帰国の日。10日ほどの旅が終わる。
結婚式があるようで、エントランスに友達や親戚と思われる方々による祝福の輪ができていた。
ピンクパレスともお別れです。
多分、初めてハワイを訪れた24年前に泊まれば、世の中を知らないアホなただの若者だった私は「スゲー!!スゲー!!」を連発していたと思うけれど、現代のホテルとして考えると、客室の設備は日本の古いビジネスホテル並だったし、ここよりも素晴らしいホテルは沢山あるので、ピンクパレスに泊まれたという、思い出として記憶に残しておきたい思う。
そろそろ、改装工事をして、設備の充実を図るタイミングと思われるが、以前隣のシエラトンワイキキに泊まった時(多分10年くらい前かな?)に休業しながらの全面改装工事をしていたから、しばらくは無いのだろうか。
それでも、ハワイはやっぱり楽しい。無条件に楽しい。
ケンちゃんに頼んで予約していたタクシーに乗り空港へ。チェックイン、出国審査を終えビジネスラウンジへ。
朝からシャンパン飲んでいた。
いわきの太陽光発電所の発電状況が気になりチェックする。
「太平洋リゾートソーラーパーク」と名付けたんだけど、自分が今の会社を作る時、会社名を「太平洋リゾート株式会社」にしたかった。
別に意味は無いんだけど、「リゾート」とか、「太平洋」とか、でっかいイメージがいいなと思ったし、「なんだかかっこいい会社名じゃないか!?」と思っての事だったけれど、周りからは「何の会社かわからない」「胡散臭い」「福島市には海がないのになんで太平洋なんだ??」などと、厳しいご批判を頂戴したものだから断念した。
大学の同級生たちで行っていたサークルのメンバーメールに「不動産会社を作る事になったけれど何かいい名前を考えて!」と投げたところ、いろいろな案をもらい、学校は違うけれどバンド仲間だった東京理科大の坂根君が「SUDO ENTERPRISE」と名付けてくれた。今でも気に入っている。
子会社のシティは、高校時代のあだ名がシティだったので「シティ株式会社」にしたんだけれど、友達がつけてくれたあだ名や名前というのは馴染みやすいもので、いいんじゃないかと思う。逆にシティは何の会社かわからないと言われるので、そのうち「シティデベロップメント」とか、「シティインベストメント」とか、「シティ興業」とかにするかもしれない。
仙台市の一番町にビルを購入した時、「ビル名はそのままでいい?」と、前所有者へ聞くと「変えて欲しい」という事になり、「サンモールシティビル」になった。シティにも、ビルとか、何かが付くと語呂合わせが良くなる。そう思うと、「シティビルヂング株式会社」とかも有りかな?
太平洋リゾート計画は、多数の方々の反対でストップしていたけれど、昨年寿仙や和己さんと組んだバンド名を考えていた時、「太平洋リゾート株式会社はどお?」と冗談で言ったら、全員一致で「面白い」という事になり、ドラムの私が社長、寿仙が「副社長」和己さんが「何も専務」などの肩書で、楽器の担当ではなく役職で呼ぶような、コミックバンド的になっていった。ギターの古市君は「平社員」で、ベースの菅野さんが「営業部長」だったかな。
そんな、せっかく考えて気に入っていた名前が勿体ないので、ちょうど太平洋の見えるいわき市に購入した土地に発電所を作ったものだから、いよいよ、「太平洋リゾート」と命名する事が出来たわけで。
発電所だけではもったいないので、山羊とか羊とか飼って、牧場のリゾート地みたいにしちゃおうかな?とか、観覧車でも作っちゃおうか?など、日々くだらないことを考えている今日この頃なのであります。
どーでもいい事に長々と行を割いてしまいごめんなさい。
美味しいうどんに出会う。
天気はまずまず。
さすがハワイにはJALのラウンジがあり、目の前は日本庭園になっていた。粋です。
ハワイアン航空って女性の顔が書いてあって、アラスカ航空はエスキモーのおじさんの顔が書いてあって、面白いなと思ったら、グループ会社らしいです。ってことは、デルタ航空の傘下なのかな?
