社長のDiary

北海道へ種まきに その2

6月19日予報通りの快晴☀️

 

これじゃあ種を蒔いても干からびちゃう💦

 

ネルソンさんは謎のかぶれというか、湿疹というか、謎の発疹と痒さでダウン。昨夜は痒くて一晩中眠れず、ムヒを1本使ってしまったという^^; テンテンが珍しくそれらしい事を言い「高橋さんそんなムヒ1本も使ったら治るものも治りませんよ!!」と、医者でもないから説得力には欠けるけれど、たまにはまともな事も言えるんだな。テンテンはネルソンLoveだからなぁ〜💕

ネルソンさんを近くのサツドラへ連れて行き薬をもらい、今日は部屋で大人しく休んでもらう事にした。昨日の化学肥料を手(手袋はしていたけど・・・)で撒いて、その手で汗を拭ったりしたからじゃないか!?とか、ブヨに刺されまくったんじゃないか!?とか、現場で皮膚病が流行ってんじゃね!?とか、憶測が憶測を呼んだ。(だんだん冗談が冗談を呼ぶようになっていったんだけど・・・)

 

一路蘭越町方面へ向かう。途中、素晴らしい景色が続く。

 

ビューポイントが真狩村にあり物見台から写真を撮った。

 

テンテンの高級車の奥にはキャベツ畑が広がっていた。

 

羊蹄山の奥にはニセコ連山。

 

最近テレビで話題になっている蘭越町で国道5号線に乗り南下する。

朝ごはんを食べすぎて全然お腹は空かない。

昨日、八雲の5号線でバスとトラックが正面衝突し、5人が亡くなるといういたましい事故が起きていた。

ちょうどその現場に差し掛かる。スーツを着た人が黙祷をしていて、報道陣のカメラが多数集まっていた。

いつも函館との往復で通っている道であり、100回以上走っている場所なのに。いわくつきの、昔から事故が発生している場所だったとは知らなかった。北海道開発局には地域の方々が10年以上前から事故多発地点のため、道路の改良を何度も陳情していたという。こういった大きな事故が起きないとなかなか良くならないのが日本の道路事情である。早期に改良される事を願う。

 

 

海や山が綺麗で。

毎度おなじみ駒ヶ岳もこんなに見えますよ。手前のイタドリには毛虫が沢山付いていた。

 

湾の反対側に目をやると左端が羊蹄山、右端が室蘭。

 

羊蹄山には雲がかかっていた。さっき麓に居た時は綺麗に上まで見えていたのに。山の天気は変わりやすいです。

 

まるで島のように見える室蘭。

 

右から羊蹄山、昆布岳、ニセコ連山

 

レッツゴーなのや!!(ハベてつじさん風)

 

左の室蘭から右の駒ヶ岳を繋いでしまえば最短距離で物流が確保出来るのに・・・ぐるっと湾を周るので函館から室蘭までの距離が約200kmもある。目で見えるくらい近いのだから、海に橋を作れば10kmってところだろうか。どれだけ国内で消費される燃料の量を抑えられるかわからない。エネルギー問題を考えるならこーゆーところから真剣に考えてもいいんじゃないの??

 

函館に到着。相談を受けた売り物件を見てきた。駅には近いけれどちょっと難しい。駅に近いし金額は1億くらいだから手頃なんだけど。立地とか向きとか大事です。

帰りにお気に入りの海沿いの道を走り出したらデッカい船が停まっていて。

ダイヤモンドプリンセス号だった。

 

こんなに間近で見たのは初めてだった。まるで街が丸ごと浮いているような巨大さに驚いた。こんな船で旅するのもいいだろうなぁ。

 

来た道を帰るか、日本海側を攻めて帰るか、どっちがいい??とテンテンに聞くと「どっちでもいいっすよ〜」と返事したので、迷わず日本海側の超ロングドライブコースを選んだ^^

気がつくと日が西へ傾いていた。松前町まで行くと10時間くらいかかってしまうので、松前町へのショートカットコースを走ってきた。そこから日本海沿い(日本海追分ソーランライン)を北上していく。

 

調べると日の入りは7時過ぎになっていた。

 

奥尻島が見える。

 

途中のせたな町に風力発電機が沢山建っていて、見晴らしの良さそうな高台(立象山公園展望台)に少し寄り道してみた。

 

奥尻島は桃色に染まっていた。

 

夫婦岩のような岩(三本杉岩というらしい)の先に夕日が沈もうとしていた。

 

 

