前回お伝えしたライヴも無事終了。
久しぶりで楽しいライブでしたよ。盛り上がったねー。
1ヶ月間で10曲を仕上げる練習の日々でしたので、日記も遅れました。ごめんね。
てなわけで、アメリカの旅、最終回です。
最終日の続き。
昼、みんなでランチへ。
美味しいタコス屋があるという。
これ、前菜というか、マックでいうとポテトかな?大量です。
とんがりコーンみたいのにソースをつけて食べる。
大好きなんだけど、このコーンを原料とした食べ物は、他の炭水化物に比べ4倍もカロリーがあるということで。ここは慎重に^^;
セロリでも出してくれたら、あのソース合うし付けやすいんだけどなー。次回はセロリ持参で。
そういえば、野菜に付けるソースの硬度というか粘土は非常に難しいですね。
私は勿論、奥村さんも江藤ちゃんも夢中。
で、これがこの店のタコス。美味しかったですよ。皮は2枚付いてくるんだけど、1枚でちょうど良い。ソースはかけ放題。ドリンクは飲み放題。アメリカでは、大体の店で飲み物が飲み放題になっています。
みんなでシェアしたりして。
自分が一体何を頼んだのかさえわからなくなった。
レストランのあるここは、元空港があった場所で、空港を移設してから民間へ開放し、民間が買い上げ、大規模開発を行っている地区だそうです。規模がデカイ^^;
あーっちの方から
ずーっとあっちまで
開発区域を撮影してみたけれど・・・
ね。
先が見えない。カメラに入らない。西から東、どこまでが開発区域なのかもわかりません。
こちらは、同行した投資家の方が最近購入した物件だそうです。
綺麗で立派。近くで見せてもらったけれど、問題なーし!良い物件です。
広い駐車場も整備されていて、こーゆーのもいい。
価格感を身につけれるために、直近で売買された物件も見せてもらった。
あまり、普通で購入欲が湧かない物件もありました。
この辺りの土地が売りに出ているということで、開発をしないか?と案内されましたが・・・
そんなに大きくないんだよね。近くに大規模なショッピングセンターなどがあるのに、こっちは中途半端になっちゃう。
道路が高い。
道路から見るとこんな感じ。
下がっているから、盛り土にも費用がかかる。道路へ放流しようと思うと逆に勾配をつけなければならないので。ってことは、全体に高い擁壁も必要になる。金がかかり過ぎる。
道路もちょっと弱い。
という理由で、お断りしました。
オースティンにはアップルとサムスンが進出していて。
ここのアップル全体は Apple College というネーミングになっている。
こちらで研究開発などをしているらしいです。(企業秘密なので、あまり詳しいことは教えてもらえない)
デカイ敷地に立派な建物がたくさん建っていた。
自分にはこんなでかいことまだできないけれど、今するべきことを繰り返し行う日々ですよ。
ぜーんぶアップル。
人口が1日に300人増えるって、どうなってんのよ??
その近くには住宅分譲と、賃貸住宅がガンガン作られていた。
こちらはサムスンの方。
道路にサムスンの名前が付いている。
すげーよ。
写真がこんなんでごめんなさい。走行中だったので。サムスンの建物も立派でした。
こちらも近くに集合住宅が大量に作れらている。
職と住を近くに作ってしまう。
勿論効率がいい。
こっちのガソリンスタンドはTEXACOなんだな。
で、郊外から中心部へ移動します。
ちょっと変わったアパートだったけれど、これにピンときたんだ。
大学に近い閑静な住宅街。
ドアは暗証番号キーになっている。
ランドリーの洗濯機は少ない。
あと2台くらいは置いた方が良さそう。
グリーンに赤いドアもいいんじゃない?
階段の渡し方もユニークじゃないですか?
約2億円の物件。金額もちょうど良い。
今回購入はせず、LAとオースティンの物件を見て、比較をし、この人口100万人の州都を理解するための旅でした。
いろいろな可能性がある街だった。
面白い!
