社長のDiary

3月最後の北海道へ(大雪にbokoられる)

話はちょっと遡り3月最後の旅です。(ちょっと❌ ずいぶん⭕️)

 

今年の北海道は「30年ぶりの大雪」と言われた昨年の積雪を軽く超えていた。

日程の関係で、真夜中に福島を出て、青森港を目指していた。早朝のフェリーに乗り函館へ上陸する。

今回の旅は、車での走行が長く、まだまだ冬の東北北部では何が起こるか分からないので、日曜朝5:20発の船に乗る為、早めの土曜日23時頃に出発した。

 

ほとんど自動運転で快適に走った。この時間はトラックや乗用車も少なく走りやすかった。

2度目の休憩は津軽パーキング。久しぶりに寄るとセブンイレブンが出来ていた。

お客さんはいないけれど、トラックがズラリと並び皆さん仮眠しているようだった。流石に自分も眠くなってきて。眠れるのが羨ましい。

 

 

津軽海峡フェリーの青森港に到着。

 

 

以前、青森港からは青函フェリーに乗ったけど、青森→函館間を津軽海峡フェリーで渡るのは初めてだった。

個室を予約しており、2時間ほど船内で眠る事ができた。

 

 

航行時間は3時間半と短かかったけれど、無事函館に到着。朝の9時過ぎ。

大雪に見舞われた函館もすっかり雪が無くなっていた。

この調子だと我が豊浦町も雪が消えているのかも・・・??

 

 

今日の移動はいつものキロロリゾートへ直行。津軽海峡を左に見ながら松前方面を目指し、日本海を北上してドライブがてらホテルを目指すことにしていた。

左手に函館山を見ながら進む。

 

 

福島県とご縁があると思われる福島町に入った。

 

 

街の中心部に道の駅があり、こちらに元横綱千代の富士の記念館のような施設があるらしい。

この次は寄ってみたいと思います。

 

 

 

以前このルートは逆に函館まで走ったことがあった。

 

 

いよいよ松前町が見えてきた。

 

 

海のあちら側には竜飛岬が見えていた。

 

 

松前の道の駅に到着。とりあえず一休み。

先ほど超えてきた峠の山が見えていた。

 

 

せっかく松前まで来たら寄りたい所があった。

道の駅からすぐ近くに見えている。

松前城天守閣。

かなり小さいのと、新しい感じがしたので観光用なのだろうか?それとも、こんなに小さなお城だったのだろうか。

ちょいと調べてみました。

どうやら1855年と、お城にしてはかなり新しい年代に築城された北海道で唯一のお城。

1868年、私が生まれる100年前に土方歳三率いる旧幕府軍に攻め落とされたが、翌年新政府軍が奪回。

天守は国宝に指定されるも、1949年に消失してしまい、1960年に鉄筋コンクリート造で再建され今の姿となっているそうです。

 

桜の木がたくさんあり、桜の季節には祭りもあるようだった。

拙者は先を急ぐ身。早々と城を後にした。

日本海側北部および北海道沿岸特有の茫漠とした景色が続きます。

残念ながら天気には恵まれなかった。

 

昨夜から何も食べていなくて、昼過ぎになる。流石に腹が減ってしまい、通りがかりの「蕎麦」の看板が気になり、入ってみる事にした。(自分には珍しいのだけど、空腹には勝てない。腹が減っては戦はできぬ。戦っているわけでもないけど・・・)

席から海見え。

 

 

ミニ天丼のセットを頼んでみた。とても美味しい蕎麦だった。

 

海を向いた席で食べる蕎麦は初めてだった。海の方で美味しい蕎麦屋さんに出会ったことが無い。ほとんど山の方にある。

 

 

北上を続けると少し晴れてきた。

 

 

車を停めて眠気覚ましに写真を撮る。雲は進む方角を示しているようだった。

 

 

寿都(すっつ)の港。

 

この道の駅に寄るのは3回目だった。

ここからキロロまで近いと感じられる距離。(2時間以上かかるけど・・・北海道タイムです)

 

 

いよいよ羊蹄山が見えてきた。あと1時間。

 

 

無事ホテルに到着。荷物を部屋まで運んでもらい、ローランドや馴染みの方々が居るラウンジで赤ワインを一服。

「デキャンタで持ってきましょうか?」と言われたけど、流石に疲れていてそんなに飲めそうもない。(俺としたことが⤵️)2杯だけ飲んで「明日また来ます」と告げ、部屋へ入った。

