お盆休みはGOTOトラベルに対する賛否両論があり、GOTOトラブルのようにになっていた。
でもtravelの語源はtroubleだと言う説もある。これでいいのだ。
8月14日は岩手県雫石町の鶯宿温泉(おうしゅくおんせん)へ久しぶりに泊まり(5年振りとか・・・)のんびり過ごし、翌日は仙台で買い物などをしてから秋保温泉へ1泊。岩沼屋さんには何度か泊まっていたけれど、どうやら閉館したのか、入り口が閉鎖されていた。
今回は初めての水戸屋さんに泊まった。
岩沼屋のように部屋食ではなかったけれど、個室での夕食、朝食は美味しく、若いスタッフの皆さんも礼儀正しく頑張っていて、とても満足した。
翌日16日の9時に水戸屋を出て福島に戻り、後輩の東城と合流して11時に再度出発。また東北道を逆戻りし、青森を目指した。
今回は北海道へ渡る日本海フェリーも混雑しているようだったし、何と言っても温泉で過ごす予定を入れてしまったので、17日の仕事に間に合わすためには青森港18:00発の青函フェリー(今は連絡船とは言わないらしい)に間に合うように北上しなければならなかった。
渋滞もなく、概ね順調に青森に到着。
東城はずっと、「先輩、船、揺れませんかね〜」 私「そりゃあ、メチャメチャ揺れるに決まってんじゃねえか」 東城「マジすか!?やべえっす。めちゃめちゃ心配になってきたっす」 私「今日はヤバイだろうな〜^^」 東城「まじっすか!?まじっすか!?まじっすか!?」と、まるで呪文のように同じ事を繰り返し話しており、船酔いの前に心の病になってんじゃね!?という感じであった。450キロ走る車内でこちらまで具合悪くなりそう^^;
立派なフェリーが見えて「おお!!すげえ!!」と喜んだのも束の間、そちらは「津軽海峡フェリー」という船で、青函フェリーと同じ青森ー函館間を結ぶ別な会社の船だった。
そんなにニーズがあるの??と思ったけど、確かに津軽海峡フェリーには車が沢山並んでいた。
で、我がチームの船は・・・
結構古く、車も2列でしか入らない小さな船^^
乗船する車も10代くらい。あっちは50代以上入っていったように見えた。
私「こりゃあ東城、いよいよヤバイな!絶対揺れるわ」
東城「まじっすか!?まじっすか!?須藤先輩まじっすか!?」と、東城は益々心の闇を深めていったのである。(東城をカマウのは楽しすぎる^^)
18時には予定通り出航した。ところが、あまり揺れないんだよね^^;
「須藤先輩、このくらいなら余裕っす〜!!」と、東城は本当に余裕をブチかましており、具合悪そうにしている東城を期待していた私は「つまんね」と、途切れ途切れのイッテQを見たり、少し居眠りしたりしながら4時間を過ごしたのであった。
津軽海峡を北海道側に入ると、すぐ近くでイカ釣船が灯りを煌煌と点けて漁をしていた。
函館到着は22:00。
そこから高速に乗り、豊浦の隣、留寿都村を目指した。
ホテルは留寿都村にあるウエスティン ルスツリゾート。
冬は1泊5万円を超えるのでとても泊まる気にはならなく、ここから1時間先のキロロリゾートのホテルに泊まっていたのだ。(キロロは冬でも10000円から15000円と、この辺りのリゾートホテルの中では立派なのに安い)
ここウエスティンルスツリゾート、夏は1泊2万円くらいで泊まれる。
ホテル到着は深夜0時半を回っていたので、函館からも近く、豊浦にも近いこちらにしておいて良かった^^
1日で750キロもぶっ飛ばした私はクタクタになり、到着して缶酎ハイを飲む気力も無く、そのまま眠ってしまった。
翌朝、このホテルの素晴らしさが徐々にわかってきた。
目の前にはスキー場が広がっている。
夏場は遊園地で遊べる。
それに、ジェットコースターなんか自分には到底無理と諦めさせるくらい凄そうなのがあるんだ。
部屋はご覧の通りで、リビングへは階段を降りて行く。
そこにはキッチンと洗面、トイレ、お風呂などがある。
リビングの壁からはベッドが2台出てくるようになっており、最大4人が宿泊できるようでありました。
入り口を入った左側が寝室で、ツインの部屋になっていた。
「先輩すごいっす〜!快適っす〜!」と、東城は隣の部屋で連呼していた。
朝食を食べて(マスクとビニールの手袋を客が付ける事でビュッフェになっていた。久しぶりのビュッフェに興奮気味の私)豊浦町までのんびり40分。キロロリゾートから豊浦町はぶっ飛ばして1時間半だったので、ルスツは現場からとても近く便利です。
春以来久しぶりで豊浦神社へ。
工事安全祈願をしていただいた、豊浦にある「サ・ム・ラ・イ・豊浦ソーラーパーク」とは、とてもご縁のある神社さんです。
こちらの神社の由来を見て驚いた。
地元には「須藤建設」さんがあり、こちらの須藤さんが中心になって作った神社であるというではないか!!
