7月5日。牧草収穫は順調に進んでいた。
ネルソンさんはレーキで同じ列を2往復しなければならず、大変だったと思うんだけど、休まず淡々と作業を続けてくれた。晴れるととにかく暑い🔥💦
レーキが終わると、一輪車での運搬を買って出てくれる。とても心優しい方です。
今日の作業を終え、777号線を走る。
ジャガイモが随分と育ち、花が咲いてきた。毎年この作業をする頃にジャガイモの花が咲く。白や紫色の花がとても美しいんだ。
ホテルへ戻り、シャワーを浴びて缶チューハイを一服。
日が沈む頃、ラウンジへ行きワインを飲み始める。
翌日も晴天が続き、作業が捗った。
相変わらずの一輪車係長です。100kgを何度も運んだ。
トラックへの積み込みをしていると今日もネルソンさんが一輪車係を変わってくれた。
あ、そうか・・・2人は仲良しだから邪魔しちゃいけないんだ!^^;! と気づく。
この日もジャガイモ畑を見ながら往復する。片道30分の心休まる時間。
翌朝は配達からスタート。
痒いの??
どんどん上に積み上げる癖があります。
大丈夫だな。
ホテルへ戻ると部屋は雲の中だった。
また晴れてきたり。霧が出ても曇っても最初の頃雨が続いた日々のような悲壮感ナシ。
翌日は積み込みからスタート。曇っていると涼しくて捗ります。
ここからあと2段は積まないと。
草刈りが進んだので、ネルソンさんはレーキでの作業が中心になる。
テンテンは斜面になるとビビってベーラーから降りる。本人曰く「危険なので押さえながら作業している」そうです。
だんだん要領を覚えてきて。3束100キロを運ぶと先頭の束が落ちて転がったりする。その手間と、歩くスピードを考えると2束を写真のように置いて歩いたほうが早いことがわかった。
だんだん一輪車で取りに行く距離が遠くなる。毎日10000歩から20000歩の歩数になる。
あの奥のピークを下った先から
下にあるトラックまで1列だけで何往復もしなければならない。反対側はまだ距離が短い方である。体力は別としても収穫のペースを早めなければならない為、流石に限界がありトラックを買ったんだけど、今年の収穫に間に合わなかった⤵️
1段目を立てて積んでみたけれど、運べる量はあまり変わらなかった。(試行錯誤が続きます)
また急坂を登らなければならない。
登って取って下るを繰り返す。
重労働だけど、出来高が見える農業はとても楽しいです。営業より農業だなぁ〜
肩書きを「代表取締役営業」から「代表取締役農業」に変えたい。
昨日運んで随分と溜まっていたけれどもうこんなに減っていた。
テンテンボケっと突っ立ってんじゃねぇ💢先輩が働いてっぞ!!
とは言わなかったけれど、ちゃんと一生懸命運んでくれました^^
翌日
晴天から
曇って作業が楽になる。
全体の作業だんだん終盤になってきました。
この日の作業も終わり・・・
ホテルでお風呂に入り
エレベーターに乗ると、このホテルでは豊浦産のウニが食べられる事を知った。豊浦スゴい!!
今日はラウンジでのんびりです。だんだん先が見えてきたので焦りがなくなり、マイペースで作業が出来るようになった。
今日も2人はアホアホアフォガードを最後に食べる。
食事を終え・・・外に出てみた。
「モノレールがあって、あちら側には夢の国があるんだぞ!!」とテンテンに言っても信じない。なかなかノってこない。
「いいから行くぞ!!」とモノレールに乗せると最初からはしゃいでいた^^;
楽しそう
夢の国へご案内〜
写真撮らなかったけど、メリーゴーランド喜んで乗ってました💮
2頭はガオガオ言っているようだった。こっち見てる。目が合う。
子供たちが大勢いた。
外で見つけてしまった。
迷路の入り口
入り口から後ろを振り返るとプロジェクションマッピングをしていた。
何か相談中
子供らに先を越される。
あまり面白くないのかと思ったら・・・
メチャメチャ楽しんでいた^^; 腕組んで仲いい・・・^^; ちょっと足短くね!?
