とにかく忙しい日々が続いた。
ちょっと北海道の旅の報告の前に、近況報告を。
5月23日には全日本不動産協会の総会があり、総務委員長の私は総会を仕切るような(一応立場的に)役目。総会を無事に終え、今回で理事を退任した。
5月24日は新世代経営研究会の総会。
こちらも今回で地域開発委員長を退任。これで自由の身となった。実は、協会の理事も6年つとめ、委員時代からいうと13年くらい本部に関わって来た。最後は福島の支部長も仰せつかって居たんだけど、とにかく地元に居ないわけで、会員の皆さんには何も出来ないし、もともとそんな能力もないんだけど、迷惑のかけっぱなし。とにかくホッとした。会員の皆様には大変お世話になりありがとうございました。
5月25日は上山市まで出張。打ち合わせ。もちろん日帰りです。
5月26日はいつものライヴハウスC-Moonでライヴ出場。久しぶりに盛り上がり、思いっきり叩いてきた(^^)
5月27日から28日は泊まりで東京へ。浅草や銀座で過ごす。
5月29日は手付かずの雑事に追われた。片付けなければならない資料や用件がたくさんある。
5月30日は秋田日帰り。発電所の工事の進捗状況の確認。
5月31日は午後から東京へ行き、お客様のご好意で森ビルさんの話を聞くことができた。
夜の新幹線で缶チューハイにピーナッツをかじりながらの晩ご飯(?)を車内で済ませ帰宅。もう、11時近かった。
6月2日は仙台へ。三浦陽一さんが77歳になるので、いつもの毛利さんと浩哉さんと一緒に会おうという事になり楽しく過ごす。何と言っても、皆さんとはむかしむかしからのご縁。ご縁は大切にしないとならない。もう、23歳で出会っているので、25年のお付き合いになる。
夜は久しぶりで三浦さんの家に泊めてもらった。
奥様の朝食はいつも完璧なバランスと完璧な味。美味しかったよー
野菜は全て自宅前の畑で作っている。2年前に泊まりに来た時よりかなり畑作りが上手になっていた。^^
落ち着く木の家に癒され元気になる。
いつ来ても、自然に受け入れてくれて、優しさに包まれて過ごす家。また行きたいな。
三浦邸から昼頃福島に戻り、午後から福島山車祭りの準備。13号線を通行止にして上浜太鼓伝承会で参加。山車の運行から太鼓番の入れ替えなど、走り回った。(勿論太鼓も叩いたけど)
17時から20時頃まで楽しんだ。
可愛いい教え子のもえやんは、もう高校生になってしまった。小学生の時から教えていたのに。いつまで経っても可愛いい教え子達です。高校生になっても、一緒に写真撮って貰えるんだから、自分は幸せ。
6月5日は、不動産投資の勉強会の塾生ナベちゃんが独立したのでそのお祝いの宴を岩瀧で行った。みんな出世して行くのが先生としてはとても嬉しい。もっともっと成功していってほしい。
6月6日は朝から夕方まで来客が分刻みであり、打ち合わせを繰り返す。あまり福島に居ないので事務所に居る日を狙ってわざわざ来てくださるお客様方、本当にありがたいです。打ち合わせの為に自分が皆さんを訪問していては時間が足りない。お気遣いいただいております。
ここからいよいよ北海道へ向かいます。
6月7日
朝6時過ぎに出発し、新潟港へ向かう。10:30出港の小樽行きフェリーへ乗る為だ。
新潟市内も渋滞が予想されたので早めに出たんだけど、8:30には着いてしまい、コンビニでゆっくり買い物をしたって10分しかもたず、早めにフェリーターミナルへ行く事にした。
日本海フェリーは15年以上ぶりだった。
日本海フェリーに乗って晴れた事がないんだ。今回も天気悪いだろうと思ったら案の定^^;
翌朝10時までに豊浦町の現場へ到着しなければならなかったので、色々考えた結果、このルートで車を積んで行く事になった。
9:30に車を積み込み、予約した部屋へ行くとすぐ出港した。
車があると、なかなか忙しい。
釣りに行くときは新潟東港から出港する事もあるから、この辺りのはず。
今回の旅の仲間。
弟分のトシと、弟のジュニオア。
トシちゃんは自分が22歳の時出逢ったので、26年も付き合っている。
