお姉さんには嫌な思いをさせてしまったのだろう。ごめんなさい。イビキは大丈夫だったのか??
東京からは最終の新幹線に乗り深夜には福島に到着。
長い1日だった。2日分くらい楽しんでしまった。
今回は不動産以外のビジネスを学びに行ってきました。世界には色々な商売があるのだとワクワクして過ごした。
やっぱり香港はパワフルな街だ。
シンガポールとも違う。東京とはぜんぜん違う。
それにしても、日本人は海外でのビジネスがちょっとやりにくくなってきている。先にも述べたけれど銀行口座の開設も日本人には難しくなった。(国にもよるけれど法人はもともと難しい)口座を作っても日本人は投資やローンのために銀行口座を利用しない、英語が通じないなどの理由で残念な事だ。
日本法人が世界での仕事をやりにくくなったもう一つの理由。
日本は、税率21%以上の外国で、21%と現行の日本での税率(今は31%くらいでしょうか?)の差を認めていた。海外子会社から日本の親会社への送金は、5%の関税でよかった。(20%以下の国をタックスヘイブンとみなしていた)つまり、海外子会社で稼ぐと5%くらいの節税ができた。(為替の変動は別)
来年度からの法改正を目指しているのは、日本よりも法人税の安い国で海外子会社が確定申告をすると、日本の税率との差額を日本で収めなければならない。海外子会社による節税を認めなくするんだってさ。みんな外貨獲得に向けて頑張っているのに・・・
こうなると、海外子会社を作るメリットは無くなり、日本法人による直接投資と同じことになる。
どうしちゃったんだよ日本。国民が頑張って稼いだ金を、まるで自分の所得であるかのように目を光らせ課税していく。
こんなに税金に対する厳しい取り立て?をしている国は珍しい。みんなやる気なくしちゃうよな。
脱税はしないけれど、みんな節税はしたいんだ。
納税はもちろん大切。
しかし、節税も大切な企業活動。
そこにも難癖をつけて、今まで認めていた事象までも変えて追徴課税を取ろうとする。
おかしいよ。
もっと税率を下げれば、みんな喜んで納税してくれるんじゃないの?頑張って稼ぐんじゃないのかな?
ドナルドトランプがアメリカの法人税を15%にすると公言している。今までアメリカに右ならえをしてきた日本。アメリカに右ならえし、15%にすればいい。
企業会計とキャッシュフローに乖離が生じるから、企業は納税に苦しむのではないのかな?
日本みたいに完成した国は他にない。そろそろ、公共事業も減らして、税金を安くすることに知恵を絞ってもいいんじゃないのか?
楽しく仕事しながら生きていきたいです。
また、旅の様子をお伝えします。
本当に長くてごめんなさい。お付き合いありがとうございました。
終わり
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