前回の続き。日にちは4月23日AM2:00頃
青森港から函館港へ向かう津軽海峡フェリーは乗船が始まり船室へ移動。
あ〜!!やっと眠れる!!
シャワーも浴びれる!!駐車場を気にせずトイレにも入れる!!
おやすみなさい・・・
と思ったら、全く眠れなかった。頑張って走り過ぎて気合いが入り過ぎたのだろう。興奮状態だったみたい・・・
出港してから2時間くらいで夜が明けた。もう眠れないからシャワー浴びよう。
シャワーを浴び終えてしばらくすると函館が見えてきた。
下船の案内があり、階下へ降りた。
窓から外を見ると、函館港にはまた大型客船が停まっていた。デカい!!
函館から室蘭まで一気に走った。手前の伊達市にあるパーキングでトイレ休憩だけして室蘭の北海道運搬機さんに到着し、雨の中トラックにトラックを積んだので写真ナシ。あとから出てきます。
これは伊達市のパーキング出る時の写真だわ。雨で心折れそうだった。
恵庭のホテルに到着。恵庭は晴れていた。
積み上がった状態。雨の中だったからか少し失敗している。トラック前輪の下の台が下がりきっていないのがわかるだろうか。もう少し下げないと、規定の4.1mはクリアしているけど、国道のトンネルは3.8mくらいしか無いところがあるから厳しい。白いトラックはスーパーハイルーフで車高が3.73mあり、これを超えないのが目安となる。
我が車は家族の憩いの場となっていた。子供が大喜び^^ 「どーぞ!写真撮ってください!」と言うと奥さんと子供さんが被写体に納まった。
ホテルには13時すぎにチェックインさせてもらい、1、2時間眠れた。32時間眠らずに過ごすなんて高校生以来じゃないのか??
17:00
もちろんこの男はこの時を楽しみに待っていた・・・
肉・・・
肉・・・
「トシまずは野菜からだ!!」「え〜!社長俺野菜食べないすよ」「うるせえ!!野菜から食え!!」
と言うことで、ナムルを1人前ずつともやし、キムとなどを食べさせてから肉食わせました。しかも、安いカルビが一番好きだと言う。めちゃめちゃ体に悪そうなものばかり食べたがるのである。
「先にカルビ食べたら牛タンなんか食べないんだろ??」と聞くと「いや。牛タン食べます」と。順番なんてどーでもいい男。安田トシ、通称テンテン(54歳)
いいかトシ。物事には順番とかマナーというものがありとても大切な事なんだ。寿司屋で大トロから食べちゃいけないよ。さっぱり(白身やイカ)→味が濃い(トロ、穴子、ウニ、イクラ)→旨みが強い(赤身、エビ、マグロ、貝類)と行くものなんだ。メインから出てくるフレンチやイタリアンだってコースで頼めば無いじゃないか?(まあ、言っても聞くわけないか・・・)
そんな火を見て喜ぶって、オマエ・・・!?
お昼もやっている。美味しいお肉屋さんです。
ホテルへ戻り高さを確認するとやはり後ろの方が高いように見える。明日調整しよう。
今日は歩数が足りない。22時頃からせき立てられるように歩き始めた。
ライティングが素晴らしい。公園を10周ほど(1周約5分だったので1時間弱かな)し今日の目標を達成できた。
やっぱり高いな。おやすみなさい。
翌朝。
天気がいいので川原のサイクリングコースを歩きましょう。
雪が全く消えてしまった。前回はあんなに雪があったのに。風が吹いて溶かしたんだな・・・
所々に鹿の足跡がある。
いつか自転車で札幌まで行ってみたい。
ここは歩く人より圧倒的に走る人の方が多い。
それに「おはようございます」と言っても返事を返す人が少ない。どうしてなんだろ?
