社長のDiary

2月の旅 2022

少し前の日々になりますが・・・

写真の整理がやっと終わりまして。これから一気に書きたいです。

2月11日。

1級先輩で祭り仲間のこうちゃんの家へ。

以前購入しておいた森伊蔵を持参したら凄く喜んでくれた。

とてもとても喜んでくれて。半分くらいあっという間に一緒に飲んであとは違う酒に切り替え、残りは置いてきた。

さすがは幻の酒である。美味しい酒だった。

所有権はあなたに移りました。

 

その後も大魔王という酒が持ち込まれ、中休みのスパークリングワインを飲んでからこれに切り替えた。

 

こうちゃん早々と寝り。

 

セップク寝り。

 

 

それから3日後の2月14日。

午後一番に出発。

会津坂下町に入る橋の手前から飯豊山が綺麗に見えていた。

115号線から裏道を抜け49号線に出て新潟へ向かうのは久しぶりだった。

右端の一番高い部分が飯豊山山頂。そこから左に行った一番高いところが大日岳。

今年は飯豊連峰の縦走をしたいと考えている。あの稜線は夏でも大量の雪があるため、とても涼しく快適だけれど、そこに辿り着くまでは灼熱地獄であり、まるで人生そのものみたいな山である。

 

 

磐梯山も見えていた。

 

 

早めに出たので五泉市で49号線を離れ南西へ向かい、16時過ぎ弥彦村の弥彦神社へ寄った。ここから港までは1時間もあれば余裕で行ける。

16:30にはお札も買えなくなるところでギリギリだった。

今年は新潟の白山神社へ寄る事はできていたけれど、残りは弥彦神社のみとなっていた。もちろん、お伊勢参りはこれからである。

 

 

 

友人の牧野さんから「こまどりが新潟県で一番美味しいラーメン店」と教わっていたので、港へ行く途中、ここで夕飯を食べてから行く事にした。

 

 

美味いラーメンだった。

この辺りにはラーメン店が数店舗あり、どこもレベルが高い。

 

 

港に無事到着。今日は天気が良くていいドライブだった。

 

 

22:30新潟港を出港

 

新潟の夜景を見ながらの出港は初めてだった。

 

まあるい月が出ていた。

 

いつも昼の便で出発するのだが、冬ダイヤになっており、この日は昼出港の船が無く、夜出港となった。

 

到着は翌日夕方になる。

 

 

結構波が高く、船は大きく揺れながら北上していった。

この日の船は夕食時のレストラン営業が無い。こまどりで夕飯を済ませていたので、缶チューハイを飲みながらゴッドファザー1を観て深夜2時頃寝た。

 

翌早朝、秋田港に寄港し、車と人を降ろしてから出港。室内のアナウンスは音声を切っておいたので、気が付くと男鹿半島の西側を北上しており、ゆっくりと眠る事ができた。

 

 

雲が男鹿半島から湧き出ているように見えた。

 

 

男鹿半島の反対側(北側)まで来ると山が見えてきた。

 

 

ん〜、この山はもしかして・・・

 

間違いなく鳥海山じゃないですか。

 

 

どこからでも見えるんだなぁ。2000mを超える稜線が美しい独立峰である。

 

 

鳥海が見えなくなると白神山地が見えてくる。

 

 

朝のお風呂に入って景色を眺めながらのんびりする。外は凍てつく寒さだった。

 

 

お風呂から上がると景色も変わり龍飛岬へ来ていた。

 

 

この辺り、いつも通りのダイヤでフェリーに乗れば北行きも南行きも夜中に通過するため真っ暗で見えない。この辺りを海から見るのは初めてだった。

 

 

岬を回り込み津軽海峡に入っていきます。

 

 

竜が横たわり顔を出しております。

奥には下北半島が見えてきた。

 

 

津軽海峡に入った。

 

 

風が強まり波頭が飛ぶ。海はますますうねって荒れてきた^^;

 

 

うねりでローリングしている。

 

 

 

下北の方が見えて来たところでお昼になった。

 

 

 

昼は大好きな新日本海フェリーの定番。天ぷらそばに一味を大量投入で^^

 

 

