前回の日記で書いた片道切符が必要な北海道への旅へ。
9月24日(日)山下達郎サンデーソングブックを聴きながら福島市を出発。米沢を経由し、東北中央道を北上した。
新庄あたりの写真かな.
空が青くて、黄金色の田んぼと、稲刈りが終わった田んぼが続いていた。
今回の目的は、トラックを室蘭の工場まで運び、タイヤ交換と除雪機を取り付けるための準備だった
。除雪機の取り付け部分に少し不安があり(接続部分が外れてしまう懸念があった)その加工と調整をするのに現車が無いと出来ないそうで。
この日を逃すと祭り太鼓の指導が始まってしまうし、祭りが終わってからの10月中旬では遅くて間に合わないという。
そうなると、9月24日のうちに福島を出て、青森港から車を運ぶしかなかった。「え??なんで東北中央道??」とお気付きの方も居ると思うんだけど・・・
理由その1:高速道路が嫌いだから
理由その2:2車線の道路が嫌いだから
理由その3:どうせ80km/hで走っていくのに、盛岡の手前は制限速度が120km/hの試験走行区間になっており、そんなにスピード出ないから
理由その4:秋田から秋田道経由で青森へ向かうのと、東北道を北上して青森へ向かうのは距離にして40kmくらいしか変わらない
理由その5:高速料金が安いから
理由その6:「海がスキ」だから
理由その7:仙台を抜けるまでの車の混み具合に飽き飽きしているから
理由その8:横手から秋田道経由で行った方がなんだか楽しいじゃん♪
というわけで、普通の方が考えないようなルートをこの日は選択していた。
新庄を過ぎると鳥海山が綺麗に見えていた。この辺りから鳥海山がちゃんと見えるのは珍しい👍
だんだん陽が伸びてきて細長くなったトラックの影が道路に映った。
ゆっくり走っていると疲れないし、時間があっという間にすぎてしまうような気がする。
横手のジャンクションから秋田道に入った。
大曲の手前。夕焼けが美しい。
自分は幸せだなぁ。美しいものをたくさん見せてもらっていると思う✨
夕方と夜の間の時間になってきた。
この紫色の時間が好きなんだよな。
だんだん夜になる。
途中、月が西の方で輝いていた。
能代市を過ぎ、久しぶりの道の駅「ポンポコ101」に到着。
自分と似た方々が居た。あ、七福神かと思ったらタヌぼうじゃないですか。そうだ、ポンポコだからか。
木とコンクリートを使った贅沢なトイレはとても綺麗でした。
駐車場は空いていた。もう、8時を過ぎていた。
能代を過ぎ、7号線を選ばず、この日は時間があったので、日本海沿いを101号線で北上し、鯵ヶ沢から五所川原に入り青森を目指すルート。どのくらい時間がかかるのか実際に走ってみたかった。実験です。
9時半を過ぎて、深浦町あたりの岬からの月が綺麗だった。
道の駅ふかうらはひっそりとしていた。
月のパワー凄い!!✨
その後、無事鯵ヶ沢に入り、五所川原を過ぎ、高規格道路に入った。すると・・・
月は岩木山の上で輝いていた。方角が分からなくなりそうだった。
贅沢だ。こんな景色見たことない。大好きな岩木山と月が美しい✨
23:30頃、無事青森港フェリーターミナル到着。鯵ヶ沢経由は9時間半も掛かってしまい失敗^^; ちょっと時間かかり過ぎた。深浦あたりからの連続するカーブと何度も渡らなければならない五能線の踏切が原因と思われる。ただ、車はほとんど走っていないので走りやすかった。
能代から7号線で大館市、鹿角市を通っていくのが高速道路(まだ無料なので高規格道路なのだろうか)区間も多いし、1けた国道で広いから早いと思われる。次、青森港を目指すときはそっちを走ってみよう。7時間台で行けるならありでしょ??(乗用車で福島→青森を東北道で行くと5時間かかる。トラックだからスピードが30%が遅いと考えると、7〜8時間あれば到着するだろうから、同じ時間で行けるなら秋田経由だな)
