毎年恒例牧草収穫は、工事によって草地が傷んでいるためアドバイスを貰った結果、土地を休ませ肥料と牧草の種を蒔く事になった。
6月中旬の船で北海道へ向かう。
今回もスイートなどは全て完売してしまい、特等和室。
明るいうちに乗船。
今回の旅の仲間たち。
毎年恒例ネルソンさんとテンテンでした。ラブラブな2人💕
夜は船のレストランで食事した後、部屋で出陣の宴会を行い就寝。
翌朝。あまり天気が良くない。
北海道に近づくにつれて明るい空が見えてきました。
少し小ぶりなフェリーらしき船とすれ違った。どごさいぐの??
苫小牧西港。
今回は北海道でトラックの納車があったので、テンテンの高級車を出してもらった(荷物がたくさんあり牛牛でした)。
ホテル到着。11泊する。
10日ぶりくらいで来たけれど、やっぱりこのホテルが好きなんだよなぁ。一番は現場に近い。
近くのサツドラへ買い出しに出かける。とりあえずつまみやアルコール類(缶酎ハイとビール)を買い、ひもじい思いだけはさせないようにしたつもり^^
念の為、道の駅にあるジェット浪越先生の銅像へ挨拶をしておいた(指圧を行う指のところだけがツルツルになっていた)。
元気が出るテレビに常葉町(卒論を書いてくれた白岩の故郷)のエンペラー吉田と共演していた先生。色々とご縁があります(自分がテレビを見ていたので知っているだけなんだけど・・・)。
夕方から霧が出てきて。気温は12度だった。
なんと!!
ホテルの前の担当者が申し送りをしてくれていて、11日間、ラウンジを今まで通り(昨年通り)に使っていいという事になってしまった。
ありがたやありがたや感謝永遠に〜
それに、毎年(ほぼ毎回)わがままを言ってランチメニューのあんかけ焼きそばを頼むんだけど「そちらもモチロン準備しております」と^^; てなわけで、ラウンジへ行く時は毎回あんかけ焼きそばを注文する事になった。
翌朝。種まきにはいい天気なんだよね👍
申し送り事項には「毎朝豚汁」も入っていたそうで、毎朝どんぶりに特別作って出してもらえた^^;(陰ではブタヤロウなどと言われていたかもしれない・・・)みなさんわかめ汁飲んでいるところ申し訳ない(ブタヤロウより)。
次第に天気が良くなってきた。
現場に到着。午前中に苫小牧の雪印種苗さんから種を配達してもらった。
手前の白い2袋が先々週買ってきた肥料。その他の茶色の袋(合計10袋)が牧草(70%)と混ぜて蒔くクローバー(30%)の種。こんな200kgぽっちで47万円って、種は高いよなぁ〜💦
午後には除雪車が到着
高さが2.9mあるので、低床のトレーラーで運んでもらった。注文から1年半、日本に到着から1年以上掛かって届けられた。
このフロントにロータリー除雪機が接続され冬季の約4ヶ月間、現場で活躍する予定です。
ちょっとカワイイでしょ??
ナンバープレートが上に付いていて・・・ヨーロッパのナンバープレートだと横長だから気にならないんだけど、日本のナンバーが上に付いているとタクシーの行灯みたいでちょっと・・・💦 しかし、作業機(アタッチメントは1000種類ある)を前に付ける事を考えると、ナンバーが見えなくなり(ナンバー隠蔽)違反となってしまうから仕方ないのだけど・・・
走行すると目線は外車のトレーラー(ボルボやスカニアなど)が少し下に見える。4tトラックや10tトラック、ダンプは運転席が完全に下に見える高さがあり、作業性を重視している。これで現場は雪害から守れるようになった。
翌朝。今日も霧で寒いくらい。
出発する頃には幻想的な太陽の光が差してきた。
テンテンの高級車と2号機
今日から種まきの前にゴミ拾いです。
現場の方々もここ10日くらいゴミ拾いをしてくれているんだけど、面積が広い(牧草地だけで約3万坪)ため、何度見ても新しいゴミが目に入ってくる。自分たちも本気でゴミを拾った。斜面はキツいアップダウンがあり重いゴミを持ちながら1万歩/日〜1.5万歩/日歩くと今まで感じた事がないくらいの腰の痛みを感じた。しかも天気が良くなりすぎとにかく暑い🥵(と言っても23度くらいなので、とても快適なはずだったけど、北海道で慣らした体には30度以上に感じてしまう)
ゴミは土に埋もれている場合も多く、それをほじくり返して(福島の言葉か?)進むものだからなかなか前に進まない。そんな中 10000歩を越えるのはかなりハードだったと思う。みんな文句も言わず本当によくやってくれていた(テンテンだけはずっと喋っているし、1人の時も何事か話していたけど・・・)。
ホテルに戻ってお風呂に入り、作務衣に着替えてラウンジへ行きビールを3杯イッキしてしまう。喉がカラカラだった。