食事を終え、部屋に戻ると大間のあたりまで来ていた。

 

 

 

大間のあたりも荒れていた。

太平洋はずっと荒れっぱなしで。

真冬の荒れた海の船旅を楽しんだ。

 

 

苫小牧東港に入る。

 

 

 

苫小牧東港内はほとんど波立っていない。

 

 

高速に乗り、札幌を通り越していく。(写真がブレブレでスンマセン)

 

 

高速も札幌市内は路肩に雪が積み上がっていた。怖くてあまり左に寄れない^^;

 

 

 

余市まで高速で行くことができた。

終点まで雪は高く積み上がったままだった。

 

 

 

無事にキロロリゾートの「キロロトリビュートポートフォリオホテル」到着。

 

 

いつもの無料でアップグレードしてもらえるスイートルームだった。

 

 

 

この部屋が一番広くて落ち着くかな。

 

 

 

ウエルカムフルーツが置いてあった。

いちごなんかは食べて、みかんとりんごは安田テンテンへの土産にする。(いちごは傷みやすいので^^)

 

 

 

このホテルには2箇所の温泉があるけれど、入った事がない。

仕事から戻り、シャワーを浴びたり湯船に浸かったりしては飲んで寝て、朝早くにまたシャワーを浴びて出かけなねればならないのでいつも部屋で済ませてしまう。

せっかくの6つ星ホテルだけど、観光に来ているわけではない。

 

 

 

翌朝。

この日だけは朝食を食べてから出発した。

 

 

出発の準備のため部屋に戻った。あまり天気が良くない。

 

 

準備が整い部屋を出る頃には少し晴れてきた。

ホント、北の大地の冬、天気は変わりやすい。

 

 

雪が多く、車線がイジメられている。

 

 

 

たまに風の影響なのだろう。道路に雪が噴き出していて、深雪が積もっている場所がある。晴れていれば手前でブレーキをかけられるんだけど、ホワイトアウトに負けずぶっ飛ばしていると急に雪による抵抗でガクンと減速するからびっくりする。

 

 

豊浦へ向かう初日は目の前の羊蹄山が見えなかった。

 

除雪作業をしていると次第に天気が回復してきた。作業を終えた帰り道。(作業に必死で写真を撮り忘れた)

羊蹄山が見えていた。

 

 

やっぱり冬に見えるのはレアなんだけど。

 

 

自分は何故か毎日のように拝む事ができる。ありがたや。ありがたや(合掌)。

 

 

 

真狩村の中心からはほとんど頂上まで見えていた。

 

 

 

夜は無料のラウンジでのんびりさせてもらった。

ローランドは歌と演奏が上手い。毎晩のように楽しませてくれた。

ローランドは何年前からここに居たのだろうか。毎年居るのが当たり前になっていた。

 

 

サラダにヘルシー鶏肉をトッピング^^

毎晩無料でワインを飲める。しかし悪い気もして1、2品は何か頼むようにしている。

 

 

2階のレストランは結構混んでいた。

自分はラウンジで2時間過ごし部屋に戻った。

レストランの店員の皆さんとはすっかり顔見知りになっていていつも良くしていただいている。

 

翌朝。

明るい月の幻想的な空だった。

 

 

出発〜

羊蹄山上部は雲か雪か判らない白さで見えていた。

毎晩雪が降っていて。

昨日走り辛かった道路は除雪が完璧に終了していた。さすが倶知安^^

 

 

その後、京極あたりから天気がどんどん良くなっていく。

羊蹄山の北側から東側へと回り込んで走っている。

裾野が広い山なので、結構距離がある。

 

 

真狩村に入ると完全に晴れ。道路も乾いてきている。

 

 

こんな青空が冬に見れるんだ^^ 素晴らしい!!

