社長のDiary

コタキナバル13

帰国前日、朝のレストランで「ジュニチロウさんおはよう!今日は何するですか?」とアリフが来たので、「今日はヤピ島へ行って、午後は決めていない。」というと、「動物園行くですか?私ドライブしてあなた連れてく」というので、「いいの?」「OK!私2時に仕事終わるですから、2時30分に迎えに行きます」という事になった。ヤピ島は、ホテルの船着き場からモーターボートで15分。動物園というのは「ロッカウイ・ワイルドライフ・パーク」という。

順番が逆になったけど、この日の朝は赤ちゃんだった。レストランのお姉さんが、たまにミルクを飲ませたりしている。(もちろん無表情で)

今日は日本のさっぽろラーメンによく似た麺に、シーフードと辛いのを入れて。熱くて放っておいたら、量が増えてきた。HAPPY ^^案外のびた頃がおいしい。

最終日にふさわしく、いいお天気に恵まれ・・・

ヤピ島へ向け出発。船はホテルを後にする・・・

沖合に浮かぶ砂で出来た小さな島(直径10mくらいと思われる)を横目に見ながら・・・

その距離で横切ったら絶対に揺れるでしょ!?と思い、みんなに「揺れるよー!」というと案の定、船はどかんどかん波を乗り越えたものだから、向かいに座っていた日本人のお母さんと白人のお父さんの女の子(ハーフ)が思いっきり泣きだした^^

お兄ちゃんまでつられて泣きだして・・・二人とも大泣きのままヤピ島到着~

来た方角と、反対側沖合いの方角。山でもそうなんだけど、その先に何があるのか気になってしまう。多分、東シナ海が広がっているのは解るけど、やっぱりどうなっているのか気になります。

海賊かと思ったら、漁船のようです。

ホテルがある場所がタンジュンアルという町で、

その隣がコタ・キナバル。空港は、コタ・キナバルから見ると、ホテルの奥、真上の写真右側タンジュンアルの入口にある。

朝はあんなにお天気だったのに、午後帰りの船に乗ると、あっという間に真っ暗になり、いきなりスコールが!!海はシケになった。

船は右に左に揺れながらも高速でバンバン音を立てながら船底を打ちのめして飛ばす。さすがに帰りのこの船では、救命胴衣の着用を求められた。こんなシケの中を走るのは、ヨットレースの時以来でワクワクする。あの時は、船が転覆しそうになり、死ぬかと思ったけど、サイコーだった^^もう、10年以上前の話です。

ホテルへ無事戻り、シャワーを浴びて、ホテルの第2ロビーへ行くと、アリフが迎えに来てくれた。 車に乗せてもらい出発。車はホンダのシビックだった。軽くて早いし燃費も良いそうです。

フロントガラスに貼ってある「P」マーク「これ何!?」と聞くと、マレーシアの初心者マークだそうです。大学へ通う息子さんが帰ってきており、お父さんの車をちょくちょく運転するため、貼りっぱなしになっているとか。日本にもこんなお父さんよく見かけますねー。

警察署。なかなか立派でオシャレです。

コタキナバルがあるサバ州の州知事さんだそうです。(左の四角い写真の方)

盗難防止の為、オートマのノブをロックする。治安はいいの?悪いの?

ワイルドライフパーク到着。

なかなか立派な方々がいらっしゃいまして。

小型で有名なアジアゾウなどもいらっしゃいました。

ショ―の出し物。オーストラリアから来たお父さんには剝けないけれど、オランウ―タンはヤシの実の皮をあっという間に剝いてしまう。ものすごい力。

苦手なヘビが登場!!ワイルドライフパーク内でも、1mくらいのを見かけたけれど(野生の)、中国人の女の子は自分から手を挙げて立候補し、首に巻いてもらっていた。ゾゾゾーッ!!最後に「はーい皆さんで触って下さい―い!!」みたいの事を言われ、仕方なく触ってみた。あまり気持ちの良いものではない。4年生まで通った渡利小学校の同級生高野暁広なんかは、一緒に山へ遊びに行くとヘビを見付けては捕まえてブルンブルンと回して遊んでいた。あの頃から自分は苦手だったよなー。

