秋の遊山会は久しぶりの八甲田と岩木山だったのに、右足の親指と左足のお母さん指の爪が剥がれていて、登れそうだけどとてもじゃないけれど下りは出来なかった。
それでも、「じゃあ、温泉だけ来たら?」と、盟友浩哉さんの甘い誘惑に負け、一人で青森を目指した。
で、高速嫌いの私は、山形から新庄を抜け、横手から田沢湖を抜け、叉鬼の聖地阿仁町を抜け、北秋田→碇ヶ関と駒を(車だけど)進めていったのである。
いい天気でねー。
今年は足を怪我してから登るのを諦めたけれど、その頃から晴れの日が多くなっていった。(晴男返上)
で、ランプの宿で有名な青荷温泉に宿泊。
ライトを照らす方が居たのでちょっと見えますけど、ランプしかないので、食事中は何を食べているのかほとんどわからない。
そこで川田・高谷の青森出身コンビから説明を受けながら食べたんだけど、ほとんどが青森のソウルフードとB級グルメだった。
夜は相変わらずの魑魅魍魎。
消灯を過ぎても飲んでいたんだけど、川田ちゃんと高谷さんの地元青森コンビの声がでかいので近所から顰蹙を買い、早めにお開きとなった。
翌朝。
太陽に向かうとこんな感じで雰囲気があるけれど・・・
太陽を背に撮ると案外古ぼけた昭和的な内装だった。鶴の湯の江戸時代からタイムスリップみたいなわけには行かない。
橋の工事中でね。全く風情がない吊り橋。
建物も民宿みたいだね。
護岸工事までしていたけれど、洪水にでもあったのか??
ランプ小屋があり、
ここで手入れをするそうです。
ランプがついているけれど昭和40から50年代っぽい内装。とっくに電気が通っている時代の内装。
うーん、やっぱり夕方の薄暗い中でないとイマイチでないかい??
「ここから青荷が見える」って看板があり、車を停めてみたけれど・・・
大して見えない。
大して見えない。
岩木が見える。
裾野の美しい山。
岩木山が見えるのは非常に珍しい。
確か、日本海側からの湿った空気がぶつかるから雲がかかると、説明を受けたような記憶がある。
途中にこんな小屋があり
地元産のリンゴと洋梨などをGETした。
阿仁町から田沢湖ルートは道が狭く、案外遠かったので、帰りは7号線を能代まで進み、日本海道を南下するルートを通った。
その途中、
八郎潟のパーキングによると、展望台を発見。
山には登れなかったけれど、階段は大丈夫。
休まずに184段を登った。(こちらは下山時の写真。2つ前と3つ前が頂上の写真)
秋田空港インターで一旦高速を降りて、申し込みをした太陽光発電所の工事状況を見てから戻った。
雄勝へ抜ける裏道の途中、見たことあるシルエットを遠くに発見!
鳥海山ですねー。雲間から顔を出してくれました。
去年の8月は寒かったよなー。
高畠あたりまで戻るとちょうど日没を迎えた。
2月のパロスバーデスで見たのと同じ扇型の夕日だった。(富士山のようにも見える)
良いことのありそうな予感。
こんな小さなのんびり旅が大好きで、仕事でササくれ立っていた心が和む、とてもリラックスできた2日間でした。
東北はいいねー。
終わり
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