 

 

長万部に用件があったので、午後から38号線を南下。

用事を済ませて長万部から直帰。5号線を北上しホテルを目指した。

5号線も対向車線は乾燥している。

 

 

 

遠くにニセコの山々が見えてきた。

 

 

朝から羊蹄山を見て走り、帰りにはニセコの山々まで見えてしまうなんて・・・

 

 

ニセコだけじゃなくて羊蹄山まで見えて来た。贅沢な通勤だ。

 

 

ナビの案内通りに走ると、道は5号線を外れ、左側に入ってきた。

ニセコアンヌプリが見える。

 

 

ニセコ連峰の山々もこんなに近くに見えてきた。

 

 

信号もあまりなく、いい道路だった。

 

 

羊蹄山

 

 

ニセコ比羅夫に入ったのは初めてだった。

現場との往復ばかりで、比羅夫なんて入ったことが無かった。

ナビのイタズラなのか、偶然か、ただ単にナビが短距離を案内したからだったのか・・・

 

シンガポールに住んでいた奥村さんが毎年スキーに来ていたニセコ。噂には聞いていたけれど栄えている。

 

比羅夫は外国みたいで驚いた。

少し遠回りしてスキー場まで(1キロもないんだけど)行き、別ルートを通ってみた。

 

立派な建物がたくさんある。

 

 

スキー場を背にすると羊蹄山が見えるんだ。

 

 

この建物がなかなか素晴らしかった。

 

 

比羅夫から倶知安の街中へ戻る途中、新築しているコンドミニアムらしい建物を発見。

完全に外国じゃん^^;

 

 

明後日は休む予定なので、比羅夫を見学しようと思う。(現場は気温が全く上がらずガチガチに凍っていた。作業をしてくれているテンテンも鈴木さんも高橋さん、高沢さん、全員疲弊していた。しかも明後日から天気が悪くなる予定だった)

ビルを新築しようと考えていて、色々なヒントとひらめきを欲していた。

ローランドは今夜も一人で歌っていた。

 

 

どことなく、ウチのギターの和巳さんにも似ている^@^

 

翌朝。

晴れているのに

 

 

すぐ雲行きが怪しくなった。

 

いつもの道路はまた雪が積もっていた。

 

 

毎日よく降ります。

 

 

現場は晴れていたけれど、昨日も随分降ったようだった。

 

 

雪を捨てる場所が限界に達していた。今年は昨年をすでに超えていた。

 

 

こんなに晴れているのに気温は氷点下のまま。しかもマイナス10度から、上がってもマイナス5度くらいだった。

スコップや除雪機が使用できなくなっていた。

 

 

今日は「北の湘南」伊達市に寄ってから帰る。

 

 

真っ直ぐな道路は除雪が完璧だった。

 

 

今日の帰りにも羊蹄山見えました。

 

いつもの裏道

 

 

急にバチバチとでかい音がし始めると霰(アラレ)が降ってきた。

 

物凄い量の霰が降った。

ギリギリ嵐に巻き込まれず帰宅。

 

 

翌朝まで雪が降り

 

 

天気が悪いと言われていた割には晴天となった。

 

 

よし!!出発しよう!!

 

峠を超えて一路倶知安を目指す。

 

 

天気悪い予報だったのにこっちは晴れていた。

 

電話をすると豊浦も何故か晴れてしまったようで。みなさんいい休みになっただろう。

羊蹄山に背を向けるようにしてニセコ比羅夫へ向かった。

 

 

スキー場の駐車場は無料で、車を停めて歩いてみた。

 

 

この建物をよく見ておきたかった。

 

 

落ち着いた外観だけど存在感があり目を引く。

 

 

こちらはRCを打ってから一部ガルバリウム鋼板を貼り付けた建物だ。

右上の凹んだ部分に特徴があった。

 

 

 

おとなしいようでいて、外壁の曲線がなかなか奇抜だった。

 

 

リゾートホテルらしく大きな窓が付いている。多くのビルの窓はほとんど羊蹄山へ向けて開いていた。

 

なかなかそれなりにデザインに凝って頑張っている建物ばかりですな。

 

 

 

サンモリッツ市と倶知安町は姉妹都市だそうです。

 

 

最初に見たビルをもう一度よくみておかないと。

 

 

奥がニセコ比羅夫スキー場

 

 

 

この凝っているコンドミニアムもよく見ておこうと車を停めた。

 

 

 

完全に外国人富裕層向けの建物。日本人の富裕層の方々も負けないで買いましょう!