またまた、北海道とのご縁を感じた瞬間でありました。
この由来については以前にも読んでいると思うんだけど、どうしてそこを深く考えなかったのだろう??
やはり、時期がくれば解ってくる事もあるという事なのか・・・
役場では村井町長、小川副町長らが待っていてくださり、今後の展開などについてご報告させていただいた。
東城はドローンを持ってきており、「発電所の動画が撮りたいっす〜」と言うので、動画(別に発電所が動くわけではないのだから写真で十分なのだと思うんだけど・・・)を撮影してもらった。
現場に着いて準備しているとアブの集団に襲われたんだけど、ドローンのプロペラが回転を始めるとアブはどこかへ消えてしまった。この辺りは「虻田郡」アブが元々多い場所なのだろうと思う。
それにしても、プロペラのシュルシュルシュルという心地いいけど鋭い音に、アブも驚いて逃げたんだろうな^^
「あれ??なんかおかしいっす〜」と、ドローンの設定を間違っていた見たいでなかなか上に上がらない。心細いねぇ〜^^; スマホと連動しているらしく、設定を直して(初心者モードになっていたみたい。)何とか上空へ飛び上がった。150m以上あげる場合には届出が必要という事で、「多分全景を撮るには300〜500mあげないとダメだよ」と言っていたのに「あれ??全部入らないっす〜!これ以上上げると違法になるっす〜!」と、終始焦っている東城、しっかりとした全景は撮影できないまま終わったようでしたwww
無駄な30分を過ごした後、洞爺湖温泉郷へ向かう。
翌週、(8月22日〜26日)に、発電所の停電に伴う定期点検が行われるので、電気主任技術者の高橋さんを宿泊させる洞爺湖温泉の「湖畔亭」を予約しており、宿に寄って宿泊費を支払ってきた。
高橋さんに言わせると「このホテルの朝食と夕食のバイキングがいい」のだそうで、私も3年くらい前に一度、日本電設工業さんにご招待いただき宿泊したことがあり、あの時の夕飯は別室を準備していただいており、バイキングは朝食だけだったけれど確かに種類も多く、美味しい北海道の特産品が数多く並べられて素晴らしかったのを覚えている。
一旦ホテルに戻り、シャワーを浴びたりした。
ここもマリオット系列なので、16時まで過ごす事ができた。
15:30にはチェックアウト。苫小牧東港を目指した。
夏真っ盛りのせいか、苫小牧東港から出発する港がこんなに混雑しているのは初めて見た。乗用車が6列も並び、他に自衛隊の方々が3列くらい並んでいた。
港の受付カウンターの通信が故障していてチェックインが出来ない。乗船は少し遅れたが、19時前に車の乗船が開始された。
船の部屋のデッキに到着した。
北電の苫東厚真発電所は夕焼けを背に電気を光らせていた。
海も穏やかなようで、睡眠薬まで準備した東城は「先輩、今日も大丈夫そうっす〜」と、ひとりご機嫌だった。酔い止めは飲んでいたようだったけれど、どうせなら睡眠薬飲んで、終点の舞鶴まで行ってくれると、この日記的にも面白くなってくるんだけどwww
この日は天の川が綺麗に見えて。
海上は寒かったけれど、食事後部屋のデッキからずっと見ていました。
そういえば、チリの天文台で撮影された天の川の写真を入手しましたが、全体像はこのように湾曲しているそうです。
8月12日だったか13日あたりがペルセウス座流星群の最盛期を迎えていたのを知っていたので、流れ星にも注目していたら、10分間で3個くらいを見つける事ができた。
素晴らしい夜だった。
東城が普通に過ごしているのはちょっとつまらなかったけど^^
よっぽど疲れていたのか、眠った後は朝の放送まで全く目が覚めなかった。缶酎ハイも効いたのだろう。
放送があり、デッキへ出ると男鹿半島の南側を秋田港へ向け航行中だった。
海も穏やかなままで。
凪の海面が続き、船は滑るように航行している。
秋田港に入港。
東城を朝食に誘おうとLINEをしたり電話もしたけど出ないので、一人で行くことにした。
朝食から戻ると電話がきた。朝5時に目覚め写真を撮っていたので、その後寝てしまい、電話にも気付かなかったという。
そういえば、あれから東城の撮影した写真が一枚も来ない^^;
アイツ何やってんだろ??
先週は飲みにも連れて行ったじゃないか!?(東城は酒が飲めません)
秋田港を出港。新潟港を目指す。
マリンブルーの光のシャワーを浴びながら、美しい海を航行。
夏の日本海はいい。デッキで日光浴をしながら過ごしました。
南国で見るような夏らしい立派な積乱雲が発達していた。
何となく世知辛い世の中が続いておりますが、今は夏なんだよなぁ〜
夏真っ盛り
まだまだ暑いですね。
皆さん夏を楽しみましょう!!
おわり
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