どちらも乗ったことがあるけれど、格安のわりには機材やサービスがいい飛行機です。
皆さんもハワイとの別れを惜しんでいるのか??
外国人的発想建築物があった。ちょっと日本的ではなく、中国的に見える。
だいたい、屋根が下り勾配だけれど末端が上がって見えるように作る技術とか、持っていないでしょう?日本には、設計図も無いのに、そーゆー物を作れる伝統的な技術が残されているのだよ。
別に怒っているわけではありません。世界中どこへ行っても、クールジャパンを真似た勘違いジャパンが多くあり、案外楽しいものです。
ハワイは、ほとんどが日本を夜出発だけど、帰りは早朝から午後便まで選べる。
ゆっくり朝食をとって、10時過ぎにチェックアウトして、午後の飛行機で帰るのは理想の行程だと思う。早朝便はツライよ。
今回は、一番前の座席が取れていて、
窓が3つ分あるのでとても快適でした。
さよおなら
さよおなら
小学生の頃、誰だったかなー?「さよおなら」と書いて「さようならです!」と、先生に注意されている子がいたな。多分、飯沼か、亙か、ワタケンあたりかな。
引き続きシャンパン飲みながら読書をします。
今回はハワイだったので「金持ち父さん」がいいかと思っていたんだけれど、途中で読みきれていない似ている違う本にした。
太陽の向きが悪いと、写真がうまく撮れない。
しかも、窓ガラスが汚くて、そこに照準があってしまう。
撮影失敗の連続で、自称航空写真家悪戦苦闘中。
なんとか雲に照準を合わせる。
写真がうまく撮れず、イライラしてシャンパンが進みまくる。
だんだん良くなってきたかな。
日本航空さん、飛行機洗ったら窓はちゃんと拭きましょう。
イライラ
太陽の方を向いてきたら、全く照準が合わなくなってきた。
イライラ
空の写真を諦め、映画を見たりしながら過ごした。なんだか街が見えるなと思ったら、もう日本だった。帰りは気流が逆方向になるので8時間以上のフライトになり、結構疲れます。
今月はヨーロッパまで出張で、片道15時間をエコノミークラスで過ごさなければならないんだけど、大丈夫なのか!?須藤ちゃん!?耐えられるのか!?
出発前に、日本が強風で成田に着陸できるかわからないと言われており、上空で1時間も旋回していた。
九十九里浜の海岸沿いに、風力発電の風車が建っていて、風車が回っているのが見えたので風速は25m以下だとわかった。
確か飛行機は風速30mまでは着陸できるはずだから、新千歳空港まで行かずに済みそうだった。
いよいよ着陸の順番が来た。
もう、9時間以上も飛行機に乗っていた。
揺れる。
利根川
揺れる。けれど運転上手。日本の航空会社は安全です。
行きと同じ運転手さんだった。
揺れる。
揺れ続けた。
着陸
減速しながら逆噴射。体が前に持っていかれる。
やっぱJALの運転手さん、上手いね。
土砂降りと強風だった。
なんと、第2ターミナルに行けず、違う滑走路に着陸した私たちは、タラップから降ろされた。
バスで連行される乗客たち。
エンジンデカっ!!
羽根デカっ!!
第2ターミナルが満杯で、ANAのシマに降りてしまったJALの飛行機。
お疲れサマンサタバサでした。
成田に後泊するために、ホテルを予約していた。
駐車場の桜が満開だった。日本へ戻ってしまったんだな。
いいねー。夜桜。
今回は日航成田ホテル。
夕食はバイキングのレストランを選んだ。食事はとても美味しかったです。
これ、ビールだと思うでしょ?
なんと、辛口のシードルでした。2000円くらいで飲み放題だったので、勿論そうしてもらった。
シャンパン飲み続けた後はビールが美味しくないんですよ。
このシードルは美味しかったなー。セブンイレブンで売り出して欲しいものです。
のんびりシードルを飲みながら食事をして、旅の余韻のひと時。風が強かったけれど桜がまだ満開で、素敵な夜でした。
春の旅は秋に完結。長々とごめんなさい。
また、山の出来事、旅の出来事、書きますのでよろしく!
おわり
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