社長のDiary

5月の北海道

毎月恒例となってしまった北海道出張。

最近ますます船が混んできてスイートルームやジュニアスイートが取れない。特等の和室を頼んでおいた。

食事が付いていないので多賀城のスーパーでお買い物をしてから乗船した。

 

先頭の和室からの眺めは曇り空。

この後19:40出港。あっという間で夜になり、天気も悪く写真はナシ。

 

 

翌朝。北海道の山々が見えていた。

 

 

もう樽前山が見えている。

雲が高く、山の形がくっきりと見えた。

 

 

苫小牧も見えてきた。

 

港に接岸。到着。

 

最短コースを走り留寿都村を目指した。

2年前に崖崩れが発生し、1年以上この幹線道路が通行止めになっていた。その現場に差し掛かる。

 

 

峠を越え喜茂別に入り、平坦な道路になるとホッとする。

 

ウエスティン到着。半年ぶりだろうか。

 

久しぶり。冬は代金が高くて泊まれない。

 

 

天気はイマイチだけど、遠くに昆布岳が見えていた。

 

正面に海が見えるようだけど、ここから海を見たことがない。幻だろうか・・・

左の高台にあるウインザーホテルは現実のものだった。

 

ホテルでスーツに着替えて車に乗った。

豊浦町へ向かう。

 

5月。やっと春になった北海道。

 

昆布岳がいいなぁ。

 

ウインザーホテルの麓まできた。

先日、豊浦町の(新)副町長が現場まで視察に来てくださったので、その御礼と、北海道庁から出向されてきたのにまだお会いした事がなかった。30分ほどお話させていただいた。色々と物事を知っておられる方でとても優秀だと感じた。話は発電所のことから、沖縄での事業、アメリカやイギリスでの事業まで質問が及び、楽しく話ができた。豊浦町も安泰だろう。これからもよろしくお願いいたします。

 

革靴だったので今日は現場に寄らずホテルへの帰り道(現場を歩いたら多分靴が廃車になると思う)。

羊蹄山には雲がかかっていた。

 

 

天気はイマイチ・・・

 

なんて思っていたら・・・

山の上に日輪が出来て、その中に人が手を広げているような雲があった。呆気に取られてしまい、雲の形が少し崩れてからシャッターを切ったので、このような感じだけど不思議な現象だった。

 

夕暮れてきた。

 

今日はずっと昆布岳が見えていた。

 

下の白い屋根の三角に開いているところがレストランアトリウム。朝食を食べたりラウンジがある場所。

 

ホテルのシステムが変わってしまった。

 

上級会員のラウンジでのアルコール提供が20:30〜22:00までだという。そんな遅くまで飲む気も無いし完全な改悪でちょっと頭に来ていた。世界中の系列ホテルで夕方から利用できないラウンジってここだけだった。

 

というわけで、食料を買い出し、部屋で缶チューハイを飲んでいたので、夕方から夜にかけての景色を撮影する事ができました(この時間部屋で過ごしているのは珍しい)。

 

月が出てきて

 

留寿都は小さな村で街の明かりも小さく夜でも空や星がよく見えます。

 

ちょっと缶チューハイが足りなくなり・・・

 

 

外に出ると月の周りが青空みたいになっていた。今日は不思議な現象が続く日です。

 

 

ホテル全景

 

 

この犬に似ていると言われました。

 

 

翌朝。影ウエスティンが見えていました。

 

 

今日も昆布岳が美しい。

 

 

左手の洞爺湖には雲海が広がっているようだった。

 

朝食を食べて(初めて豚汁が出なかった・・・)出発。

農地部分に撒く肥料が必要で、伊達市まで足を伸ばした。肥料は9haに対して20kgを2袋で間に合うということで安く済んだ。牧草の種は高いんだ。同じ面積に対して47万円もする!!工事は遅れるわ、発電は遅れるわ、思うように進まないわ、農業にもお金がかかるわetc etc……….須藤ちゃん踏んだり蹴ったりなのよ(T_T)

農協へBMWで乗り付け、肥料を積んで帰るお兄さん(アタシの事)。かなり異様な光景だったと思う。

現場に到着。

 

半分弱の6MW連系が終わっていた。今日は元気に発電中!

