長野県白馬村へ。
初めて白馬へ行ったのは20代の頃だっただろうか。
その後も登山やスキーでは数年に一度訪れている場所である。
「斑尾と白馬へ来ませんか??色々とご相談をしたい」
と、7月か8月頃にメールが届いていた。
9月7日、オヤジキャンプから戻り、翌8日に出発した。
普通に行っても面白くない。
最短コースの六十里越を行く事にした。
事前に只見町役場へ電話をして、現在通行止めは無いか確認しておいた。
田子倉ダムの駐車場。オヤジキャンプ発祥の地。
ここに遠藤と二人でキャンプ道具とカヌー(折りたたみ式のファルボート)、釣り道具を積んで来たのが最初のオヤジキャンプで。まだ20代の頃だった。
このダム湖にはサクラマスがいる事を知り、それを狙い、釣ったら夜食べようと張り切って来たまだ若い頃の夏。
カヌーで2時間漕ぎ、あの島と岬の奥まで行ったのだけれど、ルアーでの釣果はゼロ。
奥へ行くと巨大な鯉の大群がいて、ルアーしか無かったけれど何度も投げては引いてみた。けれど、モチロン鯉が食いつく事はなかった。
島に上陸し、缶ビールを飲み、湯を沸かしカップラーメンを作り一休みしてから再度カヌーに乗り、駐車場まで戻り始めたんだけど、思わぬ向かい風となり、カヌーを進めるのが大変だった記憶がある。
ついでに遠藤は漕ぎながら寝るし。後からオールで引っ叩いて何度も起こしながら3時間くらい掛けて戻ったんだ。
今となっては懐かしく楽しい思い出である。
そんな聖地を通り過ぎ、この古い馬蹄形のトンネルを何本も抜けて新潟県の小出を目指す。
朝6時に出て、斑尾には13時頃に到着した。
こんな立派な別荘がいくつかあり、案内してもらった。
今造ればかなり高額な建物。
所有者はフランス人のギタリストで、「スドウは次ドラムセット持ってこい。ライヴしよう」と言われ、3時間ほど滞在し白馬へ向かった。
コートヤード・バイ・マリオット白馬を予約していた。
ちょうどその日が田辺さんの誕生日とわかり、ささやかな誕生会になった。
ホテルではケーキを用意してくれた。
部屋はこんな感じ
部屋で温泉が沸いているのはとても良かった。
白馬はオシャレな建物が多い。
高台には立派な新築物件もある。
Starryというホテルが面白い経営をしており内覧させてもらった。
食事の提供などは一切行わないコンドミニアム形式のホテル。
内装や調度品も凝っていて、オーナーが自分で選んだそうである。
なんかかっこいいんだよね。
フロントは無く、暗証番号を事前に宿泊客へ伝えておき、宿泊客は自分で部屋まで入る。チェックアウトも誰にも会わず帰るだけ。クレジットカードで精算される。
食器類もいいも物が揃っている。
実は今日(12月24日)、3日前からここに再度来ています。
この部屋でこの日記を書いております。
また話は9月に戻ります。
落ち着く椅子
3ベッドルームでトイレが2箇所、シャワーが1箇所、他にお風呂がある。
ゲレンデを眺めながら入れるお風呂
オーナーの好きな色だそうです。ティファニーのブルーだね。
ステキです。
窓の外は白馬八方尾根スキー場のゲレンデ。
ゲレンデにくっついているホテルなので希少価値が高く、外国人に人気なのだそうです。
ホテルから車で5分くらい、白馬駅の方へ向かうと新しくスノーピークのショップが出来ていた。
カッケ〜
隈研吾さんの設計らしいです。
白馬が見える
レストランがあり、食事をしてきた。
反対側にはスターバックスも入っていていつも賑わっており外国人が多い。
以前下山した大雪渓が見える。
数年前、白馬岳頂上を目指していた2日目雨に降られてしまい、自分だけ頂上直下で歩くスピードが落ちていったんだ。「俺も歳とったのか体力が落ちたのか・・・」と悩みながらノロノロ歩いていた。
佐藤浩哉さんが付いていてくれて、なんとか頂上に辿り着いた。
頂上直下の山小屋で集合だったので強風と雨の中をタンクトップに短パン姿(カッパは着ない)で小屋に入ると山仲間から「須藤さんお疲れ様!!アレ!?唇が紫色だけど!!」と言われて、鏡を見ると綺麗な真紫色の唇が付いていた。
短パンをめくってみたら太ももまで紫色になっていた。
「ヤバい!!低体温症だ!!」
と、部屋を借りて濡れた服を脱ぎ、乾いた服を取り出したんだけど、全部短パンとタンクトップでさっぱり役に立たなかったという、白馬岳での伝説となった私のエピソードがあります。
白馬は夏もいい
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1階のレストラン
天井がまたいいんだわ。
私に似たライオンもいます
テーブルナンバーはラッキーセブン
いい事ありそう^^
このワインがなかなか美味しくて。
毎晩飲みました。
コロナ中で空いていました。
町議会の様子をテレビで放映していて、ミドルネームが付いた議員さんが質問をしていた。
雲が晴れ、頂上のあたりが見えてきた。
下から見るとあっという間に登って降りて来れそうなんだけど、そんなに簡単じゃなかったなぁ〜
お土産を売っている酒屋さんのようだったけど、こんな奇抜な建物デザインが似合う村です。
帰る途中。
小谷村の道の駅にオシャレなトラックが停まっていた。
まさかメーテルをエアブラシで描くなんて・・・
めちゃんこセンスがいい◎
帰りの新潟県内ではこんな不思議な雲が空に浮かんでいました。
終わり
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