翌朝。
ホテルのレストラン。
昨日と一昨日、2日間で歩いた山々が見え隠れしていた。
手前右のさらに写っていない右から左奥へ歩いたらしい。白馬はまだ雲の中だった。
ホテルの目の前はスキー場になっており、とてもいい景色と美味しい食事とサービスのいい宿だった。また来ます。
たけちゃんは昨日下山口からバスに乗り、電車で帰京した。余韻に浸る時間もなかった。まあ、来月も会えるから仕方ないかな。
小林さんはこの日の朝に白馬駅まで送った。
仙台ペプシコーラの社長時代に遊山会に入られて、その後日本ペプシコーラの社長となり東京へ戻り、現在はサントリー本体の取締役をしているという。すごいねー。こういう上品な、でも面白い人が大企業の重役になるんだな。ふさわしい方だと思う。これからもサントリーオールド愛飲します。
というわけで、1日空いてしまったので善光寺へ寄ってみた。
修復中の建物もあった。
どうやら梅雨明けしたらしい。こんなに天気が良くてさ、ここが山だったらなー。
昨日は気温5度くらいのところを短パンにタンクトップで(そんな人には後にも先にも会うことは無かったので良い子の皆さんは危険ですからマネしないでね)歩いていたから、この気温差30度。人間はタフだねー。魚だったらとっくに死んでるよ。
正面の門をまずは見なさいと、案内される。駐車場のおじさんが案内してくれた。
ああ、ぼやけちゃったね。善光寺の文字の中に動物がいます。今度行ったら確かめてくださいね。
ここがメインの建物。
とにかく暑い。この建物の真っ暗な地下を歩き、1周した。思わず探検気分で楽しかった。どうして地下を1周したのかは、自分で行って確かめてください。入場は有料で向かって右側の売店で購入できます。
あまりに暑いのでかき氷を頼んだら、しばらくおいて置かれたのだろう、下が固まっていた。
その後、小布施という街へ移動する。栗が有名だったかな。高谷さんと佐々木さんの一押しで寄り、昼食に蕎麦を食べ、その後散策した。
古い町並みを残したところと再現したところがあるようで、静かに過ごしたい方には良いと思うけれど、結構中国人のおばちゃんたちが何事か騒いでいたり、有名な観光地のようだった。
で、上信越道から関越道、磐越道、東北道と乗り継ぎ、いつもの吾妻パーキングで降ろしてもらった。
ここから帰りの手段が無く、少し路頭に迷ったが、笹木野駅まで歩いて30分くらいということがわかり、うまくするとちょうど電車に乗れるかもしれない。 バスはもう終わっていた。
梨畑の中を歩く。
遠くの空には夏の雲が浮かんでおり、ああ、もう梅雨明けするんだなとわかる。もう少しずらせば、晴れた白馬を歩けたかもしれない。とにかく、ジメジメしたイメージが残ってしまった。本当はもっと、爽やかな山なのだろう。
佐々木の駅手前の踏み切りで止められ、時間がギリギリとなった。
最後は電車と同時に駅に着いたものだから、階段を駆け上がり駆け下りてなんとか間に合った。車掌さんが待ってくれたらしい。
さらに汗だくになり、電車のエアコンの当たる場所に立っていた。
階段が急で、痛めた足にとても響いた。
無事福島駅に到着するも、最後の1枚がピンボケで、左のピンクいのがエスパル、右が新幹線ということで、理解して欲しいです。^^;
あーあ、最後が締まりのない旅だったな。ピンボケなんて。大事な善光寺の看板もピンボケ。
頑張れば1泊2日で白馬岳、行って帰れる山だけど、あの激しい下りの後、6時間とか7時間、車を運転して帰るのは大変。やはり2泊以上をおすすめしたいです。
アイゼンは8本爪以上を選んでくださいね。
今回も長々とありがとうございました。また、違う旅のお話で。
おわり
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