ホテルから途中で電話が入り「今週から混み始め、いつものスイートだと最後の1日に予約が入っている。和室スイートならレイトチェックアウトまで過ごせるけどどうでしょ?」と言われ、「和室スイート泊まってみたかったんです。布団で寝てみたかったんだ!!」と伝え、今回は和室スイートに泊まる事になっていた。上はリビング。

 

 

布団が敷いてある。

ルームクリーニング時に布団を上げて行ってくれて、夕方には布団係長が敷きに来てくれる。「自分で敷くから大丈夫ですよ」と断ってしまったけれど、このホテルに和室がそれほど多くあるわけでは無いだろうから、そう思うと仕事を奪ってしまったような、複雑な気持ちであった。

 

 

 

リビングから玄関ドア方面。

 

 

トイレは和式じゃない👍

 

お風呂と左がシャワー

 

洗面所は1人分。いつもの部屋ほど広くはなかったけれど、充分だった。

 

 

 

いつも通りりんごとみかんは安田テンテンにあげて、その他はありがたく頂戴した。(いちごは腐りやすいから」

キロロの帽子は今年、各部屋にサービスで置いてあるらしく、この白い方は自分の愛用品になった。似合うかどうかは賛否両論というか「否」しかなかったんだけど、気に入っているんだから仕方がない。

 

 

 

翌朝。今日も曇り。

こちら側を向いた部屋に泊まるのは初めてだった。しかも6階だから低い〜

 

 

スキー場のコースが一部見えていた。

 

 

部屋まで続く廊下からはこのように建物内部を見ながら歩けるようになっている。

 

 

朝食をとり、現場へ向け出発。朝食会場へ行くとスタッフの皆さんから「お帰りなさい」と言われ、会話しながら楽しい食事でした。

 

 

道路には雪がなく、道路脇に積み上げられた雪も随分と低くなっていて、ニセコの山々が見えるくらい下がっていた。

 

 

羊蹄山も見える。

 

 

畑には重機が入り、春の支度が始まっていた。

 

 

途中、京極の雪捨て場はまるで富士山⛰のようになっていた^^;

長い時間除雪お疲れ様でした。

 

 

 

 

留寿都の山が見える。

 

 

白樺林の中を急ぐ。

 

 

遠くの山々が見えるので雲が高く、雪の心配は無さそうだ。

 

豊浦の現場に到着。雪が多い。まだまだ多い。函館のように解けていなかった。

パネルが立っているように見えた。

 

 

完全にパネルが立っている。

ヤバい・・・・・

 

道路だけ少し土が見えていた。

 

 

パネルが立つということは

 

 

雪で低い部分に荷重が掛かり、壊れてしまっている。

 

 

もうメタメタ

 

 

おまけになんか赤いのがあった。

 

 

雪を避けるためにしまっておいた手押しの除雪機が挟まれて出せなくなっていた。

 

 

可哀想に・・・

現場はほとんど壊れているように見えた。

手塩にかけた可愛い可愛い発電所が・・・

 

 

もう自分には手出しできる事はなく、現場の全体把握を急がなくてはならなかった。

帰ろ。

 

小さな自分をデッカい羊蹄山が迎えてくれる。

 

 

真狩村に入った。

ロイヤル農機の大橋代表へ除雪機の修理を依頼したいけれど、取り出せないからまだ相談できない・・・

 

 

 

空は晴れてきて、どんよりとした心を晴らしてくれた。

 

 

北海道の自然には痛めつけられるけれど力も貰える。

 

 

この光景が頭から離れないままのドライブ(涙)

 

 

美しい。

 

夜はラウンジで1人ヤケ酒だった。

翌朝。また天候が悪化。

 

 

3月中旬を過ぎたのにまた雪が降った。

 

 

現場へ行く前にお土産を買いに1箇所立ち寄り。

 

ホテルから現場へ向かう途中に赤井川村中心部があり、そこから少し左へ入った、5号線に出る前に「銀山駅」があることをたまたまナビで見つけた。

岡崎兄貴のお土産に切符でも買って行こうと立ち寄ってみた。

 

 

長万部と札幌の間の駅。

 

 

電車も結構走っています。

 

 