奥に見える橋の手前まで行って引き返した。
平坦なので物足りないんだわ。北海道は平地が多く仕方ないんだけど・・・
8時前にホテルを出て恵庭駅まで約30分歩いた。
この駅の自動券売機は領収証のボタンが無かった。SUICAのタッチでも良かったんだけど小銭が重かったので(ズボンが下がる)使った。経費にしたいので皆さん証人になってね^^
札幌到着。
駅から信号1つか2つ分西へ歩き、そこから北に向かいます。
ホルスタインビルというビルがあり、酪農関係の組合などが入っているようだった。洒落てる。💯
そのあとは北大の前をひたすら北上して懐かしい日本電設工業さんに到着した。
インターホンで大沼さんを呼ぶと、久しぶりに会う佐口さんが出てきた。
「あれ!?社長、今日の打ち合わせ富士電機さんだって大沼出ていきまいたよ!!」と。約束の時間10時まであと10分だった。30分前に着いていたからもっと早く尋ねれば良かった。
それでも佐口さんは機転を効かせてくれて、支店長車で富士電機さんまで送ってくれた。
約10年前になるだろうか。色々な方の伝で、豊浦の発電所が案件化される前に紹介され辿り着いた。私が前に勤めていたゼネコン、コンサル、国際弁護士、政治家の方々にお世話になりご縁をいただいた案件だった。
工事が始まる前から、飛行機で北海道へ行くと支店長車でわざわざ新千歳空港まで毎回佐口さんが迎えにきてくれた。当時営業部長だった佐口さんはその後副支店長になり、現在は65歳になられたという。お互い髪の毛が白くなったと感じた。一緒に居てとても楽しく大変お世話になった方だ。
富士電機での会議には5、6分遅れで到着。偉い方々が待っていてくれた。
2時間近く会議して駅まで歩こうとすると電気主任技術者の高橋さんが「社長恵庭まで送りますよ!」と言ってくれた。「じゃあ、恵庭で安田が待ってるから3人でラーメンでも食べましょうよ!美味しい店があるんだ」と誘った。
到着すると「なんでこんな店知ってるの!?」と驚かれた。隠れた名店。恵庭歴長いのよ^^
車中での40分間と、食事中の40分間、高橋さんとも色々な話が出来て良かった。
札幌を歩いて今日のノルマは達成していたんだけど、食後ホテルまで20分くらい歩いて戻った。トシは最近膝が痛いのだという。この冬も痩せようと思ったら太ってしまったらしい。歳をとるとなかなか調整がうまくいかないものだ。あ、金のハンバーグ買い過ぎたからか?・・・
前のスノーブロアを目一杯上げて、白いトラックの台座をギリギリまで下げ(下げすぎるとトラックの下回りが接触してしまうので加減が必要で下限がある)3.7mを切るくらいまで高さを抑える事ができた。
タイヤはこの位置に固定すると前後に動かなくなり安心。
出発まで2時間ばかりあったので、ラーメンでかいた汗を流したり、荷物をまとめたり、コーヒーを飲んだりして少しのんびりした。
16:00ホテル出発。道がまっすぐだ。
少しカーブしても・・・
また真っ直ぐになる。
いよいよ農業も始まるな。
1時間半くらいでフェリーターミナル到着。
遠くまで続く雲。
下関ナンバーのミキサー車の新車が停まっていた。こちらで架装し納車するのだろうか・・・
19時過ぎ乗船の許可が出た。前進で入って船内でバックして停める。「左に寄りすぎー!!」と、1度切り返した。っていうか、船内でバックするの日本海フェリーだけなんだけど。とにかくトレーラーにしなくて良かった。
レストランは激混みだった。こんな15分以上並んだ事なんてないよ。バスツアーの先輩方が大勢いた。
やっぱり肉だと言うので、トイメンはハンバーグと唐揚げ、チャーシュー麺。
まあ、楽しくやりましたよ^^
翌朝。
男鹿半島あたりで目覚めた。
入道崎
海は穏やかだった。
海上風力が見えてきて。
秋田港が近づいてきた。
今日は秋田で下船する。
キリンのようなコンテナのクレーンが立っている。
旋回が始まるとそろそろ車輌甲板への案内が始まる。
7:35 ではトラックに移動しましょう。
いやいや。下船してからが大変だった。7号線を一路秋田市中心部へ向かおうとしたら酷い渋滞で。秋田ってこんなに混むんだ・・・
市街地へ入る辺りまでなかなか動かない。7号へ合流する通勤の車が多いんだわ。次回は反対側に回って一度高速に乗った方がいい。