空港へ送ってもらう途中で見かけた建物。
変わってるなーと思ったら、
ロシア系のお店でした。
ちょっと怖そうね^^;
街の中心部を走りながら、最後の物件を見せてもらう。
この土地は借地で、年間1億の賃料だそうです。
交通量も少なく、こんな場所に年間1億は払えないだろうと思い、空港へ送ってもらった。
時間が迫っていた。17:00発のDELTAに乗らなければならない。
飛行機雲は北へ向かって雲を引いていた。もう少し下のヒューストンか、はたまたフロリダあたりから飛び立った飛行機だろうか。
もう、いきなり飛行機の写真です。
大変だったんだ。ホント、大変だった。
離陸の1時間半くらい前に空港に到着し、皆さんと別れを惜しむ間もなく、「早く行って!!」と言われるままエントランスより入り、機械でチェクインを済ませ、手荷物検査場へ行ったら長蛇の列だった。しかも全く進まない。
検査機は2台しか動いたおらず(5台もあるのに)1台はビジネスクラスや航空会社のアライアンスカード上位を持っている人のレーンであり、自分が並んだ方にはに軽く200人以上並んでいた。
国内線でLAまで3時間半なので、勿論エコノミークラス。あちらのレーンには並べない。
他のアメリカ人客も皆怒っていた。
それでも全く改善はされず、ギリギリで検査テーブルに。
焦っていたねー。
係官がのんびりバックを開けようとしているので自分で開けてやった。
中からいつも旅行に持って行くワインオープナーを取り出し「このバッグを持って、チェックインカウンターへ戻り手荷物を預けるか、これを捨てるのかどっちにする?」と、暗い顔をした女性の係官に言われ、「ウッセーバーロー!!」と怒鳴ってやりたかったけれど、ワインオープナーをゴミ箱に放り込んでやった。アメリカへ来る時も、国内を移動する時も、全て機内持ち込みで手荷物は預けず、そのオープナーは今までに10カ国以上を機内に持ち込まれて一緒に旅してきたのに、何でこのタイミングではじかれたのか??オースティンとは案外、相性が悪いのかもしれない。
DELTAの搭乗口に行くと、5分遅れ。少しの望みはあったけれど、今日に限ってON Time 。出発した後だった。飛行機に乗り遅れたのは初めての経験だった。
デルタのカウンターへ行き、状況をやりとりしていると、自分の後ろに二十人くらいの列ができていた。みんな間に合わなかったんだ。
アメリカ国内の空港は、今、世界で一番の最悪な空港になってしまった。
入国審査も2時間から3時間は当たり前。こんな、国内便の出発に1時間半以上もかかるなんて、世界最下位。
LAでのトランジットに4時間を取っていたので、この飛行機に乗れれば楽勝だったけれど、次の飛行機に振り分けてもらった便は2時間後、19:00発のUNITEDだった。
アメリカは国内都市間の移動のほとんどを飛行機で行うだろうけれど、不便だろうなー。東京から大阪へは10分おきに新幹線が出ていたり、自分が住む福島駅だって東京までの新幹線は15分おきくらいに出ているのに、2時間待たないと次の飛行機に乗れない。
日本はいい国ですよ。
隣にすんげーデブが乗ってきて(あまり他人を非難できるような自分でもないけれど)、ギュウギュウだったんだけど、CAが気を利かせて後ろの席に連れて行ってくれた。
別の男性CAが来て「ドリンクは?」というので、温かいコーヒーをもらった。
「Thank You ! 」と丁寧に礼を言うと「I Like You Sure!」と、優しく返してきた。
I Like You Sure って、直訳すれば「私は確かにあなたを好き」になるんだけど、そんな事言うかなー??確かに言われたんだよなー。
アメリカのネイティブの意味のある言葉なのかなー??どなたか教えてください。
ずっと、そんな事を考えながら、砂漠の中に突然浮かぶラスベガスの夜景などを見ながら、あちらからsure!なCAの優しい視線を感じながら、飛行機に揺られて東から西へと行くのでありました。
徐々に高度を下げ、碁盤の目のような街並みが見えてきた。
激しい雨が降っていた。
大雨の中無事着陸。
たまたま同じ飛行機になった大企業の副社長と部長を案内しながらターミナルを移動する。(ちょっとは迷った)
ANAの直行便で帰るということで、同じターミナルだった。
ANAのチェックインカウンターで別れ、自分はKORIAN AIRのカウンターへ。
ここからはビジネスクラスだったので、スムーズにチェックインしてもらえた。それに、LAの空港職員はみんな明るくてフレンドリーだし。システムが悪くて、厳しくなったので入国には時間がかかるけれど、出て行く者にはとても対応がいい。
出発の1時間半前にはビジネスラウンジに到着。シャワーが空いているか聞くと、今すぐ使えるというのですぐに浴びた。
とにかく、腹は減ったし、喉が渇いたし。つまみとビールを取り一気に流し込んだ。
さっきの大企業の副社長と部長に再開。ANAはKORIANのラウンジを利用するのだという。
オースティンの空港からご一緒でき、とてもホッとした。事情を説明すると「それは大変でしたねー。副社長はビジネスだったのでチェックイン早かったんですよ。一緒に入ればよかったですね。」と、旅先のトラブルで優しい言葉をかけれれて、やっと気持ちが安らいだものだ。上場企業の役員の方々は、代表者も含め、よくお会いさせていただくけれど、皆さん余裕と品と思いやりがあって良いものです。自分も見習わなければならないな。
無事、A380の座席に座りホッとする。
映画を見て過ごす。やっとリラックス。
食事が出てきて
ご飯を乗せて
赤い辛いの(チューブ)を入れて
混ぜれば完成
水飲んだりウイスキー飲んだり、うとうとしたりしながら過ごした。
早朝の仁川に無事到着。
隣は優しい韓国人のおじさんだった。二言三言言葉を交わして別れた。
トランジットの手続きを済ませ、ビジネスラウンジへ行き、シャワーを浴びて朝食。
この韓国のMAXビールはなかなか美味い。(昨日変な汗をかいたせいなのか、朝からでも美味しくビールが飲めた)
霧が晴れてきた。
でかいラウンジなんだよね。
また、飛行機に乗り換え(本日3回目)
飛び立つ
韓国の街並みが眼下に広がる。
いつ見てもどんよりして暗いイメージなんだよなあ。
それでも、美味しいビールいただきました!