あちらは青函フェリー
こちらが津軽海峡フェリー
出港より3時間も早く到着してしまった。ひまです😪眠いです🥱
函館からの船が入ってきた。
トラックを下ろし始める。
車で待たされたんだけど、気温は12度しかなかった。出発時の30度から12度。夕飯は食べていない。移動して駐車場でエンジンを切っていたからとても寒かった。
深夜2時半頃に出港。船への乗船はなぜかギリギリで、乗り込んでから寝られるのは1時間半から2時間くらいしか無い事に気付いた。
翌朝。昂っていたのか、なかなか寝付けず、1時間くらい眠ったような、目を瞑っていたような・・・眠いのに眠れなかった。
北海道の大地が見えてきた。
正面は函館市の隣の北斗市。
右舷に函館山が見えていた。
朝日が昇ってきた。そろそろ下船だ。
函館に上陸
函館は春以来でなんだか懐かしかった。
いつも見ているツルハドラックなのに、函館のツルハはなんだか感慨深いものがあった(なんでだ!?)。
七飯町方面
駒ヶ岳の頂上だけ見えていた。
大沼公園あたり。朝の通勤ラッシュ。
電線が邪魔だったけど・・・朝靄の上に聳える駒ヶ岳が幻想的だった。
噴火湾沿いに北上する。
津軽海峡を渡る船は穏やかだったけれど、太平洋側は凪だった。それにしても海水が牛乳になってしまったかのように白い海面。
あれ!?
羊蹄山が見える。
ちょっと道路沿いのPに寄ってトラックから降りてみた。上の写真が駒ヶ岳。下が羊蹄山。
羊蹄山の左にちょこんと尖っているのが昆布岳。左端がニセコの山。
右奥には目的地の室蘭が見えていた。
途中、現場へ寄った。
先週落雷があった。中が少し焦げていたけれど、大事には至らなかったが、部品の交換が必要だった。
現場を後にして豊浦インターから高速にのった。
伊達市の長い高架橋。
豊浦から室蘭までは高速で4、50分。
工場に無事到着👏
除雪機が準備してあった。
この金具が外れる可能性があるものらしい。
それをこーゆー形に作り替えてくれた。
接続に必要となる部品たち。
ロータリー除雪機の名前が書いてあった。う〜ん。
あっという間に冬が来るんだなぁ。
のんびり話していたら時間が経ってしまい、お昼を食べ損ねた⤵️昨日から24時間何も食べていなかった。寒い。
東室蘭駅まで送ってもらい、函館行きの特急北斗に乗った。駅でおにぎり2コと、チョコレートとコーヒーを買い込んだ。久しぶりの食事^^
車を届けた工場の裏がちょうど線路で、私の乗った特急の写真を撮っていてくれた^^ 本を読んでいるのが見えていたらしい。
寝た。おにぎりを食べたらすぐに寝てしまい、伊達市の伊達紋別駅あたりで目覚めた。その後も寝たり覚めたりしながら列車に揺られていた。
函館北斗駅で新幹線に乗り換える。北斗が到着すると、新幹線はすでにホームに入っていて、すぐ座席に着く事ができた。
青函トンネルを出て
昨夜青森県で見ていた岩木山。反対側が見えていた。不思議な感覚だ。
岩手山かなぁ。この写真を撮ったらまた眠ってしまった。
18:09 福島駅到着。
ESTAビルで着替えた。
春から「飲もう」と言っていた紺野くんと相良さんと今夜はお食事だった。久しぶりに美味しいものを口にした。ビールも美味しかったな。楽しい夜でした。
12時頃解散。それにしてもハードな2日間だった。とても充実していた。
翌朝。解体がほぼ完了していた㊗️
戻るとすぐに祭り太鼓の練習が始まった。
おわり
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