 

無人の駅だった。

後日、自宅で男はつらいよを見ていると、寅さんのバイ仲間が入院したのを聞き、札幌へ行く場面があった。仲間の息子が国鉄に勤めていて、その息子に見舞いへ行くよう話に行くシーンがあったんだけど、そこに当時の銀山駅が出てきて驚いた!!機関車の水を補給する基地だったようだ。

映画ではもっと大きな駅に見えたんだけど、今ではひっそりとしていた。

 

 

無人駅なのに、近所で切符を売っているという^^

 

 

 

銀山駅を後にする。

 

 

少し駅から下がったところに商店があり、ここで切符を売っていた。

ラインでこれらの写真を送り、戻ってから切符を届けるとアニキはレアな切符と写真に喜んでくれた。

よかったよかった^^

 

 

現場へ向かう。

 

 

今日の調査を終えて来客のみなさまへ手渡すお土産を買いがてら長万部へ。

いつものハッピーディアーズで「胸に響くはっぴー語録」を読んで元気を出す。(ちなみにトイレに貼ってある)

 

 

この着ぐるみが欲しくて「売ってないの?」と聞くと「非売品です」と。社長へ販売へして貰えるよう伝えてねと言い、お土産を仕入れて店を後にした。どうしても欲しいです。

 

 

次の宇宙軒ラーメンを探していたんだけど、たまに行く「浜ちゃんぽん」へ寄った。

辛味噌ラーメンに辛さを大からにトッピング出来る事が分かり、試しに注文してみたらなんと!!宇宙軒に対抗できそうな味である事がわかった!!

ハッピー語録のおかげで良い事も起きた^^

 

今夜は来客があり、しかし、ラウンジでの食事が今日はできないという。

ラウンジのマネージャーと、ホテルの総支配人が相談してくれて、

「ラウンジではご自由にアルコールはお飲みください。今日は4:30以降いつでもお越しください。レストランを予約しておきました。こちらでもラウンジで提供しているアルコールは無料でお飲みください。」と、最大限の配慮をしてくれた。

レストランは初めて入ったけれど、とっても美味しいイタリアンだった。

別の、客人の部屋からの眺め。俺の部屋よりいい眺めじゃね〜か!?

 

 

 

来客といっても安田テンテンだから、ホテルのみなさん、そんなに気を使わなくても良かったんですよ^^;本当にありがとうございました。この男とても喜び楽しんでおりました。(ずっとワケわかんねぇ事しゃべっていただけなんだけど・・・右耳から入ってそのまま左耳から抜けて行く程度の話題しかない)

 

 

翌朝。天気がいい。テンテンは一緒に朝食を食べたら苫小牧からフェリーに乗るので早めに(10時過ぎ)出発するという。19:00発の船。ここから苫小牧までいくらゆっくり行っても3時間だから、港で暇なんじゃね??

 

この日は1日予備日を取っておいた。テンテンが帰ってしまい、現場はコテンパンに壊れていて、自分が行ってもどうにも出来ない。全体を把握する為の調査も昨日で終わった。

気晴らしにドライブ。

 

 

銀山駅の麓を通り、5号線へ出た。

 

 

正面にはニセコの山々が見えてきた。

 

 

5号線を右折して日本海側を目指す。

 

 

途中、ニセコの山々が綺麗に見えていた。いつも見ているニセコの裏側。

 

 

左奥には羊蹄山も見えていた。

 

右奥の山が終わっているあたりはもう日本海だ。縦走したら面白いんだろうな。

 

泊原発のあたりに「ニシン御殿」の看板があり、寄ってみた。

よくひいおじいさんから幼い頃に聞いていたニシン御殿。小樽のものに比べたら少し小さかったです。

 

 

振り返ると港町の奥にはニセコの山々。

 

すごいねぇ〜。山は海まで続いている。縦走すると最後は海に出るのだろうか。今度調べてみよう。

 

 

アップにするとますます雄大さがわかります。

 

 

途中の道の駅にはいつもの方が座っていた。

販売所はクローズされており、トイレだけ入れるようになっていた。

 

 

道の駅から道路を渡り、防波堤の上に立つとまだニセコが見えていた。

 

 

進む先には奇岩と言えるような岩が海から聳えていた。

 

あの岩の根あたりには魚がたくさんいるのだろうか。

北海道に通ってもう数年経つというのに、釣りやスキーに一度も行っていない。

 