40分くらいで流れ出した。
この五右エ門ラーメン美味しいらしいです。野村くんが「秋田で一番好き」らしい。
チャイナタウン通過。あれ!?白い立派な看板が付いてる!!儲かってる証拠だわ。素晴らしいなぁ。
その後、7号から13号に入り、協和町から左折して46号に入った。
協和の道の駅で2人ともトイレギリギリセーフ!!朝からお茶を大量に飲んでいた。油断したぜ。
角館にはバイパスが出来ていて(そんなに出来たばかりではないと思うが)街中を通らないので快適だった。
角館も桜が満開。花見山みたいな山がある。
久しぶりに古い屋敷のある街並みを歩きたいな。
途中の仙岩峠では案外トンネルが狭く、それに登りの勾配がキツくて車速が40kmくらいまで落ちてしまった。下りはまた勾配がキツいのでエアーブレーキ全開にしないと危なかった。荷物の重量は7トンくらいだと思うんだけど、昔は30トンとか積んでいたんだから凄かったんだろうな。俺には無理。7、8トンがちょうどいいですよ。
雫石町に入ると岩手山が見えてきた。残念ながら上の方には雲がかかっている。それでもこの山の雄大さが伝わってくる。岩手山はとにかく裾野も山もデカいんだ。
目的地の土樋パルスさんに到着。予定した11:00より20分早く着いた。👏
社屋には綺麗な桜の木があった。
今年はなんだか桜の事ばかり書いているんだけど、それには訳がって。そのうち改めて書きます。
後ろの黒いトラックを下ろし、自走させて前のスノーブロアを切り離し、メンテナンスをお願いした。
またもう一度荷台に黒いトラックを乗せて完了。
お昼を食べて行ってと言われ、お言葉に甘える。
車で10分くらいの美味しい蕎麦屋さんへ案内してもらった。
久保田さんという蕎麦屋さんで、銀行に勤めていた頃蕎麦打ちを始めて、今ではこっちが本業になったそうです。
美味しい蕎麦と天ぷらだった。それに安くて驚いた。今時、あのくらいの蕎麦は2000円近く払う事が多いけど、1000円前後の料金だった。
会社へ戻り、色々な機械を見せてもらう。
低重心のホイルローダー。重心が低いので転倒しないそうです。
これは日本製のトラクターに除雪機を連結したもの。このトラクターも除雪機として検討した事がある。ヤンマー製。
この黄色いのは日本の「KATO」というメーカーのもの。とにかく性能がいいそうで、キャタも冬用のブリヂストン製が装着されていた。
お礼を言い出発。46号線を盛岡方面へ向かい、盛岡インターから高速に乗った。
この岩手県内をトラックで午後走ると必ず眠くなる。道が真っ直ぐだからなのか、トシが隣でワーワー喋っているからなのか・・・
あまりにも辛くて休みながら帰った。不思議と宮城県内に入ると眠気がおさまるのよ。
帰ると寿美ちゃんから本が届いていた。
昔、深夜特急を読んだ沢木耕太郎さんの本だった。本屋さんで見かけて俺に合うと思ってくれたそうです。ありがとう。大切に読ませてもらいます。現在26ページの「シャルル・ド・ゴール」まで読みました。
秋田港から戻った日は目標達成できなかった。残念ながら1週間のうち1日だけ未達。
翌朝。信夫山の直登コース。
ヤツと肉食い過ぎたのかちょっと歩くのが辛い。重くなったのか??
その後もなるべく直登ルートの階段を歩いて登った。
烏ヶ崎
天気いいわ。雲がない。
第一展望台からまた登り返してお寺の脇を下る。
まだ咲いていた。
八重桜にも種類があるみたいで、来年は種類ごとに写真を撮ってみたい。
桃色の花々もまだ咲いたまま満開だった。
翌朝も登った。
この日も薬師の峰まで行ってみた。
薬師如来のお堂。
謎の花。ダダ。
また次の日も登った。
4月28日月曜日。9時に懐かしい東邦銀行の勝倉さんと田村さんが来てくれた。
勝倉さんは私が商売始まったばかりの頃、ローンセンターに居て色々とお客さんの融資のお世話になった。
田村さんは以前弊社の担当をしていただいた。東京に3年、鹿島支店長として3年。6年ぶりの再会だった。
10時頃、野暮用があり出発。
日々朝は罪滅ぼし、昼は様々な仕事と旅、人との出逢い、夜は心と身体のアルコール消毒。そんな事を繰り返す日々が自分には楽しくて貴重で愛おしいのであります。
皆さんもゴールデンウイーク楽しんでください。E
おわり
コメント