早池峰を登った翌週、7月18日、長野県白馬村に居た。
今年の夏は2ヶ月間、ほとんど毎週山の予定が入っていた。
仕事も忙しく、平日に仕事をこなし、週末は山へ向かう日々だった。
14日と15日は博多まで出張しており、かなり疲れていた。でも、もつ鍋は美味しかったなー。もつ鍋とシャンパンやワインが合うんですよ。知ってますか?今度是非試してくださいね。
これに合う。博多の全日空ホテルで紹介していただいた、中央区赤坂(東京じゃない)にある「やま中赤坂店」。すごくお洒落な店でした。また行きたい。
旅の舞台は長野県に戻り・・・
早朝このレンタカーで仙台を出たみんなと吾妻パーキングで合流し、磐越道→北陸自動車道経由で糸魚川インターで降り、暴れ川で有名な姫川沿いに白馬村を目指してきた。
途中は土砂降りと小雨の繰り返しで、天気が悪く、当然白馬もどんよりと曇っていた。雨は止んでいたけれど、なんだか気分が乗らない。できればこの辺りの温泉でのんびりしたかった。
天気のせいだろうけど、登山客が少ない。
この右下の栂池ゴンドラ駅よりゴンドラに乗り、もう一つゴンドラに乗って、そこから歩き出す。
今日は乗鞍岳の頂上まで行き、そこから反対側へ下り、白馬大池の小屋に泊まる。
この栂池スキー場は、以前伊東設計の伊東先生や、今では私の不動産投資学校の一番弟子で祭り仲間の(北町で笛を吹いたり梶棒を握っている)武藤ちゃん、小島設計の小島先生なんかと滑りに来たことがある。
あの時は、五竜とおみスキー場や、西武が経営している杉ノ原スキー場など、この辺りのスキー場を渡り歩いたものでした。
最初のゴンドラは余裕だったんだけど・・・
標高が上がるとやっぱり雨が強くなり、2つ目のゴンドラを降りたところで全員でカッパを着込む。
最初はこんなアスファルトの道を歩き
油断していたらすぐに泥の道に変わった。
少し登ると眼下に小屋と平原が見えた。この辺りも天気が良ければ綺麗なんだろうな。
もうミズバショウは終わっているはずなのに、なぜか小さいのがポツリポツリと咲いていた。
岩と泥の道を歩く。視界が悪く、雲の中を歩いているのでものすごく蒸して、全く気分が乗らなかった。
花は色々と咲いていた。
雪渓が始まる。当然、アイゼンなんて付けなかった。面倒くさいんだ。
この辺りだって、晴れていれば最高だろうに。全く気分が乗らない。
ぼんやり見える正面に雪山が見える。今何月なんだ??
目玉焼き。チングルマ。
登山道は川になっていた。
みんな頑張るね。泊まりだから荷物でかいです。
ここからが大変だった。
我が遊山会の後に、ツアー客が続く。
面倒だったので、私はここでもアイゼンを履かなかった。
こんなに急だとは思わなかったんだよな。
正直、登山靴だけで登るのは怖かった。
これ、転倒したら下まで真っ逆さまって感じです。間違いなく死ぬな。
ちょっと、まだやることがあるので、死ねないんだよな。
皆さんよく頑張ってついてきましたよ。
どこまで続くんだこの登り・・・
あの辺りまでなのか?
さらに斜度を増す。
あのあたりからさらに右へトラバースする。
絶対落ちたら死ぬ・・・
サントリーの小林さんを待っていた毛利さんと浩哉さんがここで合流。追いついた。
今日もワインを8リッター背負っているので、こっちはハーハーだよ。
本日最後の登りを歩く。岩の上を歩くのは楽だった。
乗鞍岳の山頂に到着。
目的地ではなく、通過地点なのであまり嬉しくない。
石楠花
乗鞍から降り始めてすぐに小屋が見えてきた。
直線でいけばすぐなのに、池をまいていかなければならない。
写真を撮っているうちに取り残された。
岩がでかすぎて歩きづらく、追いつけなかった。
雪渓を歩き
先に到着していたたけちゃんが迎えに来てくれた。
無事到着。お疲れ様です。
テン場は寒そう。
天井の低い二段ベッドの部屋は窓も無く、狭苦しいので、食堂で飲み始めることにした。
食事はカレーのみ。お代わり自由で、自分はカレーのみ半分をおかわりしたんだけど、だんだん皆さんは「1/3」「1/4」「1/5」「1/6」と、勝手なサイズを言い始めたのに、小屋のお姉さんは笑顔で対応していた。わがままなおじさんたち相手に偉いよな。それに対し、わがままなおじさんたちはいい加減にしなさい。
つづく
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