二人とも2歳年下の弟。
粟島の西側を航行中。
反対側からしか見た事がない。
今まで辛い社会人生活を20数年続けて来た二人は、船旅が素晴らしいと連呼していた。こんな風に仕事をする世界があるのか!?と^^;
こっちは出張だし、明日の現場立会いも天気は期待できず、かなりブルーな船旅なのに、まあ、久々に心と体の洗濯という事で、楽しんでちょうだい^^
粟島を過ぎた。
飛島かな?ちょっと記憶が曖昧です。
男鹿半島も明るいうちに過ぎて行く。
そういえば、寒風山って昇った事がない。男鹿は遠いんだよな。秋田市内からでも入道崎は遠い。
昼食も夕食もこちらのレストランで食事をした。
この船はバイキングではなく、自分の食べたいものを注文する。
空いていたよね。
でも、とても美味しい^^
翌朝は3時に起床。
部屋の風呂に浸かり、シャワーを浴びて身支度を整える。
4時を過ぎ、明るくなってくると北海道の大地が見えて来た。
小樽港に入るのは17年ぶりかな?
いよいよ下船開始。
北海道はトシちゃんに運転してもらった。
天気が悪く、雨ばかり降っていたので写真はあまり撮らなかった。
何と言っても気温が12度。とても寒かった。
7時前に豊浦町に着いてしまい、時間があったので物件を見て回った。
実は、昨年M&Aで取得したExaSol合同会社の本社を豊浦町に作らなくてはならず、土地を探している。
どなたか中心部に土地を持っている方、是非お売りください。(賃貸可)
あまりに暇すぎて、腹も減ってきて、豊浦町の店はまだ閉まっていたので、長万部まで行ってみた。
結局どこも空いていなくて、燃料だけ詰めて戻る事にした。
雨で見辛いけど、長万部駅の向かいの赤い建物には「あつまんべ」という看板が付いていた。
全く、北海道の人々はシャレが効いているんだよなー。ホント、面白い人が多い。北海道は明るいんだ。
豊浦へ戻る途中、どこまでも続く直線の道。
9:45には現場に到着。
強い雨が降っていた。
気温も13度と、ほとんど上がってこなかった。
立会いが始まる。
どこがどこだかわからないでしょ?
この30ha(約10万坪)の購入した広大な敷地に、いよいよ太陽光発電所を築造する。
着工前に立会いです。
説明が難しいけれど、ほとんど見渡す限り弊社(ExaSol)の敷地です^^;
雨の中、みなさんにご参集いただき、寒いのに真面目に立会いをしていただいた。
12時前には終了。
その後、土地の情報を貰うため、伊達市の不動産会社を目指した。
朝の3時に起きてから何も食べていない。
弟らも空腹を我慢していた。
前日の夕食から数えて17時間ぶりに口にしたラーメンがめちゃくちゃ美味しくて、3人で顔を見合わせて笑った^^
味噌野菜ラーメンにチャーシューをトッピング。3人とも同じものを食べた。
名前が衝撃的な突撃ラーメン。北海道の伊達市中心部にあります。おすすめ!!ぜひ行ってください。
不動産会社を訪問し、気に入った土地があったので申し込みを入れた。
室蘭の大きな橋を渡る。
こんな立派な橋があるだけで、とても都会に思えてしまう。
登別あたりの直線道路。
JRでは、室蘭を過ぎてから千歳駅までの直線区間が20数キロあり、国内では最長の直線区間なのだそうです。
その線路と並走して走る。
この辺りまで来ると、気温が18度くらいまで上がってきた。サンルーフを開けて走るのがとても心地よかった。
苫小牧に着くと、今日初めて晴れた。
気分も今頃晴れて来た。^^
朝から空腹と立会いと雨と寒さでブルーだったので。今頃復活。
5:30より、車も人も乗船開始。
船の一番下のフロアの最後尾に車を停める。
部屋に案内された。
15時間の船旅。3人でくつろげるように、先月も利用したセミスイートの部屋を予約していた。
前の船が大洗行きのフェリーで、商船三井のサンフラワー号。こちらより15分前に出港する。
19:00。定刻に出港し、レストランで夕食を食べていると、すっかり夜の帳が降りてきた。
翌日がストロベリームーンということで、ほとんど満月の夜。
果たして月は見えるのか・・・
やった!!