出口へ行くと、2人でハートマークを作って待っていました^^; アホ〜アホ〜🦅
あまり乗る人は居ないけど、行けば必ず乗せてもらえます。無料。
とても楽しかったのか笑顔が絶えない2人・・・ ご満悦のようで・・・
高橋さん、首から何かジャラジャラ掛けているけど、「あれ!?それって、釣り餌のサシとか入れるやつじゃね!?」というと、「そうなんですけど」と。タバコ入れにしているそうです。そーゆー使い方があったか・・・
ルスツリゾートのカワいいモノレールにまたお世話になりました。
シンプルな操縦席
村の街灯はオレンジで統一されている。霧の日も幻想的で美しい。
翌日
今日の雨はギリギリ。作業を進める。
ハングオンしてるみたいでカッケ〜な!逆バンクだけど。
今日はロールになるスピードが早いので、100キロコースを頑張って運びました。
レーキのおじさんも頑張ってます。
収穫のペースが早くなり食べさせながらもどんどん積み上がっていく。
自分はトラックから下ろす係長。
おー!!すげーな〜!!
天候不順で解体が遅れてしまい、収穫する部分にまだパネルが倒れていたりもします。
山林部分のあちら側はほとんど終わり。
遥か彼方にロールが1つ見える。あれを取るためにまたこの距離を歩いて行かなければならない。効率が悪いけれど、今のところはこの作戦しかない。
写真で見るより角度が急で、テンテンは必死に踏ん張っていた。
なるべくこちら側で丸めなさい。
さっきの奥の方まで歩いて1往復して戻り、また1列下を歩いてきた。遠い。
こっちに来るまで待ってましょ
牧草収穫の為、撤去したパネルの運び出しを急いでもらった。
もう疲れたよ・・・
トラックに積み、また配達。今日は何回目だろうか・・・
上に挙げるのもなかなか大変です。30キロあるからね。
その夜・・・
村の上に雲が薄くかかり、その上では月がギラギラと輝いていた。
月が明るすぎて星が見えない。でも、いい夜でした。
翌朝。
昨日貯めておいた牧草を一気にトラックへ運ぶ。
満タンにして・・・
牧場へ運んだ。気合が入ります。おりゃ〜!!
一生懸命やらないと終わらない・・・
この日は作業がはかどり、これ以上作業出来る場所が無くなってしまった。気付いたら今日で終了。一部、どうしても刈れない場所があった。
今日も月が出ていた。
打ち上げ花火みたいな月でないかい??
どうやらあの辺りに雲が発生しやすいようだ。
最近しょっちゅう目にする龍のようにも見えた。
翌朝
昨日の月夜と同じ方角。朝も雲がある。
天気が良い。
車で現場へ向かう。
今日もジャガイモの花が綺麗で、日に日に花の数が多くなる。
いいなぁ〜 天気が良ければもっともっと咲くと思う。
昨日で収穫を終え、今日は1日かかって機材を掃除したり、簡単な整備をしたり、トラックに積み込んだりした。作業の写真はナシ。
現場で荒っぽい作業をする(工事)人が居るので、代理人を呼んで注意した。なかなか伝わらないので、イライラ💢してしまい、自分から直接優しく伝えたらすぐに理解してくれた。話せばわかるのよ。
ホテルへ戻り。風呂に入り、いつもの缶チューハイで一服。
今夕の夕焼けは美しい。達成感。もう少し丸めたかったけれど。現場の状況が状況なので仕方がなかった。
今日はどうしてもとうもろこしが食べたくて、探したけれど売っていなかった。
缶詰のスイートコーンを3缶と、冷凍のスイートコーンを3袋買ってきた。食べ比べると缶のほうが美味いことがわかった。早く採れたてが食べたい。
この夜は雲が高く、遠くの灯りまで見えた。あの灯りの中に一家の団欒があるのだろうな。俺は彼らとの団欒が毎晩続く^^:
翌朝快晴。昆布岳がすっきりと見える。
車で出掛けます。
羊蹄山は雲の中だった。しばらく姿を見ていない。
ジャガイモ畑の中を走り・・・
昆布岳が見えるあたりはとても綺麗だった。
昆布岳の麓をまわり
ニセコを抜けて・・・
日曜日だったので今日は久しぶりの休みにして、森町までやってきました。伊達の鈴木さんオススメ。二郎長。ここに地獄行きのラーメンがあるらしい。
う〜む。ここは負けられないので地獄の3丁目へ行ってみようと思う。ヤツらは裏切って普通に味噌ラーメン頼んでいた。
おお!!やるじゃね〜か!!