美しい模様のトラも居ます。南国のトラはぐるぐる回るとバターになってしまうと聞いていますが、回る事は無く、みんなのんびりしていました。

森の番人オランウータン。その池でアニキたちは魚釣りをしていた。「ぜーんぜん釣れないよ^^」と笑っていた。晩ご飯のおかずに困っているワケではないようです。

うまく撮れなかったテングザルでござーる。鼻が高いのにそれは下を向いているので、私とどっこいの低さです。ってゆーか、長い。

立派な美しい角を持つ水牛。カッチョイ―!こんな人になりたいです。

「バーべQにすると最高!!」という名前の生き物だそうです。

日本の水族館ではほとんど水の中で暮らしているイメージのカワウソ(丸山)こちらでは、池と森を行き来して半分くらいずつ暮らしている。

高い木の上にはサルが・・・

レパード。パレードではない。草原の狩人は残念な事に檻の中で静かに過ごしていた。

ラマダンマーケットへ連れて行ってもらう。アリフもイスラム教徒の為、ラマダンの最中。朝の4:50から夕方18:29までは水も飲めない。水槽から汲んでいるのは、サトウキビジュース。後ろでお父さんがサトウキビを潰す機械へ入れるとジュースが出てくる。1杯50円。とっても美味しかったけれど、飲んだ後1時間後1度だけ下痢をした。(このジュースのせいなのか不明だけど、可能性は否めない。)でも美味しかったから、また来年挑戦したいです。「1袋持ち帰れば?」と言われたけれど、飛行機には持ち込めない。

きれいな色の謎の飲み物が並ぶ。美味しそうだけど手が出ない。これも来年の楽しみ。

一番左に並べてある丸いのは日本の焼き鳥ボンジリだった。1本1RM(26円)メチャメチャ美味しくてもう1本お変わりした。5本購入して日本の1本分の代金だから、日本人がリタイアしてマレーシアに移住する理由が分かる。日本で1年暮らすお金があれば、マレーシアでは5年暮らせるって事でしょう?それって豊かだよなー。日本で10年暮らすお金があれば、50年暮らせるんだから(現時点では)贅沢しなければ安心して長く過ごせそう。でっかい山もあるし海もある。何でもある^^ここはいい国です。  とにかく、ラマダンマーケットは楽しかった。おじいちゃんがクッキーを売っていて、ディスカウントをお願いすると、「俺はこれで生計を立てているんだ。引けないよ。これをまけたら俺は生活できない」と、マレー語で全く交渉の余地がなかったけれど、アジのあるおもしろいおじいちゃんだったので、「じゃ、でっかいの4つちょーだいね」と言うと、嬉しそうにニコニコ笑ってくれた。別の夫婦はすぐに3割引きにしてくれたり、若いお姉さんは「高い材料費が掛かっているんだから提示した金額からは下げない。私が愛情を込めて作ったんだよ」ときっぱり断られ、何だかいろんな経営者のタイプが見え隠れしておもしろかったので、交渉はしてみたけれど、安くしてくれてもくれなくても、みんなから買わせていただいた。勉強になるというか、みんなそれぞれ自信を持って商売しており、日本の安売り合戦とは違い、本当の値段で、自分への対価として値付けをして売っている人々が気高かった。

アリフから「友達が経営しているレストランがあるから、夕食はそこでどうだ?」と言われ、「OK」と言うと、ホテルからすぐ近くのレストランへ5時半頃連れて行ってもらった。以前シャングリラホテルの料理長をしていたオーストリア人がオーナーで、紳士的で愛想が良く、そして驚くほど手際のよい主人だった。テーブルの上にカセットコンロと鍋が置かれていて、ビーフやチキン、シーフード(カニやイカ、貝まであった)野菜などを入れて食べる。ラーメンもある。(これでもうご機嫌です)鍋の中は2つに仕切られており、チキンスープとトムヤムクンスープの2種類が入っていた。一人約800円で食べ放題。「ガラガラ空いてるし、絶対に外した!!」と思って期待しないで食べ始めると、メチャメチャ美味しくてびっくりした。本当に驚いた!!食材は全て新鮮であり、スープにはしっかり味が付いていて、絶妙なバランスだった。タイガービールを2本飲んだけれど、鍋の方が美味しいので、2本でやめたwwwww

このピンクのジュースは全員に無料で配られたのだけれど、イスラム教の方々のポピュラーな飲み物らしい。これがまたメチャメチャ美味しくて、懐かしい味にも思えた。やはり、私の前世はアラビアの砂漠の民だったのだろうとあらためて思った。(以前エジプトの旅行中懐かしい気持ちのまま過ごしたので、多分そうなんだろうと思っている)気が付くと6時過ぎには満席になっており、イスラム教の人ばかりだったので、みんなテーブルの上にたくさんの食材を置き、鍋に入れ、ひたすら時を待っていた。そして、6:29になると、ラジオからコーランの朗誦(イスラム教の聖典コーランを聖職者がそれぞれの音程を付けて朗々と唱えるというか、歌っている)が流れ、人々は祈りをささげてから食事を始めた。すごいたくさん食べる。そりゃあ、朝から飲まず食わずだからなー。なぜか私はコーラン朗誦(クルアーンともいう)を聞くのが好きで、流れてくると何だかワクワクします。異国情緒でしょう。

俺だって負けちゃあいない。食べる!!食べる!!

Tanjung Aruの Windbell というお店。お勧めです。

明日の帰国までつづく

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