雲の上へ出て
ちょっと飛ぶと
能登半島だと思う。あんな直線のところはそうそうない。あそこの砂浜は車で走れるんだけど、長いんだ^^
あのあたりが氷見で、こっち側が滑川とかですかね?
でっかい山々の上をいく
ずいぶん歩いているから、きっと旅してきた山々だと思うんだけど、上から見るとさっぱりわからない。
遠くの方になーんか懐かしいよなーと、ぼんやり景色を眺めていたら
なんと!!猪苗代湖と磐梯山が綺麗に見えました。
てことは、尾瀬の上あたり飛んでいたのか?
そういえば、山の中に広い平原が見えたよな。
ちょっと嬉しくなるよね。
一度太平洋の上に出て
着陸態勢です。
利根川かな
無事着陸ー
エンジンちゃんもお疲れ様でした
空港では某社の方が待っていてくれて、発電所建設の打ち合わせをしてから成田エクスプレスに乗った。天気が良く、スカイツリーも元気な姿で空を突いていた。
海外はずいぶんと昔から、そうですねー、25年くらい前からずーっと行っていて、最近は仕事で行くことと遊びで行くことがあり、どちらも目的を持って旅しています。その原点は、4歳から12歳までお供した、ひいお爺さんとの旅が原点なんだけど、旅好きは変わりません。
海外の知人友人が増えてきて、旅をする楽しさが以前の楽しさに新たなHappyを増やしてくれたけれど、逆に旅慣れしてしまった自分も居て、ちょっと残念にも思います。
少しわからない事が多い(言語、飛行機の乗り方、入国の仕方、ホテルのチェックイン、タクシーの乗り方などなど)くらいで旅をしている方がワクワクとスリリングな体験はたくさんできたようにも思いますが、この歳になっていつまでもスリリングな旅っていうのも、如何なものか?とも考えます。
仕事であれ、遊びであれ、旅は楽しいものですね。
新鮮な発見と喜びを求め、いつまでも旅を続けると思いますので、これからもお付き合いお願いします。
ところで最近のアメリカは、リーマンショックから立ち直り、あの事件前の水準まで戻してきています。しかし、移民により年々人口の増加するアメリカであっても、経済の伸び率は緩やかになってきています。アメリカは世界最大の消費社会で、この国はかえって不景気でちょうどいいんじゃないか?なんて思うくらい。未だに分別とか、そんな意識すら見えません。
海外を旅すると、地球とか、日本とかを深く考えるようになります。
人類は、とても快適で安全で暮らしやすい平和な生活を手に入れました。(一部地域を除く)しかし、何かを手に入れるということは、必ず何かを失うということを忘れてはならないと思います。一つの地球の上で行なわれている営みは、無限ではなく有限です。
現在存在する物、日本国の中でいえば充分満ち足りていると思います。これ以上何が必要なのだろう?まあ、空飛ぶ自動車とか、どこでもドアとか(個人的には乗り物で旅するのは好きだから、どこでもドアはちょっと困る)Time Machine??まあまあ、空想の創造物は想像してもキリがありません。でも、今の生活って便利で満足ですよね?スマートフォンは25年前のドラえもんに登場した未来の道具で、現存しています。ものすごい便利な物だと思う。藤子不二雄さんはすごい!!
経済成長しなくても良い、ゼロ成長でも良い世の中でもいいんじゃないかな?昨日と同じように幸せに暮らせる今日や明日があればHappyなんじゃないだろうか?会社でもっと売上伸ばせ!利益を上げろ!そんなの、少子高齢化の社会では難しいよね。国内と合わせて海外でも稼ぐしかない。みんなが毎日安心でHappyに過ごせるような社会を創っていこうよ!
今まで便利な生活を続けるために行ってきたものを、時代の変化に合わせ変更し(例えば身近なところでいえば火力発電・原子力発電を自然エネルギーへ変更)発展していくべきだと思います。こういう分野を経済成長させていけばいい。
世界には優秀な方がたくさんいて、技術も日進月歩です。また、それを経済ベースに乗せるためのコストダウンの研究も日々行われています。期待しています。そういったものと古くからの有限な物を少しずつ交換し、エネルギーの少なくてすむもの、または、不要なものに変えていけばいい。
歳をとってきたせいか、将来の事や、未来のことを色々と心配し、憂うようになりました。半便心配、半分期待。
皆さんと一緒により良い社会にできたらいいですね。
おしまい
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