一昨年の西表島、石垣島への出張から始まり、昨年から本格的に行き来が始まった沖縄。
那覇にマンションを購入し、不動産の購入を少しずつ始めてていた。
「銀行の役員を紹介したいので来て欲しい」
と、ありがたい連絡をもらい、5月20日から23日までの4日間出張してきた。
福島駅まで歩いていく。清々しい朝だった。
仙台空港もいい天気。
いつも修学旅行生が居て、飛行機は満席。
それなのに、隣の席は空いていてのんびりできた。
飛び立つと雲の間から天明の発電所が姿を見せてくれた。
行ってきます
雲の中から
富士山にまで見送ってもらえた
行ってきます
日本アルプスの山々も雲間に見える。
その後は厚い雲に覆われていた。
沖縄に近づくと右に左に旋回を繰り返しながら上手に雲間を下降していく。
雲と雲の間を飛び
下の雲の中へ飛び込み
抜けると青い海が見えてきた
ちょっと天気は良くなかった。
貨物線と並走する
那覇空港の拡張工事は進んでいた。
無事着陸〜
最近、毎週離陸と着陸を繰り返している。
空港に着くともーちゃんこと毛利さんが待っていてくれた。
ウチの顧問をしてもらっている。
座席が取れなくて1日早く沖縄入りし、1日遅く戻る予定。あんなにガラ空きだったのに。
レンタカーで沖縄本島の東側を見て歩くことにした。
沖縄へ投資を始めたけれど、あまりにも知らない事が多すぎる。
毛利さんは以前勤めていた会社のグループで、沖縄本社の社長を1年間していたので、1年中沖縄を見て歩いている。そんな方のご案内をいただけるのだから、早く色々な所を見てみたかった。
ちょっと雨模様で。
車で渡れる島を目指し海中道路を行く。
与勝半島から入る事ができる。
途中の道の駅。
天気良ければ最高なんだろうけど。
気になるネーミング^^
道の駅かと思ったら海の駅なんだって^^
今日はドライブだわ。
この道路は、海の浅瀬に土手を築いて築造したそうです。
全長4.75km
空港からは約40キロ北です。
天気が悪くても海が青い。
平安座島から浜比嘉島、宮城島、伊計島を巡る。
天気の良い日に来てみたい。
帰り道。
道路からだったけれど、2000年にユネスコの世界遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のウチの一つを眺めた。
毛利さんが運転してくれて。
那覇への帰りは雨が強くなってきた。
自分のホテルの近くの、以前、三浦さんに連れてきてもらった「パイかじ」へ。
生演奏付き。
この、豚足の揚げたのがウマ〜いです^^
福島ではまず、豚足なんて食べないけれど。
沖縄のものは臭みも全く無く美味しい。
おとなしく10時頃帰路についた。
翌朝。
午後2時に銀行へ行くので、午前中が勿体無い。
という事で、朝早くから那覇市内の名所を案内してもらった。
ジャングルの奥に都会が広がる。
車を置いて歩く。
沖縄らしい建築様式の住宅の奥にも都会が見える。
那覇は大都会です。
首里金城町の石畳道へ。
以前はこの立派な道が、首里城からずっと遠くまで敷かれていた為、この道を使って攻めてきた敵にあっという間に落とされてしまったという歴史もある。
ちょっと薄くなったけれど案内板がありました。
水場もある。
こんな低い山の中腹で水が湧いているのが不思議だった。
よくこんなに石を積みました。
昔の人々は凄いよなぁ。根気があるというか、ずっとやっていたんだろう。
一筆書きかと思ったら道案内だった。
石畳沿いにも民家がある。
沖縄の草花。
なんだかパワーを感じる場所へ導かれていった。
神々しい。
アカギという種類の木々だそうです。
手書きの案内が素晴らしい。340年前から霊気を感じたとは。
300年のアカギは大きすぎてカメラに収まらない。
こんな高台の平屋に住むのもイイね〜
歩いて駐車場へ戻る。
今回のレンタカーは水色のスズキ君だった。
観光客へ解放されているこの駐車場は1発でしかもヤマカンで辿り着いた^^
呼ばれていたのか??