夕方に感じる「静かな時間」のはずが、隣でテンテンがず〜っと喋っているのでこの日静かな時間が訪れる事はなかった⤵️

 

風車が並んでいて、7時を過ぎるとライトが点滅し始めた。船から何の電気だろう?と気になっていた光はこれでした。

 

東の空も桃色になっている。バンガローがいくつかあり、1人だけ泊まっている人がいた。こんな場所で過ごすのはとても素敵で贅沢な時間だろう。

 

今日は期待できます。

 

太陽が2つ。スターウオーズ状態。

 

連写始まります。

 

太陽の前に龍が顔を出したような雲があり、上の雲もカーブを描き幻想的な夕日だった。

 

素晴らしい世界旅行の音楽が頭の中に流れ続ける(幼い頃日曜日夜の楽しみだった番組。日曜日は兼高かおる世界の旅を朝観て、夜は日立ドキュメンタリー素晴らしい世界旅行を観るのが決まりでした)。それなのにテンテンのどうでもいい話が妨げる。

 

グリーンフラッシュは起こらなかった。

 

美しすぎて日が沈んでからも美しすぎてなかなか出発できない。

 

やっと帰る。

 

夜20:20分の日本海。まだまだ明るい。

 

ちょっとピンボケ(気の利かないテンテンが車のライトを消さなかったせいです)だけど20:48の空。

北海道の日本海側だと夜いつまでも空が明るい事を知った。

ホテルには夜22時に到着。久しぶりの休日だった。

翌朝もピカピカの快晴⤵️

 

牧草収穫には最高の天気なんだけど種まきには最悪の天気⤵️。

 

発電には最高の天気⤴️⤴️⤴️ ^☀️^

 

明日、朝露が下りる事を期待して種まき開始します。

 

噴火湾の反対側八雲のあたりから駒ヶ岳までが綺麗に見えていた。

以前はここから海が綺麗に見えていたんだけど、積雪に耐えうるよう架台の高さを上げたので、海がよく見えなくなってしまった(良い事があると悪い事もあるというわかりやすい例)。

 

作業を終えクタクタでホテルへ戻る。今日も歩いた。働いた。

 

ホテルの三方を撮影してみた 西の方

 

北側はゴルフ場

 

南東方面

 

翌朝。今日も羊蹄山が見えていた。

昨日に続き天気が良過ぎるのと工事とかち合うので午後から作業する事にし、長万部までお土産を買いに出かけた。現場E工区では凹凸の解消と杭抜きがまだ少し残っており(ネルソン監督が的確に指示するので、業者さんがそれに基づいて翌日作業をしてくれる)、午前中で終わる予定だった。前半はABD工区を重点的に種蒔きしたので、後半は一番広くアップダウンの激しいE工区を攻め、最終日はもう一度全体へ種を蒔きたいと考えていた。もう休んでいる時間がない。

みんな大好きハッピーディアーズ🦌

週の後半が曇りや雨の予報になってきたので、今のうちにお土産などをみんなで購入。自分は新作のトレーナーとTシャツなども一緒に購入^^

 

 

11時前には現場に到着。工事の終わったところから作業を行った(この日の作業写真を撮るの忘れた)。

現場からの帰り道。

右手の山の前にホテルがある。

 

ホテルに戻りシャワーを浴びてお出かけ。

倶知安へ向けて出発。

 

こちら側からだと羊蹄山が雲の中。

 

不思議な事に、倶知安に着くと雲が晴れてしまった。こんな事もあるんだ^^;

ホテルのラウンジでは毎日「シーザーサラダ」「あんかけ焼きそば」「フィッシュアンドチップス」「ザンギ(鶏の唐揚げ)」ばかり食べていたので(なぜか同じメニューを頼んでしまう)昨夜の2人はそろそろ飽きたような顔をしていた。

倶知安のスーパーで買い出し。

 

惣菜や缶チューハイなどを買い込み部屋に戻ると2人はピヨピヨ🐣とエサ待ち状態。惣菜にとても喜んでいた(やっぱり1週間過ぎて飽きてきたのだと思う)。

 

翌朝も快晴だった。こんなに晴れが続くと種から芽が出ないんじゃないか・・・ホテルと現場では天気が違う事も多いのでとりあえず向かってみた。

予想通り現場は曇り空で種蒔き日和💮

ネルソンさんは謎の発疹が回復❤️‍🩹して張り切っていた。

みんなで調べたところによると、ネルソンさん謎の発疹はイタドリの葉っぱの裏に付いている毛虫が原因らしい。刺激を与えると毛を発射して敵に刺さり強いカユミに襲われるらしい。毒蛾の幼虫。成虫になる前から毒を持っているなんて😱

