「ホテルの朝食はまあまあだ」と言う話を聞いたので、最後の日くらい食べてみようとレストランへ。
ところが、喉を通らなかった。ブリティッシュの機内食とこの朝食、どっこいどっこいのいい勝負。
ごめんなさい。残してしまいました。
イギリス上陸後初のハズレに会う。
ホテルの階数は結構高そうなのに、なんで低層階ばかりだったんだろう。もっと眺めの良い部屋に泊まってみたかった。
チェックアウト後、ホテルに荷物を預け、Yさんと地下鉄の駅へ向かう。
初のロンドンの地下鉄。
今回の旅で、国内線の飛行機以外は大体経験させてもらった。本当に有難い。
2階建バスに乗る機会があれば、次回にでも乗ってみようと思うけれど、それにはシステムを覚えなければならない。
アメリカは単純なので簡単に覚えられたけれど、ロンドンはどんなものなのだろうか。
チケットは自動販売機で購入した。
駅の通路はとても狭い。
Gloucester Roadの駅から
Holborn駅を目指す。
まあ〜るいホーム。
日曜の朝で人は疎らだった。
ピカデリーラインの列車が到着。
大江戸線よりも狭い車内。
膝と膝がくっ付きそう^^;
到着するとものすごい地中深くに駅があるらしく、長〜いエスカレーターで地上へ向かう。
天気も良く、建物も美しい。
毎日よく晴れてくれました。
カッコいい建物の写真を撮りながら目的地へ向かう。
装飾がいいよね〜。素晴らしい。
もうすぐ目的地。
間違えて裏側に来てしまったんだけど正解だった。
空いていてすぐに入れた。
THE BRITISH MUSEUM
大英博物館である。
入り口をライオンが守る。
7代のエドワードさん。
イギリス歴代国王で初めて大学入学をした人。オックスフォード大学に入り、2年後の陸軍入隊後、ケンブリッジ大学へ転校したらしい。大学では不良行為が多く、体調の悪い父親が説教をしに来た後、翌月に亡くなってしまったそうである。
放蕩息子じゃないか!!
いきなりモアイがお出迎え。
サラリーマンを卒業した31歳の時に一人でエジプトへ行き、エジプト考古学博物館を1日かけて見てきた。その時、エジプトにあった多くの物が大英博物館にある(持っていかれた)事を知り、いつか行ってみたいと思っていたんだ。あれから19年・・・
ライオンがたくさん居る。
ガオーガオー言ってるように見えた。
ライオンを連れてきた方法を解説。
この顔もエジプトからの戦利品。
紀元前1400年、アメンホテプⅢ世の顔のようです。
アメンへテプという王様が居たように記憶しているが、hoをへと読むのだろうか。
のっけから最大の関心ごとであるロゼッタストーンを観てしまった。
いつもの調子でみんなが知らない後ろ側から撮影した。(必ず空いている)
エジプトではツタンカーメンのマスクを後ろと下から撮影しており、今年、テレビで同じ角度をテレビで初めてだと解説しながら放映していたので、少し優越感を感じていた^^ 19年前に撮影していましたよ^^
まだテレビで放映されていないピラミッドの秘密がある。
クフ王のピラミッド、大回廊という急な階段を上った先に王の玄室と言う、石の棺のようなものがある頂上の部屋があるんだけど、そこに入った時にまるでジェット機に乗っているような「ゴーーーーーーーッッ」って音がずっとしていたんだ。
窓も無い密閉された空間で何故そんな音がしていたのかはいまだに謎であり、テレビでも本でも紹介されているものはない。時間が経つにつれて幻??と思う時もあるのだけど・・・イッコウさんが「まぼろし〜〜!!」って言う度にあの音を思い出すのよ^^;
その時の失敗談があるので、興味のある方はお会いした時にでも教えます^^
ロゼッタストーンの正面は人気があり、読めないのに人々が群がるのでなかなか全貌を撮影出来ない。
若き日に一人でエジプトを旅した時の感覚が蘇るような眺め。
まるでエジプトへ来たのかと錯覚してしまう。
やっと人々が居なくなったので撮影できた。
これを見たかったんだ。
嬉しすぎてもう一回裏側。
もう一回正面。
アニキ、読めないんだから人差し指で字を追っても無駄ですよ^^
最後にもう一回^^
そのくらい嬉しかったんです〜〜
どなたがどんな物に興味があるのかわからないので、写真は撮ってきただけUPしておきます。
言葉少なにいきますよ^^
興味のある方は見て楽しんで。
興味のない方は飛ばしてください。
自分は知らないものの方が多いです。
こーゆーのは剥がしてきたんだよね。
説明文です。
とにかく、写真と説明を付けておきますので、興味のある方は読んでください。
胴体がデカ過ぎたから頭と腕1本だけ持ってきたのかな〜??