 

 

 

結構デカいけど、コロナの中完売出来るのか。もう完売してしまったのか。いずれにしても高額なのだろう。1億以上するんだろうな。

 

 

ゆっくり見学して我が家を目指す。

 

 

暗くなる前に着いた。

まずはお風呂。

 

 

あの紫色に光ってあたりはカマクラで食事が出来るらしいので行かないでおいた。

 

 

今夜もローランドの演奏を肴にワインを飲む。

 

 

暗くなるとこんなに綺麗なんだw

 

 

修学旅行生らしい方々がやって来たけれど。

 

 

ローランドの演奏が終わって拍手する事もなく。

「お前ら拍手しろ!!」と言いたかったけれど、大人の私は黙って赤いワインと白いワインを飲んでいた。

今回は初日からデキャンタでワインを出してくれるようになり(いかに大量に飲んできたかがわかる)飲み終えるとフラフラしてきた。

 

 

 

翌朝。

一日遅れで大雪になった。

現場から連絡があり「現場も大雪になってしまい、雪おろしが難しいと思う。それに現場まで辿り着かないんじゃないか?」とテンテンが言うので、この日も休みにしてしまった。北海道電力の点検も中止。かなり危険な状態だった。

 

 

天気は晴れたり吹雪いたりを繰り返す。

峠はあちらこちらで除雪が間に合わなかったり、事故が起きたりしていて通行止めになっているらしい。

現場から函館へ向かった去年のある夜、酷い嵐と大雪によるホワイトアウトに見舞われた経験から、大雪の日は無理しないようにしている。北の大地ではほんの少し判断を誤っただけで簡単に死んでしまう。

 

 

 

夜も降ったり止んだり。空が見えたり隠れたり。

 

毎晩毎晩無料の酒を飲みに行くのも気がひけるので、今夜は部屋でささやかに飲むことにした。

倶知安のサツドラで買った安ワインだったけど、とても奥が深く、色も味わいも濃く、嫌みや雑味の全くなく美味いワインだった。ワインは金額じゃない。こんなワインに出会うとテンションが上がります^^

 

 

夜になると雪はますます激しくなった。

時折窓を叩く音がして、見るとデッカい霰が風で吹き付けているのでした。

 

 

翌朝。天候は一向に良くならず。

そうは言っても現場へ行っておかないと、明日帰るのでテンテンの顔を見て、打ち合わせをしておきたかった。

 

 

タイヤの半分くらいまで雪が積もっていた。しかも後方には除雪車が掻いた雪が大量に積んであった。

 

 

なんだかとてつもない嵐が通過しているようだった。

 

 

こりゃあ四駆の意地としてこのまま出るしかねぇ

 

 

こんなの乗り越えてやる!!

 

 

と、息巻いては見たものの、一旦引き下がり、反対側からよく見ると自信がなくなる。

 

 

隣のX-TRAILは大勢で雪かきしてもなかなか出せないでいた。大丈夫ですか!?

 

こりゃあますます何としても出さないと。と、ギアをバックに入れ、念の為デフロックを利用すると1発で出る事ができた。さすが雪国2号^^

またこんなに積もってしまった。

 

 

現場へ向かう峠が通行止めになっていた。だめだ。今日も行けない。

それにしても燃料くらい入れないと嵐から抜けられなくなる〜

高速の余市インターは通行止め。

電車も止まっていた。

 

余市のガソリンスタンドで燃料を入れてホテルへ戻る。

赤井川村では次第にホワイトアウトしてきた。

 

 

 

峠への入り口はまだ通行止めだった。現場へ向かうのは完全に諦めた。これはヤバい・・・それどころじゃなくなるかも・・・

 

 

スキー場もクローズになったらしい。

現場に寄って帰りたかったけれど、明日も間違いなく大荒れになる事がわかり、今回は諦めて真っ直ぐ港へ向かう事にした。

それにしても、太陽光パネルの雪を下ろしても下ろしても次々と積もってくる。

 

帰る日。さらに激しさを増す雪・雪・雪⤵️

大した降ってないとか思っていると・・・

 

 

一気に天気が変わる

 

 

恐る恐る車に行ってみた。

ヤバいっす〜

ヤバいっす〜

 

 

ヤバいっす〜

ヤバいっす〜

 

 

車高が高い車なのに、ステップまで雪が積もっていた。

 

 

ドア閉まるの!?