識名園へ。
琉球王朝一族の保養所と外国からの要人の為の迎賓館として利用されていた。
ここも世界遺産に登録されている。
はごろもの木
幸福の木だったか、チングルマみたいな花が咲いていた。目玉焼きみたいでしょ?
これが迎賓館だった。
平屋だけどデカくて立派。1799年築。
発音が違います。
ゴテンとは呼ばない。
こんな昔と変わらない景色。
ここで要人を接待したのだろう。
平面図
絵になる
石に丸太を載せただけ。
沖縄は地震がないから持ってるのだろう。
世界トイレ研究家としては琉球の古いトイレも外せなかったけど、本州の厠と変わらなかった。
使用禁止
ここでもてなす食事を準備したらしい。
反対側へ。
錦鯉が泳いでいた。
六角堂は新しく再建されたものだそうです。
「デイゴの花が咲く」という歌詞が有名だけど、こんなに大きな木の事だった。
この識名園は高台にあるんだけど、ここから海は見えない。
この場所から、琉球は小さくないんだと、広大な土地を所有しているんだと思わせる狙いと、海など見えない中国大陸からの客人が中国を思い出せるように海の見えない場所を選んだとも言われているようです。
世界遺産のプレート
次は福州園へ。
完全に中国ですわ。
ヒスイカズラなんて、こんな花見たことも聞いたこともないよ。
んなのあるわけないでしょ!!
どーせ色でも塗ってるんでしょ!!
あるわ!!
最近、青いバラが出来たという話を聞いたけど、こんな真っ青の花もあるんだ。
七重の塔がある。
タイサンボクの花。
満開というか、全開??
モクレンによく似ていると思ったらモクレン科でした。
タイのグリーンカレーのような色の池。
美味しそうには見えない。
コイがヤケに近寄ってくる。
あ、自販機でエサ売ってました。
だから、もらえて当たり前的な寄り方をしていたんだわ^^;
亀もいたけれど、耳元が赤いから、昔のアイドル・ミドリガメじゃないすか??
ちょっと岩山気分で。
登ってみた。
ん??
城壁の下がコンクリートみたいだけど??
土壁じゃないの??
新しいんだわ^^;
大昔の建物だとばかり思っていたら、最近出来たんだわ^^;
てなわけで。
「近くに美味しいソバ屋があるから行こうよ」と言われ付いていく。
「亀かめそば」って、あんまり美味しそうなネーミングじゃないよね(汗)東北なら潰れる。
アメリカンなサーバーは麦茶が入っている。
美味いのよ美味いのよ^^
ヨモギの苦味がまた合う。
沖縄って、店構えでは美味しいか不味いかはわからないんだよね。地元の方に聞くのが一番です。
一旦ホテルへ戻り、シャワーを浴びて仕事着に着替え銀行の本店へ行った。
役員室へ通され、常務さんとお会いさせてもらえた。
今まで展開してきた事業、これから沖縄で行いたい事業などについて質問をされ話をしてきた。
話をしながら気づいたんだけど、現在の投資額が150億円を超えていて、役員も驚いていたけれど、自分でも驚いてしまった^^;
すぐに担当の支店長へ話しを通しておくと言って頂き、取引きのお願いをして別れた。
とても品のある、素晴らしい役員だった。
緊張がほぐれたところで、毛利さんにまだマンションを見せていなかったので寄ってみた。
常務と別れて10分後に支店長から電話が入った。一度ゆっくり話をしたいと言われ、ますますほぐれてきた。
今日は夕日が綺麗なのだろうけれど、沖縄の応援団の皆さまとと18時から食事の予定があるのでまたもや見逃した。
いつになったらこの部屋からの夕日が観れるのだろうか・・・
雲ひとつない最高の天気。
残波岬まで見えていた。
なかなか、カッコいいでしょ??
夜はまた、沖縄料理で盛り上がってしまった^^
こちらで事業をしている社長と顧問と毛利さんと私の4人で飲んだ。
これからの足がかりが出来たのもこの応援団の皆さんのお陰です。
沖縄に通うようになってから一番美味しいオリオンビールと泡盛を飲む事が出来た夜だった。
つづく
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