なんだかなぁ〜
中途半端にするならやめておこうよ。
エジプトに負けないくらい素晴らしいものがたくさんある。
エジプトの展示スペースを一旦後にする。
この辺りはイラクから持ってきちゃった物たちです。
こんな昔に腕時計あったんすか??
もしかするとバシュロンコンスタンタンよりも古い時計メーカーが存在したのかも!?
博物館の中にピザ屋さんがあった^^
装飾品にはついつい目がいってしまう。
自分のと似た指輪があった^^
ピザ屋さんのメニューも貼ってありました^^
解説と間違って目が行ってしまう^^
放送禁止??
君は犬なのか??
放送禁止Ⅱ
ギリギリ
ん〜〜、深夜11時以降に。
ここはさっきもきたけれどシリアの物みたいです。
もう一度エジプトの別な展示室へ。
こんなでかいフンコロガシは見た事がない。
フンコロガシはエジプトの幸福の象徴です。
頭が
人で
体が
犬ですか???
いよいよマミーの部屋に。
グルグル巻きがリアル過ぎる。
カッコいい男性の、生前の顔が描かれた木棺があった。
君は何故若くして命を落としたのか……南無
リアル過ぎる。
かなり見えています。
美しい模様。
エジプトの生命のカギ。
これのネックレスなどを持っています。銀製ですけど。
エジプトの街にはたくさんの金細工屋さんがあり、「あれは本物なのだろうか??」と問う旅人に、「本物な訳ないじゃないか!!エジプトの金がすべて本物だったら、エジプトがこんなに貧しい訳がないだろ!!」と、地元の人が答えたという笑い話がある。
別の部屋へ。
博物館で写真が撮れるのはいい。
最近ではロシアのエルミタージュ美術館、エジプト考古学博物館も写真は自由でした。
金属の置物や
器
装飾品
皿?
ここからはペルシャ帝国の品々ですね。
変わったライオンだけど・・・
あら??アイロン??
あなたアイロンだったらGood Design賞だわ。
重さが31キロもあるライオンのオモリでした。
31キロって、何に使うんだろう??
男は刃物に弱い。
金属製のストール??肩パット??
痛いよな〜
絶対痛いよ〜
こーゆー装飾品なんかも金なんだよね。
これ絶対にブルガリでしょ??
エレドラのシンバルみたいなのがあった^^
あれを考えた人は、これを見ているんだろか??
こーゆー刀剣は男心をくすぐる。
盾かな。
これだけの装飾品をよく集めたものです。
こんなマグカップで毎日コーヒーが飲みたいです。
さっきでっかい腕があったけど、こんな小さな腕も持ってきちゃったんだ。
このくらいは置いてきてもいいんじゃないの??
昔から装飾品ブランドとか、ブランド職人とかいたんだろうな。
デザインというのは昔も今も共通している不変のものが多々あります。
2世紀のジュエラーの物らしいので、やはり宝石商が居たんだね。
これはハンマーで打ってデザインしたものだろうから、相当な腕と時間を必要とするでしょう。
直径が60cm以上、重さが8キロ以上あるらしい皿。
この人は不良にしか見えない。
紅の豚みたいなサングラスしてるし。
時計の展示もしている。
何故かバシュロンコンスタンタンが無いという物足りなさ。
世界最古の時計メーカーなのに・・・
うーむ。
これも歴史的に重要なものなんだな・・・
これも時計らしい。
ちょいとピンボケですけどMoneyと書いてある。
はじめ人間ギャートルズのお金か。
コインから紙幣に変わってきた。
マンチェスター銀行の発行券。
こちらはポルトガル銀行の発行券のようです。
日本ではなくて中国の物でしょうか。
これは日本でしょ^^
こんなレジを打てるスーパーやコンビニがあるなら勤めてみたい。
1901年にロンドンで作られたティファニーのレジって事ですか??