いただきます。
辛い。けれど我慢できない辛さでもない。唐辛子が大量に入っているんだわ。んで、美味い!!
ヤツらはスープを一口飲んだだけで咳き込んだりむせたりしていました。「味噌ラーメンうめ〜っす😋」とか言いながら・・・特にテンテン・・・
八雲のパーキングからは豊浦方面が見えていた。
長万部で高速を降り、帰りは倶知安のスーパーで軽く晩ご飯を買いながら帰った。最近羊蹄山の天辺がなかなか見えない。
電線が入ってしまったけれどニセコ連山。
残念ながら羊蹄山は最後まで顔を見せてくれなかった。
トラック販売会社の中村さんがわざわざ現場まで来てくれて、ビール1ケースと日本酒を置いて行ってくれた。
ビールは作業してくださっている皆さんへお裾分け。
「北海道といえばこの日本酒が一番です」と言われて日本酒だけ頂戴した。
増毛町の国稀酒造さんの逸品。
確かに度数が高く、辛口なのに穏やかで爽やかな後味。氷を入れたり冷やして飲んだらとても美味しかった^^
中村さんとご提供ありがとうございました。
次の日は予備日としてとっておいた。役所へ行くとか、作業が終わらないとか、積み込みや片付けが進まないなど、現場では何かが起こるものだけど、何も起きなかった💮
ふむふむ。そうなると、この山へ登ってみたくなった。
どうやら右奥の尻別岳(日本200名山らしい)まで縦走できるのではないか。まずは下見をして、本当に行けるかどうか確認しないとならない。
モノレールでルスツリゾート側まで行って
遊園地とコテージの間の道を歩いて行くと
どうやらトレッキングコースがあるらしい。この看板に順って歩くことにした。
砂利道から森の中へ入っていく。
この番号が順番に上がっていく。
今日のリュック。一応水とタオルは入れてきた。
今日は誰も歩いていないのか、蜘蛛の巣が顔に引っかかる。
車で入れる砂利道をまたぎながら進みます。
「カカカカカカカカカカ」と音がする方を見るとクマゲラが近くにいた。
何度も車道を跨ぐ。
少しずつ開けてきた。
森を抜け草地に入った。
尻別岳方面。ちょっと嫌な雲行き。
登山道確認。
突然看板が変わった^^;今度は「V」ってど〜ゆ〜こと〜💦
立ち止まって眺めていて解ってきた。とりあえず「V1」を目指す。
また林へ入っていく。
「V1」を目指すと決めたのに、さっきの「F」シリーズの看板がまた出てきた😅どーなってんの??
鉄塔があったので場所は掴めた。
ワラビが群生していた。北海道あるある^^;
振り返るとホテルが随分と低く見えた。
道路脇へ水を流す簡単なシステム
砂利道はこうしておかないと水がどんどん底を洗ってしまい凸凹になる。
遊園地の上にある山、橇負山の山頂に到着〜 留寿都村中央方面。
その奥には洞爺湖が見えた。
パラセーリングの方が近くの上空を旋回していた。
風が強かった。
尻別岳へ向かう登山道がよく見えた。しかし、雲行きが良くない。それに、もう午後になってしまった。
ウチのビル、買う前はV10ビルと言いました^^
見晴台へ上がったけど、羊蹄山は今日も雲の中だった。
ホテル方面。一大リゾート地です。
天気が悪くなりそうに見えたので、縦走は諦め、次の機会にすると決めた。
モンシロチョウだと思うけど、サイズがデカい。
下山開始。さっきの「V」とか「F」のルートだと、20分以内で下山できそうだったので、砂利道の車道を葛折りに下る事にした。
やっぱり、ワラビが群生していた。
あとはフキやイタドリがほとんど。イタドリの葉っぱ(新芽)は、少しヌルヌルしていて案外美味しい。
今度はコテージ側からモノレール乗り場へ。
振り返ると利尻岳は頂上が見えいていた。雨雲っぽいけど降ってはいない様子。あれ〜??この調子なら行けたのか??
それにしても今年は天候不順。天気は目まぐるしく変わってしまうし、低山を挟んだこちら側が晴れているのにあちら側は雨だったりした(収穫もホテルは晴れていて、現場は雨という日が何度かあった)。
尻別岳は下から直登で1時間半らしい。そんなのピストンしてもつまらないから、こちらから縦走がいいだろう。
一日中晴れた日に時間が余っていたら一度挑戦してみよう!!
つづく
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