少し前、7月の話です。久しぶりに月山へ。
久々の月山はトイレも新しくなっていた。素晴らしいです。山のトイレを新しくする会会長(自称)
目指したコースは残雪が多く閉鎖されていた。
コースを変更し
リフト乗り場を目指す。
なんと、リフトは工事中で乗れない。
いやーな予感の中、準備を始める。
みなさん憂鬱そうです。帰りたい。
ニッコウキスゲが咲く、美しい急斜面を登る羽目になる。
この支柱が壊れたらしいっす。
美しいニッコウキスゲたち。
恨めしい急斜面が続く。30分とか、1時間くらい足慣らしをした後ならいいけれど、最初っからこれはないでしょ!?
えーっと、なんていったっけ、綺麗な紫の花ですよ。
雪渓が見えてきた。
阿部さんの後ろ姿も辛そうです。
麓ではチングルマも花が終わり、この状態に。
なんだか寂しげなハーモニカの音色が聞こえて来たので無視して歩いていたら、メンバーのMちゃんだった。そんな趣味があったとは、知らなかったよ。
やっと休憩タイムー。ここのトイレも新しくしたのか洋式だった。山も少しずつ進化する不動産です。
歩き始めると、いきなり雪渓だった。斜めの雪渓は歩きづらいです。
蚊帳を顔に掛ける男。この辺り虫は居なかったのに。^^;
ペースが合わなくて休憩が多くなる。私は殿(しんがり)だったけれど、雪渓に慣れていない方々が次第に先頭と離れていく。
たまに、雪渓から逃れるとアイゼンを脱がなくてはならないので面倒です。
また雪渓に入ったり、土の上を歩いたり。
もう7月だってのに雪解け
私も初めて簡単なアイゼンを履いてみたけれど、慣れると快適でした。TONTONマスターに借りたんだけど、今度買ってみよう。2000円くらいらしいです。
これから延々と続く雪渓を前に。みんなまだ元気です。
だんだんガスってきてねー。急登が続きます。
ぜえぜえ
横から見るとこんな斜度です。
ぜえぜえ
ぜえぜえ
雪渓を抜けるとちょっとなだらかな山容になる。
分岐点。帰りはここをまっすぐ行く。
急に歩きやすくなったと思ったら・・・
また雪渓(T T)アイゼン履き直しです。
大変だねーみなさん。こんな思いまでして何で山に登るのか・・・「そこに山があるから」何て、かっこいい話じゃないですよ。
難所を切り抜けた。
次第に岩山になってきて、月山らしくなる。
イワカガミだと思う。
大変ですねー、みなさん。頑張ってください。
最後の上り。天気が上がってキター!!
地元上浜町の、祭り太鼓仲間の渡辺さんと出逢う。登山口で会って別れ、入山禁止のコースを歩いたらしい。距離が短いとはいえ、渡辺さんはもう下っていた。健脚です。10/11から今年も祭りでお世話になります。
ここまで来るとあとは散歩気分です。写真など撮りながらのんびり歩く。
神の山、月山。お邪魔いたします。
日本のエーデルワイス。
初めて見るクロユリ。
登った甲斐がありました。美しい。
全く過去の記憶に無い月山頂上小屋。最近出来たのか??
それにしては年期が入っています。何で記憶に無いんだろう。反対側見ていて見逃したのかな?
それにしては、大きいから、見逃すわけないんだけど・・・
TONTONママがポーズを決めてくれました。その先が神域。頂上の社殿へ行くのは有料です。
いい青空が見えてきて。ご機嫌です。
夏らしい雲も出てきました。
庄内平野が顔を見せてくれました。
雲が切れた。完全に見えた。一番奥は日本海か?遠くて判断出来ない。
頂上には虫が居たのに、蚊帳のおじさんは蚊帳を外す。違う目的で冠っているの??新型の日焼け止めかい??
また雲が流れて来て、頂上での昼食を終えると雲の中に入ってしまった。月山の神に感謝です。
下山開始。
いつ来ても美しい山です。
下りはアイゼンを付ける人と、面倒な人と様々です。
イワカガミだと思う花。
さっきの分岐点から今度は湯殿山を目指します。登らないけどね。正確には湯殿山神社を目指す。
ニッコウキスゲはたくさん咲いていた。最近尾瀬では鹿の被害で減っているけれど、元々は多くの山に咲く花です。浄土平にだってある。
湯殿山へ下る2度目の分岐点。少し休憩。
修験者の道。
雄大なんだよなー。
1本道で、全員がマイペースで歩く為、前後の差が広がる。
佐々木ママもご満悦のようです。
また雲が切れて、鶴岡市方面が見えます。上林支店長のお膝元ですよ。
雪解け
この辺りから転倒する人が多くなって来た。
ミズバショウも咲いています。
こんな水たまりで咲くんだね。尾瀬だけじゃないんですよ。でも、尾瀬はやっぱり素晴らしい。今年は1度も行けなかった。来年こそは行きたい。
急な下りが始まる。
はしごの連続。
結構急です。
油断する私は、下りながら写真を撮る。コーユー時に事故は起きるものですよ。気をつけましょう。良い子のみんなはマネしないでね。
いやはや、みなさんお疲れさまです。
でも、急なハシゴ場は楽しいです。スリル満点100点満点^^
少し前を歩く集団とは10分くらい遅れて歩いていたようだけど、かんちゃんはこの辺りで転げ落ちたらしい。残念ながら見る事が出来なかった。
登山道は川になった。みんなペースが落ちたので、ここから軽く走った。トレーニングしないとね。
前を歩いていたこの方々の中にけが人が居たらしい。走っていて気付かなかった。
一足先に失礼します。
砂防ダムを横目に走った。
この辺りまで来ると、雪解けの水量が随分と多くなる。
前を行くメンバー達には追いつけなかった。距離が足りない。
到着する頃に、レスキューとすれ違った。
神社の神域を抜け、バスに乗る。神域は撮影不可です。
山の中に赤い鳥居が浮かんでいた。
神社入り口に到着。逆から来てしまった。
初夏の山々が歓迎してくれたのか、神々が微笑んだのか、曇りの予報が晴れになった素敵な一日でした。
おわり
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