11月29日。福島信金さんの会合の翌日は絶対に二日酔いすると思ったのと、ちょうど昼の船が無く、深夜便だったので夜の新潟港から北海道へ向かう。
低気圧が近づいており、船が揺れてスピードが出せず、遅延が予想されていた。
雨の新潟港
乗客も車も少なく、スムーズに乗船。夜発の船は夕食が出ない。
満月に近い月が海を明るく照らしていた。
この船は昼発の小樽行きよりずっと古いんだけど、夜ゆっくり出発できるのと、のんびりできるので好きなんだよな。
月がずっと出ていた。
海は少し荒れ、白波も立っていたけれど、この程度の揺れはなんて事ない。最近手に入れた「オレたちひょうきん族」と、「いなかっぺ大将」のDVDを観て笑って過ごすゆったりとした時間。ありがたや。ありがたや。
深夜2時過ぎまでDVDを観て笑っていたら、朝、秋田港へ入港した事に気づかなかった。久しぶりの熟睡。すでに秋田港を出航した後の男鹿半島沿岸で目覚めた。
夜よりも波は高くなり、うねりも強くなっていた。
男鹿水族館。上は温泉旅館の「帝水」かな。帝水は最近行けてないのでそろそろ行きたいです。魚が美味しい。ナマハゲが来る宿。
入道崎を回り込むとますます海が荒れてきた。
海からは湯気が立ち始めた。海水が暖かいんだ。
海水が暖かいせいで空気との温度差ができ水蒸気が立ち、低気圧がますます発達してしまう。この海を見ると今シーズンも冬は爆弾低気圧みたいなのが発生する可能性が高いんじゃないかと心配になる。
朝食を断っていたので、なんとなく暇になり、朝から缶酎ハイを飲んでみたらこれが美味くて美味くて^♡^ 勢いついて2本飲んでいい気分だった^♡^
船はガラガラ。11月や3月、4月は船が空いている。今年はずっと混み混みの船に乗っていたのでとても過ごしやすい。
こんな船内は久しぶりで見た。
昼食は味噌バターコーンラーメン。
食後部屋へ戻る。津軽海峡を航行中。天気が悪く陸地が見えない。
行く手は少し晴れ間が見えていた。
太平洋に入るとさっきまでの揺れが嘘のようにおさまり、空を飛ぶように船は進んだ。苫小牧港には1時間遅れで到着。
上陸し、高速で宿泊地の札幌へ。
札幌もあまり雪はなく。
夕飯をどうしようかと、本日最大の問題を抱えホテル周辺を彷徨った。
翌朝。
5時半過ぎにホテルを出発。
中山峠を越えて現場へ向かう事にした。峠に近づくに従い道路には積雪が。
定山渓手前でこのような状況。
定山渓を過ぎてからは完全な雪景色となった。
気温はマイナス10度まで下がった。シーズン初めはあまりぶっ飛ばしたりしないで安全運転^^
そろそろ峠だ。
峠を越えた下りもずっと雪があった。
喜茂別町に入ると道が平坦になり一安心する。
こんな感じだと雪道はアスファルトを走るように走れます。
無事現場に到着。3時間かかった。
現場にもまあまあ雪が積もったな。
除雪機もスタンバイ完了☑️
晴れていた。
事務所から歩いて現場へ入った。工事の段取りが悪く、現場まで上がれない車両がいた。四駆なんだからそれはタイヤのせいだと思うよ。
すっかり雪景色だ。
ケーブルが切れるんじゃないかと心配になる。
まだまだ余裕。
ちょっとパネルが日陰になってるじゃないか。北斜面は冬このようなことが起こる。
ウサギが歩いた足跡がたくさんあった。よく見かける。
雪が自然と落ちる。
誰も歩いていない道を歩く。積雪は30〜50cm
吹き溜まりがあると膝の上にまで埋もれた。
あちこちで「ザザ」「ザザ」と音がして雪が落ちている。
目の前で落ちたりもする。
2mまで上げたのが功を奏しているようだ^^💯
事務所まで降りると(1周して高台までラッセルしたりしていたので下りるまでに1時間かかった)中村さんが来ていて除雪機の練習が始まっていた。
おお!!雪が飛んでいる!!カッケ〜!!
お昼をみんなに食べさせて、午後安心して札幌へ戻る。
伊達市あたりから白老あたりは天気が良かった。
苫小牧あたりで急に吹雪いてきた。
ホテルに戻り、車を置いてシャワーを浴びて着替え、狸小路を歩く。
10年近く前、新宿のISHIDAさんで購入した時計のベルトが切れそうに(2回目)なっていたので交換に来た。当時担当してくれた下田さんはここの店長としてオープンの時から栄転してきている。残念ながら不幸があり、この日は会えなかったけれど、また会いに行きますよ。
大通り沿いを歩いて帰る。
クリスマスだねぇ〜
ワオ〜!!凄い凄い!!
まるでエッフェル塔みたいじゃないか!!こーゆー札幌は初めて観ました!!
この日の夜は風力発電所を作ってもらった富士電気の渡邊常務からのご招待でご馳走になってしまった。とても楽しい夜でした。
つづく
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