 

 

何とか雪下ろしをして、車に乗り込むけれど、あっという間にフロントガラスが真白になってしまう。

昨日よりも深雪なので、今日は流石に車は出せないのか!?・・・・・

 

 

 

 

 

㊗️出ました^^

デフロックをして、前後に何回も(10回くらい)行ったり来たりしながら出しました。

今回は流石に出ないかと心配になった^^;

 

 

道路の除雪が追いついていなかった。こんなのは赤井川村では初めてだ。

 

 

 

うお〜!!!!!

ここが道路なのか歩道なのか、地上なのか空なのかわからないホワイトアウトの吹雪の中を走る。

 

 

ちょっと晴れれば見えるのよ👍

ホワイトアウトしようが晴れようが船に間に合うかどうかわからないので飛ばして行った。

 

 

 

余市方面へ右折すると真っ暗な海が遠くに見えた。

左から雪雲が迫って来ており、早く峠を下らないと大変な事になる。

 

 

何とか間に合い、峠を下り切ると踏切にでた。

列車は完全に運休しており、線路は全く除雪されていなかった。

 

 

 

日本海は荒れていた。

 

 

小樽の街中を何とか過ぎると、国道が急に渋滞した。

何だろ??

 

 

警察が1車線に規制をしていた。

 

 

対向車線へ誘導される。事故だ・・・

 

 

トレーラーと軽トラの事故。運転手さんは無事なのだろうか・・・

それにしても氷点下10度の吹雪の中、警察の皆さんも大変である。

 

 

 

ここの対向車線を走るのは初めてだった。(当たり前だけど)

 

 

 

札幌市内が大渋滞を起こしている事がわかっていたので、小樽から銭箱の街中へ入り、そこから一路石狩市へ向け北上する。

かなり遠回りだけれど、札幌を中心に環状線のようなルートをとった。

石狩市→当別→江別郊外→南幌→長沼(ジンギスカンで有名)→千歳郊外→裏道を走り苫小牧東港のルート。

 

 

ぶっ飛ばした結果、車はガチガチに凍って哀れな姿に。

 

 

ナンバーが見えない・・・(意図的に隠蔽したわけではありません)

 

 

もうすぐつららになる

 

 

 

オーバーフェンダーはますますせり出してしまった。

 

 

無料区間だけど、高速道路の除雪が終わり、開通したばかりだった。それでも雪は除け切れずこの通りで。他の高速が全て止まっていたのに、この数十キロの区間だけでも乗れたのは奇跡的だった。

この右側が千歳市街で、後から知ったのは千歳も超大雪で大混乱していたらしい。

 

 

 

晴れたかと思うと猛烈な風と雪になる。

 

 

 

iPhoneは物凄い雪でもまるで降っていないかのような写真が撮れるが、この雪にはピントが合わないくらいであった。

 

 

 

高速の終点から一般道に降りたけど、2車線が1車線みたいになっていた。ここは新千歳空港の西側を走る道路。

 

 

混雑していたので、苫小牧郊外から裏道に入る。

 

 

 

こっちは空いていてビュンビュン飛ばせた^^

それに雪質が走行に良いので、アスファルトの道路を走っているみたいだった。

 

 

 

 

それでも途中、トレーラーがスタックしていて、今日の天気のの酷さがわかった。

 

 

 

無事苫小牧港に到着。

裏道遠回り作戦が功を奏し、3時過ぎに早過ぎる到着。予定より2時間早く着いてしまった。どうしよう・・・暇だ・・・乗船まで4時間もある。

 

 

このフェリーターミナルにこんな雪が積もる事が珍しい。

 

 

 

雪国2号はこんな状態です。ステップがガチガチに凍ってドアが開かないんじゃないかと思った。

 

 

急に晴れてきた。美しい。

船はまだ到着していなかった。

暇だ・・・

 

 

写真でも撮るしかない。

 

 

船が入ってきた。

乗客と貨物、トラックを降ろし始める。

 

4時間以上待ち船に乗り込んだ。

夜になると港内は穏やかになった。

 

 

 

出港

海が相当荒れているとアナウンスがあった。

 

 

レストランの看板が倒されているのかと思ったら荒れ狂う波で倒れるから倒しておいたようだ^^; そんなに揺れるのか??