ギリシャ・ローマコーナー
目力ハンパないっす。
戦いの絵なんだろうけどちょっとかわいい。
日本コーナーへ来た。
ところが工事中で見る事が出来なかった。
それに今日はこれから空港へ向かいので駆け足で観る事になったんだけど、次は1日かけてゆっくり見たいものだ。
エルミタージュ美術館もそれはそれは素晴らしく、1日ではとても見られるものではなかったけれど、エジプトやロンドンの博物館はとても面白いです。
お土産ショップを覗く。
一番気に入ったけれど、エジプトのお土産と勘違いされそうなのでやめた。
ちなみに、エジプトにはこんなクオリティのお土産はありません^^;
天井も素晴らしい。
また来まっせ。
日曜の街は若者で溢れかえっていた。
楽しいから街に集まるわけで、福島の駅前なんて、どうしたら良いんだろう。若い皆さんには申し訳ない。おじさんがそのうち、もうちょっと面白い物を創りたいと思うので、もう少し待っててね。
犬を連れたホームレスの方は珍しいけど、大都会だから収入も多く、二人で食べていけるんだろう。
タクシーで移動する。
パブに到着
パブの建物には古い酒の販売許可証が貼られていた。
「敷地内で消費する飲酒の為の販売を認める」という事です。
intoxicatingは中毒という意味で、
intoxicating liquorsだと飲酒という意味になる。
元々、飲酒は酒中毒みたいな意味なんだろうな^^
この古くてカッコいいパブで食事をしたらロンドンと旅の仲間たちとお別れです。
カッコいいでしょ
イギリスの交通標識は分かりやすい。
レンタサイクルは市内のあちこちにあります。
レンタサイクルの精算機。
近くには高級なコンドミニアムが立ち並ぶ。
目の前にあるのが
PALACE GARDENS TERRACE
この辺りには日本大使館やサウジアラビア大使館、などがある。
コンドミニアムの価格が1部屋4億とか平気でするらしく、20億、30億円クラスの邸宅が立ち並ぶロンドンで一番の高級住宅街。
パブの中に入る。
最初は空いていたんだけれど、すぐ満席になった。
クラシカルな室内。
メニュー
「須藤さんにSUNDAY ROASTSを食べて欲しいんです」
と、連れてきていただいた。とても楽しみにしていた。
イギリスの風習で、日曜日の昼過ぎからローストした肉や野菜、ジャガイモなどをグレイビーソースで食べながら飲む習慣があるらしい。自分はポークを選んだ。
テーブルや椅子、床などいい感じです。
ちょっと、食前のトイレレポートを^^
案外普通。
メチャクチャ古いトイレもあったんだけど、そんな時に限りカメラ持っていなかった。油断できないイギリスのトイレ。
階段が狭い。
イギリスのビールが美味しい。
以前のアメリカやベルギーも美味しかったけれど、イギリスの方が上かな。
Mr.Kはチキン。
東洋人は自分たちだけだったけれど、
Y氏もチキン。
この二人がちゃんとしたブリティッシュ英語を話すので、店員さんに「What!?」なんて言われることはない。
とにかくすごいBig Sizeで食べ切れなかった。
パンは手を付けられず、肉も半分残してしまった。
2杯目は色の薄いビール。これも美味しい。
すっかりぬるいビールを美味しく飲めるように体質が変わってしまった。
「ミュージシャンの須藤さんに飲んで欲しい面白いビールがあるんですけど?冷たいビールでもいい?」と、Mr.Kが言うので勿論!と言う事で運ばれてきたのがこれ。
「ビーバータウン」と言う名前のビール。
ドクロのマークのビールはレッドツェッペリンのジミー・ペイジの息子が経営しているブルワリーのビール。
ほろ苦くクリーミーでフルーティーなビールでとても美味しかった。
Beaverton
いつかロンドンを旅する事があったら、ハイドパークの西、ケンジントンパレスのちょっと先にあるこのパブで試してみてね。スミちゃん^^
飲んだのは19番の方です。次は18番も試してみたい。
店員さんへ別れを告げ、良い気分で外へ出て、フラフラと歩き、
ケンジントンパレスガーデンへ。
こちらはノッティングヒルズ側のゲート。
道路の反対側がノッティングヒルズだ。
見た事のある紋章だと思ったら、サウジアラビアのだよね。
興奮でレンズに指が入ってしまった。
この通りは撮影禁止区域なのだという。
通りの入り口に守衛がおり、車は許可証がないと入れない。そのくらい厳重だった^^;
日本の国旗を発見。
日本大使館らしいです。
外溝がハンパないっす。
こちらにはフランスの国旗が。
建物が素晴らしいんだわ。
この辺りがパレス・グリーンと言われる場所で、
その奥にはケンジントン宮殿がある。
少し見える建物がそうらしい。
反対側の守衛の居る門から出てタクシーに乗り込んだ。
普通の人も入れるけれど、警戒は厳重。
すぐ近くにはHoliday innがあった。
このホテルは高級ではないけれど、世界中のいい場所を抑えているんだよね。
大したものだわ。
もう少しつづく
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