夜になるとまた霧が出てきた。このくらいの天気だと種蒔きするのにベストコンディションなんだけど・・・まだゴミ拾いを続けなければならない。
静かな時間が戻ってくる。
翌翌朝くらい。いいかんじの曇り空。
拾ったゴミは3人で1日に100キロを軽く越える。ほとんどがアルミで、小さなネジから大きな架台の横梁まであり、あっという間に土嚢袋が20キロくらいになってしまう。途中で置いていけないのでさらに拾いながら通路まで運び出す頃には30kgくらいになっている事もある。身体中が悲鳴をあげ限界を超えていた。
それに、まだ抜き残した杭や凹凸を発見するので、その部分に1.5mくらいの竹🎋を立て、そこにピンクの目印を付けて、ネルソンさんがその位置を図面に落として行く。途方もない作業だった。
早めの朝食に来ると誰もレストランには居なかった。
出発する頃には快晴
ゴルフにもいいんだろうなぁ。72ホール⛳️4コースって、どれだけ広いんだろう。ゴルフ好きな人は楽しいんだろうなぁ。
ゴミ拾いを3、4日続けたら完全に腰をやられた。心も折れた。ゴミは500kgを超えていた。いよいよ杭の調査、凹凸の調査、ゴミ拾いをほぼ終えた。
いよいよ本題の種まきの準備に入った。今日は肥料を巻いてみる。
この2人はとにかく頼りになるのよ。
とりあえずこの入れ物に肥料を入れて
ネルソンさんが肥料を手撒きするという。
なかなかテンポが良くて
撒き方が様になっていて惚れ惚れするくらいだった。それに早い。
1工区撒き終えたので、今度は試しに種蒔きをしてみようという事になった。
この種蒔きマシンの威力と燃費を調べなければならない。
このくらいの面積だと北海道の農家さんは機械で行うのだろうけど・・・
俺たちの機械は小さくて徒歩で蒔かなければならない。とりあえず草が生えていないところを重点的に行った。それでも歩くのが早いのであっという間に蒔いてしまった。
ネルソンさんも早い。
調査の結果、メモリを1〜2にセットして蒔くのがちょうど良いという事がわかった。
下の中央から右に向かう工区を早々と蒔き終えて、送電線の上の工区へ上がってきた。
このペースだと一日で1/3くらいを蒔き終えてしまう。
愛車のジムニーちゃんも悪路が嬉しそう^^大活躍✨
曇ってくるとホッとする。あまり晴れていると芽🌱が出ないそうです。
ここが急角度で上り下りが結構辛い。歩いて発見した凸凹を重機で手直ししてもらう。手直しが終わってから種を蒔く作戦。
種蒔きが早すぎて重機に追いついてしまった。隣の工区も明日から手直しが入るという。それが終わらない事にはせっかく種を蒔いても芽が出なくなる。明日一日あれば、農地部分の調整(凹凸の解消と杭抜き)が終わるというので、ここは焦らず明日1日休みにした。それに、函館の物件を買わないか?と、東京の応援団から出発前に連絡が来ていたので、一度函館へ見に行かなければならなかった。
そして明日は快晴の予報。種蒔きは無理だった(これだけの条件が揃えば休むでしょ?)。
今日も歩いたなぁ。
明日は函館遠いけど、みんな疲れている。大丈夫かな??
で、難関のゴミ拾いも終わったので「今日は何食べたいの?」と聞くと「焼肉」だという。太陽は箸で肉を持って手を伸ばせばジュージュー焼けそうなくらいフルパワーで輝いていた。
3日間ホテルで食事し、4日目で外食と決めていた。影になっているけど蝦夷富士が見えていた。
蝦夷富士のあっち側に倶知安町がある。そこに美味しそうな焼肉店を見つけていた2人。
美しいねぇ〜
蝦夷富士の反対側まで来た。こちら側だと太陽が当たり輝いて見えた。
予約してないけど大丈夫だろうか・・・たしか、この日は日曜日だったと思う。
席は空いていました。2人とも大喜び^^
シャトーブリアンが4200円で。安っ!!と思い、「シャトーブリアン好き?」と聞くと「そんなの食った事ないっす」とテンテン。
じゃあ、食べてごらんよと注文したら「こんなに美味い肉食った事ないっす🤩」と、感動していた。良かったねぇ〜
150gくらいあったと思うので近所で買っても7000円か10000円くらいはしたと思う(希少部位なのであればだけど・・・)。
自分はいも焼酎を1本頼んでネルソンさんと飲んでいたんだけど、時間があまり無い(ラストオーダーが日曜日のせいで早い)事を知り、焼酎8:水2でガブガブ飲んでいたら1時間半くらいでボトルが空いてしまい、久しぶりに酔っ払った💦
ゴミ拾いがひと段落ついたのと、種蒔きの先が見えてきたのと、明日が休みになったので気が緩んだのだろう。どうやらフラフラだったらしいっす😵
つづく
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