 

食事を終え部屋に戻り、ドッカンドッカンと波に打たれる船底の音と、ローリングする船旅を楽しんで飲んで寝た。

翌朝。男鹿半島の沖合。

津軽海峡は酷かった。船首がグーンと持ち上がったと思うとドーン!!と音がして、今度は船首がグググ〜ッと沈み込んでいく。初めての揺れだった。寝ていても楽しかった^^

 

 

晴れているけれど凄い風だった。

今回は撮影用の着ぐるみを置いて来てしまい、バスローブで外に出ていたけれど風で全部後にはだけてしまう^^;

 

 

防波堤の手前と奥の波の違いがわかるだろうか・・・

 

 

波が防波堤を超えている。

秋田港を出港。新潟港を目指す。

 

 

 

うねりが凄いんだ。

 

 

 

凄い波でものすごく揺れる。

 

 

 

前方には真っ黒な雲が待ち構えていた。

 

 

超危険な雲

 

 

空は晴れてるのに、あの雲の下はどうなっているんだろう・・・

 

 

なんて考えていると、その雲の中に入っちゃった^^;

 

 

 

荒れ荒れ〜〜^^

 

 

 

凄い揺れ。バスローブはだける!!寒過ぎる!!髪の毛は風呂上がりでバリバリに凍ってしまう!!

 

 

寒いからやめればいいのに、読者の皆さんの為、何度もデッキに出て悪化する状況をカメラに収め続けた。

 

 

 

雲を抜けたのか晴れ間が見えてきた。

 

 

穏やかになってキタ

 

 

 

って安心するのも束の間・・・

物凄い突風が横から吹きつけ波頭が飛んでいる。

 

 

 

また晴れる

 

 

あっちの方では凄い雪が降っているのがわかる。

海はどうなっちまったのがバシャンバシャンと荒れ狂う^^;

 

 

 

最高潮の荒れ模様〜

どうなっちゃうのよ!?須藤ちゃん!?

 

 

 

なんと・・・

新潟港外まで来ると海は急に穏やかになり晴れてきた。

線状降水帯のようになっていたのだろうか・・・どうやら低気圧を抜けたらしい。

 

 

 

風は強いけれど、港内はもちろん穏やかな走りになる。

 

 

なかなか大変な航海でした。

 

 

 

天気は良く、飯豊連峰が迎えてくれた。

 

 

 

こんなに穏やかなんだ。

無事帰還しました。

 

 

 

と思ったら米沢あたりはまた吹雪に!!

翌日から私の三半規管がおかしくなり、めまいをするようになった。

すぐに耳鼻科へ行き、めまいの薬を飲んだけど、完全に治るのに1ヶ月近くも掛かってしまった。

 

翌日は来客が多くあり、翌々日25日は耳鼻科へ寄ってから南会津へ。帰りの運転は流石に怖かった。目がグルングルンと回った^^;

 

 

2月27日。工藤会長の奥様がご逝去されたとの訃報が入っており、葬儀に参列するため、岩手県奥州市を目指していた。

向かう時、予報は晴れなのに、急に土砂降りになったりした。工藤会長の涙だろうか・・・

 

葬儀では会長がずっと私のそばにいて。色々と昔話をしてくれた。

奥様の友人の方の挨拶によれば、大恋愛の末結婚されたのだと。また、奥様は長いことリウマチに苦しめられていたらしい。

まだまだ若い方の死。別れの言葉を話す方々は全員泣きながら話していた。聡明で、素晴らしい奥様だったらしい。ご冥福をお祈りいたします。

 

帰りは何となく高速に乗りそびれ、4号線を走っていた。

平泉あたりに来ると茶色いラーメンショップがあった。この辺りは景観条例があるのだろう。

 

 

 

栗原あたりまで来ると突然晴れてきた。

不思議な天気の日曜日だった。

築館から高速に乗り、夕方福島に到着した。

長い旅はこの日に終わったように思えた。

 

 

おわり

 

 

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