2023年12月5日、本日午後、盟友佐藤浩哉さんが逝ってしまった。
山に行けば必ず会えると思っていた人と会えなくなっちまった。
ぶっきらぼうそうで、実は優しい男だった。初めて会ったのは、私が23歳の時。日本国土開発へ就職した時だった。何もわからない自分に温かい手を差し伸べてくれた。
山での自分は10年くらい前不調が2年続き、足が攣って途中から登るのが困難になった時も、白馬岳直下で低体温症となり、歩くスピードが遅くてみんなについて行けなかった時も、彼は一緒に寄り添い、文句も言わずに元気付けてくれた。
自分は去年から北海道の発電所が大きな被害に遭い、どうしても毎月北海道へ1回〜2回行かなければならず、毎月の山の会へもなかなか出席できなかった。そんな時、浩哉さんは癌を患ってしまったんだけど、退院したと聞いており、そのうち山で会えるものだとばかり思っていた。
それなのに・・・
会いたい人には会いたいと思った時に会わなければならない事をこんな形で知るなんて・・・
心よりご冥福をお祈りいたします。
浩哉さんが登りたかった山、好きだった山、少しずつ思い出しながら登り続けていこうと思います。
いつも前向きに、悪天候にも負けず頂上を目指していた浩哉さん。明るくて暖かい方で大好きでした。
酒は無くなるまで一緒に飲んだものです
鳥海山の途中で前泊。外で寝ていたら早朝より風が吹き、一睡もできなかった。
自分が注文したのがメガ盛りすぎて大笑いされた
背が高く足も長いので歩く姿がカッコ良かった
何度も登山口へ俺たちを運んでくれたバス「ただの号」
この大雨と雷の下りで浩哉さんは膝を壊し、自分は足の裏の皮が半分以上剥けた。
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