見えてきましたよ。
最初は左舷に月が見えていた。
夜10時過ぎには疲れて就寝。
なんてったって、朝の3時から起きてんだ。
深夜1時過ぎ、なにやら眩しくて目が覚めたら、月が暗い太陽のように部屋の右舷側の窓から輝いていた。
自分のまぶたはやっぱり薄いんだと、この時あらためてわかった。
月が眩しくて目覚めるなんて、皆さんには無いでしょ!?
午前3時を過ぎると水平線に沈みそうになる月。西の空です。
強風で船は揺れていたし、甲板はものすごい風だったけれど、美しい月と海の夜でした。
あまりにも美し過ぎて眠れない。とても贅沢でもったいない夜だった。
目覚めたまま朝日が昇ってきた。月は水平線に沈むことなく消滅。
朝日も扇型の美しい太陽だった。
さすがに眠くなり、1時間ほど眠る。
目覚めて部屋の風呂に入り、朝食へ向かう準備をする。
金華山の脇を通るんだよね。金運の島です。
あの頂上は平気だったけれど、左側のピークへの上りは結構長くてキツかった。どちらもほとんど海抜0メートルから登る、頂上の方が高いし、ピークがどう見ても低いのにツラい地う、不思議な山です。
遊山会で1周し他のは、もう2年前かな。
8:30に美味しい朝食を終えると牡鹿半島を通り過ぎ、石巻沖あたりまで来てしまう。石巻、塩釜、松島は遠くてあまりよく見えない。
朝食は、納豆、野菜炒めが2種類、とろろ、サラダ、焼き魚、ソーセージ(赤いタコさんになるのだけど・・・)など、充分満足。船の食事はハズレがないです。
石巻あたり。あそこでもみんな生活しているんだ。
あっという間に七ヶ浜を過ぎ、仙台港の港内に入ってくる。ここからは減速前進です。
ウミネコがずーっとついて来た。
右側が仙台港のフェリーターミナル
津波から、よくもまあ、見事に復旧したよね。自然の力は恐ろしいけれど、人間の力は素晴らしい!!
予定通り、10:00に接岸。船を降りる。
帰りは浜街道をのんびり南下して帰った。仙台空港インターから相馬インターまで走り、115号を福島へ向かう。
途中の高速が開通してからというもの、東北道から仙台南インター→仙台南部道路経由で空港インターへ行くのと、前記のルートで行き来するのと時間があまり変わらなくなってしまった。福島相馬道路が完成したら、完全にこちらを走る方が岩沼、名取、空港、塩釜、石巻は間違いなく早くなる。道路は素晴らしい。人間の技術も素晴らしい。
サンルーフから日輪を描く太陽がずーっと見えていた。
彩雲っていうのかな?七色に光る雲まで見えた。
日輪とか七色に光る曇って、地震の前年、5月の晴れた日の運動会で見ているんだ。とても記憶に残っていて、あの頃から耳鳴りがしたり、頭の中で誰かの大きな声が聞こえたり、頭の中に強い衝撃を感じたりと、おかしなことが続いたんだ。
今思えば、体は何か自然の変化を感じ取っていたのだと思う。
今のところ、あのような不思議な体験は全くないので、この空がたまたま偶然だといいんだけど、何か体に変調を起こすような事があればお知らせします。
それでも美しい七色の雲。
災害ではなく、幸せの予兆でありますように。
北海道には泊まらない、船中泊のハードな旅。終わり
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