 

あの岬の裏側を目指す。

 

 

積丹半島先端の神威岬。ここも竜のような怪獣のような神がかった地形をしている。

 

 

振り返ると日がだいぶ傾いてきた。

 

 

積丹の海は「積丹ブルー」と言われるくらい青いそうです。

 

 

今日はコンビニなどで買い出しをして、部屋でのんびり過ごす事にした。

 

 

翌朝。

朝食を食べにレストランへ行く。

このホテルに泊まるのも最後になるだろう。

 

 

実はキロロリゾートは他のホテルチェーンへ経営を譲渡するらしい。マリオットとは関係の無いホテルになるみたいで、アンバサダー会員を維持しておきたい為、ここへ来る事はなくなってしまうだろう。

 

あの屋根の下のフロアがいつも泊めてもらったスイートルームだった。

発電所の工事が完了する頃からお世話になったホテル。なんだか寂しい。

お世話になったホテルの皆さんとも会えなくなるんだなぁ〜

 

 

とても大好きなホテルでした。

 

 

前回は大雪で迂回をしながら港へ向かったけれど、今回は余市から高速に乗り、札樽道を通って港を目指した。

 

 

高速も雪がだいぶ減っている。

 

石狩湾と石狩地方の山々を見ながら小樽を通過する。

 

 

高速があまり好きじゃないので、混雑しなくなる北広島のインターで降り、裏道を使って苫小牧東港を目指した。

小樽と札幌は混むので一般道を走るのがあまり好きじゃない。

 

 

苫小牧に入ると雪解けで道路は濡れていた。

 

 

橋の上の交差点で止まり、信号待ちをしているときに何気なく左を見たら、鹿のみなさんが群れをなして何かを食べていた。それに、こちらと目が合うと合わせたまま動きが止まっていた。雪どけのところに新芽でも見つけて食べているのだろう。いよいよ春だわなぁ〜

 

 

夕焼けの美しい雲。港はもうすぐ。

この日は鹿のみなさんがたくさん群れていて、何度も遭遇した。

 

 

 

港の手前の直線。

 

 

港へ曲がるすぐ手前で最後の鹿らに遭遇。

 

港到着。

 

トレーラーの搬入が行われていた。

最近、荷物が多いのか、新日本海フェリーは船へ車で入る時間がどんどん遅くなっている。それに、出港が遅れるのが当たり前のようになってきた。

 

真夜中。ベランダに出るとまだ寒い。雲の中に淡い光を放つ月が出ていた。

津軽海峡だったので、大間あたりの灯だろうか・・・

 

 

翌朝。

秋田港へ入港。1時間半かけて荷物と乗客を降ろす。

 

 

お風呂から上がった頃に出港。

 

 

風力発電はグルングルンと元気に回っていた。

 

 

 

今回は陸側の部屋。

 

風によるうねりがあるものの、それほど荒れていない海。冬は終わったんだ。

 

 

新潟港が見えてきた。

 

 

港内に入る。

 

 

新潟も風が強かった。

 

 

朱鷺メッセが目立つ。

3月20日。今回の重苦しく、また、寂しい別れの旅は終わった。

いよいよ発電所の再建へ向けて動き出さないと、冬までに完成出来なくなる。忙しくなりそうだ。

 

 

休み明けの22日は来客(5組)と工事を発注している現場2箇所の確認で1日が終わった。

23日は信金の役員会。久しぶりにみなさんとお会い出来た。地元の社長会長との付き合いも楽しいものです。

 

 

ESTAビルの地下1階へ街中交流館に入っていただく事が決まり、工事は急ピッチで進んでいた。これでビルは満室になりました。(ありがたやありがたや。感謝永遠に〜)

 

 

なかなかかっこいい。かっこ良すぎる。

天井のレールはライト、コンセントなどをつけるだけで簡単に通電できる。とても良いと昨日喜んでもらえた。(工事は弊社が負担し、引き渡しは4月上旬に終え、4月29日のオープニングセレモニーには木幡市長をはじめ、若隆景のご両親まで来て頂いたのに、28日から横浜、京都への出張が入っていたので自分はテープカット出来なかった。

完成写真はまた別の日記で掲載します。

 

長文にお付き合いありがとうございました。

おわり

 

 

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