北海道では夏、どこでもみられる毛虫なので、今まで自分が全く平気だったのがとても不思議だった(この季節はいつも半袖半ズボンで現場作業をしています)。

 

農地部分のゴミ拾いが完了したので今日は全工区に蒔いていきます。

 

牧草とクローバーを4:1の割合で配合していく。クローバーの種を残し工事完了後に通路全体へ蒔こうと考えていた(雨が降ればドロドロになり、乾くと砂塵がひどい)。

 

 

豊浦林業の大谷社長にお願いしていたA工区とB工区の除草が完了したので、今度は全体に蒔く(草が生えているところもハゲているところも全て)事にした。

E工区の下の方に泥沼化した場所があって(水が集まってしまう。以前からぐちゃぐちゃしていた)そこに足がハマってしまい、お気に入りの桃色ニッカズボンの左足がドロドロになってしまった。それでも堪えて種蒔きを続けた。

 

今日は一日中種蒔きができた。ドロドロニッカと靴を洗って車に乗った。

このまま少しだけ雨が降ってくれたらいいんだけど・・・

 

裏道を帰ったらコースを外れ、ニセコの方まで来てしまった。現場のすぐ脇にある道からスタートした。明日、ジムニーに燃料を入れて洗車もしたかった(中も外もドロドロ)ので自分だけジムニーで走っていた。

羊蹄山や

 

ニセコ連山が近くに見えた。ショートカットのつもりが昆布岳の南側を走り遠回りになってしまった。

 

遠回りしてしまったおかげで、ホテル到着時桃色のニッカは程よく乾いていた。

お洗濯してお風呂に入っていつものラウンジ到着。今夜はいつもの「シーザーサラダ」「あんかけ焼きそば」「フィッシュ&チップス」「ザンギ」を食べた。色々と試したんだけど、この4品が美味しくて量も丁度いい。野菜も沢山入っている。フレンチフライの量が回を重ねる毎に増えていくのだけが気になった(地元のジャガイモを揚げているので美味しいんだけど、最後には倍の量になっていた💦)。

 

翌日。

いよいよ金曜日になり、作業をするのは今日が最後になった。牧草はもう、全体に2周くらい蒔いたので、今日最後にもう1回全体へ蒔こうと考えていた。それに、ちょっと雨模様で最高の種蒔き日和だった。

 

今日は雲で対岸が見えない。種蒔きには絶好の天気。それに雨がポツポツずっと降っている。

 

パネルが高くなり、(真っ直ぐ歩いていける)作業効率が上がった。

 

ロールベーラーも横に移動するのではなく、下から上へ上がっていけるくらいになった。

気になったので2人が種蒔きをしてくれて、自分はゴミ拾いを最後にしておいた。

また腰が痛くなった⤵️😓

裏道を走って帰る。

 

ここは化物山。標高374mと岡のような山(留寿都村自体標高が高い)。名前の由来は諸説あるらしいんだけど、方位磁石が効かなくなるらしい。2人は恐れ慄き山へと続く道に入ろうとはしなかった。

 

羊蹄山が見えたりしていて・・・

 

 

そのうちニセコ連山も見えてきた。雨が降ったり止んだりしており、発芽🌱が期待できる。

 

ジャガイモの花が咲いていた。

 

こちらはこれから何か植えるみたいだった。

 

車で走っているとナビに出てくるので気になっていた「化物山」には偶然初めて行った。

 

お風呂に入り出かける。

作業終了のさなぶりを行う。

 

羊蹄山が傘をかぶっていた。

 

毎日姿が変わるので写真をバシャバシャ撮ってしまう。

 

雪もそろそろ消えてくる頃だろうか・・・

 

「最後の晩餐は何を食べたい??」と聞くと2人とも「焼肉!!」と言ってきた。焼肉好きなのねぇ〜

倶知安にある先日も行った大仁門へ。

 

首のかぶれも治り一安心のネルソンさん。この日も2人はシャトーブリアンを平らげておりました。

 

自分たちが北海道に到着した日、ホテルエントランスの池に水を入れ始めたんだけど、あれから10日しか経っていないというのに、夜になるとカエル🐸の合唱が凄かった。

ゴミ拾いと種蒔きの戦いは今日終わった。

 

つづく

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