翌朝。
ダラスへの飛行機は8時過ぎだったので朝の4時前に起きた。起きたというか自然と目覚めた。
このせっかくのテラスはとうとう使うことがなかった。
ビバリーヒルトンは高級だし宿泊費も高いけれど、みんなと同じ所に泊まるのがもちろん便利なのである。
次来る時は、1日くらいこのテラスでゆっくり過ごしてみたい。
以前、同じテキサス州のオースティンへ向かう時は空港がメチャ混みだったのに、今回は気が抜けるほど空いていた。
空港のチェックインのファストパスみたいなのを取っていたんだけれど、必要ないくらいだった。
いよいよ出発。
ユナイテッド航空は昨年のグアム以来半年ぶりの搭乗です。
あちらのアラスカエアラインの機体を見るたびに、自分の先祖はエスキモーだったのではないかと考える。尾翼のエスキモーのおじさんとは年齢を重ねるごとに自分が似て来るように思えてならないのです。うーーむ。
いつも行列ができる空港。
滑走路に到着。
エンジン全開
ふわりと飛び立つ。
眼下の雲には日輪が見える。吉
朝から霧が出ていると思ったら海は雲に覆われていた。
冬のLAの海側では毎朝のように霧が立ち込めるという。
旋回してアメリカ大陸中部の街を目指す。
すぐに原野が広がってくる。
これだからアメリカでは土地に価値が無いのですよ。
アジアの夏の雲のような雲海の上に出ると機体は小刻みに揺れた。
約3時間経つ頃、機体は降下し始めた。
雲でなかなか見えない。
見えた!ダラス上空。
なんだか工場やら倉庫がたくさん並んでいる。
工事もガンガンしているみたい。
無事着陸ーーー
ここダラスフォートワース空港はアメリカン航空のシマなんだよね。
アメリカン航空の本社はダラスにあるそうです。
でっかいターミナルにはトラムが走っていた。
お疲れ様でした。
空港内はテキサスーーーって感じ。
違う国に来たみたいだぜ。
高級レンタカーを扱うSIXT
今回はベンツの新型350だった。
噂通り寒く雨まで降っている。
いや、やっぱり寒い。LAとの温度差20度。こちらの気温は4度しかない。
ダラスは高速が発達しているけれど、LAのように無料ではなく有料区間と無料区間がある。
一旦ホテルへチェックインするために北上する。道は次第に混雑して来た。
ダラスでは車の移動が徒歩代わりで、高速での移動は地下鉄代わりなのだそうだ(大笑い)
ダラスのウエスティンにチェックインし、早速物件を見に向かう。
ダラスの物件は規模がデカイものが多かった。
この物件はアパートがたくさん並び、居室が90近くある。
約10億で購入できる。
面白い。
こーゆーのがやりたかったんだ。
幹線道路沿いなので目立つ。
exitも考えやすい。
こちらは古いアパートをリモデルした物件。
駐車場も2台分ずつ確保されている。
バーベキューコーナーもある。
センスのいい共用部分。
スポーツジムもある。もちろんプール付き。
面白いねー
プール。
寒くて入れない。
最近ではアメリカでもプライバシーを守るのだろうか。
パリだと、部屋のカーテンも閉めずに女性が着替えているのは普通ですなんて話を聞いたけど。まあそれも如何なものかと・・・
次の物件へ。
swiss通りは安全な通りで、一本裏のstreetへ行くと危険な通りとなる。
swiss通りは立派な住宅が多い。敷地もデカい。
アメリカの住宅らしいね。
治安が悪かった地区を活性化させた街。
美味しいレストランも沢山出来たとか。
ダラス郊外は治安の良い場所と悪い場所が隣り合っていて、悪いところを良い所にして行こうと皆さんが日々試行錯誤しているようです。
夕飯はチャイニーズへ。
なかなか美味しい店でした。
食事を終えて帰る頃には雷と大雨になっていた。
ホテルへ戻るとロビーでは何やらガヤガヤとどこかの会社なのか会合がお開きになったのか、大勢でガブガブ飲んでいた。
日本人チームもアメリカ人大勢ガヤガヤガブガブチームに負けないように飲み直す。
オーダーしているとなんだか見覚えのあるウエイトレスさんが注文を受けてくれた。
石黒さんはアメリカ人に褒められるほど英語が上手い。しかも決して表には出さないけれど不動産にも明るく物凄い才能と実力の持ち主。
もう3年前になるかな?クアラルンプールでお世話になった夜食事をして以来だったけれど、職場が変わるときにわざわざメールも頂戴していたのであまり久し振りな感じがしなかった。初めてお会いしてかれこれ5年くらいになるか・・・
これからも一緒に仕事をしていけたら素晴らしいと思う。よろしくね!
An actress resembling you is in Japan.
初めて見たとき高畑充希ちゃんにそっくりと思ったんだけど、いかがでしょうか?
若いのに笑顔でとてもサービスの良い、ウエスティンホテルに相応しい方でした。
ウエスティンは何処で泊まっても接客が適度にフレンドリーで心地よく滞在することができます。
浅野さんはアメリカで長い間仕事をしてきた方なので、説明や案内をしていただいた内容に脱帽。素晴らしい。完璧。これからもよろしくお願いします。
日本人で海外で頑張っている方々は、アメリカナイズではなく日本イズムで仕事をしているので、他の追随を許さないのだろうと思う。自分は不動産売買の職人を目指していたけれど、江藤ちゃん、あきちゃん、浅野さんと本国の方々よりもプロフェッショナルである。
ワインが進み、ツマミまで出てきた。
もうfullです。
楽しくそして身になる会話で夜が更けていく。浅野さんは明日からLAへ行くのに遅くまでお付き合いしてくれた。やっぱり脱帽である。世界中で活躍している人々との貴重な時間である。
アメリカに会社を設立し事業をスタートすると決意した夜だった。
ダラスの1日目で案は纏まった。機は熟した。
LAとダラスの事業でバランスを持たせ、それぞれの地域特性が2機のエンジンとなり相乗効果で発展していく。そこにはスイスからエネルギーを注ぐ。そんな仕事の組み立てが頭の中で完成した。
とてもいい夜だった。(かなり酔っていたけど)
絶対に成功できる。
それは20年どころか今後40年続くだろう!(予言)40年も生きていられるのか?(謎)
日記もつづく
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