 

大変な作業だったけれど、よくここまで仕上げてくれました。

 

この右側に廃材を集めたので、この撤去をしないと建設が出来ない。

 

廃材はまだまだたくさんあるけど、毎日産廃業者さんが回収にきてくれた。片付いたらここだけで2MW分のパネルを貼る。

現場を歩いて回った。歩くと抜き忘れた杭がまだいくつかあった。ゴミもある。杭を抜いた跡の穴も空いている。これらを撤去、改修しないと来月から牧草の種蒔きが出来ない。

 

作業の指示をして現場をでた。今回も来て良かった。

 

 

今日は羊蹄山(蝦夷富士)が見えていた。

 

北海道だなぁ。

 

このように北海道らしい景色は意外にこの辺りに多い。富良野や美瑛の方と同じような景色がたくさんある。

 

原発事故の後、空や雲を観ても以前のように感動したり美しいと思えなくなっていた。雲まで放射能で汚染されているんじゃ無いかと・・・心の病だったのか😅

北海道の発電所が2年連続の大雪でほぼ全壊するという危機をなんとか乗り越え、また、空や雲が美しいと心から思えるようになっていた。災害やピンチをいくつも乗り越えてきたけれど、新たな壁を乗り越えると以前の苦難は忘れてしまうものです。

 

あまりに美しいので車を停めてしばらく眺めていた。

 

右の羊蹄山と左の昆布岳の間には

 

ニセコの山々も見えていた(最近、右手の山の麓でガスの噴出事故が起きたそうで。自然相手というのは全く勝てないものであり、地下とか地中というのは未開の部分ばかりなので大変な事だと思う。私たちが目にしている地球はその質量からすればわずか3%だけなのだから。

 

昆布岳も近くに見えいていた。

 

反対側にはウインザーホテルが見えていた。

 

農業いいなぁ。出来高がわかる仕事はいい。

 

自然の中に農機具で人間の跡をつけて作物を得ている。太古から変わらない山の姿と人間が作ったデザインが見事に融合した景色。

 

てなわけで。ホテルに戻りシャワーを浴びて帰り支度をする。

 

今日行う事を全てこなし港へ向かう。

 

今日は苫小牧東港から新潟へ向かいます。

 

船室に到着

 

夕焼けの苫東厚真発電所

 

出港。つい最近まで出港時は真っ暗だった。

 

港を後にする

 

今日も月が綺麗だ

 

あまりにも月が綺麗なので連写してしまった。

海に月明かりが映る。

 

絞りを変えたら真昼のような画像になった。

 

すごいなぁ。自然はすごい。

 

夜中まで何度もベランダへ出て月と星を眺めていました。

 

翌朝。男鹿半島から秋田港へ回り込むところで目覚める。

 

昨日の月の代わりに太陽が出ていた。5月末の太陽は真夏を思わせる力強いものだった。

 

秋田港入港時お風呂に入ったりした。

出港。また風力発電機の数が増えていた。

 

風車は元気よく回っている。

 

旋回して港外へ出た。

 

 

風車がこれだけあってもまだまだ電気が足りない。

 

鳥海山が見えていた。

 

UFOが来たと思ったよ

 

雨が降りそうな雲。

 

穏やかな船旅でした。

 

新潟に入ってきた。

 

火力発電所あたり。

 

新潟港到着。長いようであっという間なんだよな。

5月の旅はこれにて終了。

6月の長旅が控えているため、今回は短い滞在でした。

それにしても毎月現場へ行ってあれこれ注文をつけないとならないなんて、今までで初めての現場だった。

ホント、長〜い戦いです。

あともう少し。

がんばります!!

 

おわり

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