社長のDiary

北海道へ2

翌日。

 

釧路湿原を横切る高規格道路。こんな湿原の中にまで太陽光発電所が作られている。ちょっとやり過ぎじゃないのかと見る度に思う。

 

快晴の釧路市を後にする。この後高速に乗ったのでしばらく写真なし(トンネルだらけで良い景色がない)。

 

高速にも飽きてしまい、地図で近道を見つけたので一旦降りてみた。

すると懐かしいトマムのツインタワーが見えた。

まだサラリーマンの頃、自分はまだ25歳くらいだったかな。伊東設計の伊東先生(私の山の師匠)と一緒に来たのがここトマムスキー場だった。巨大なホテルに驚いたのを覚えている。大雪でスキーどころじゃなかったけど^^;

しばらく下道を走ったんだけど・・・

途中からの最短ルートは災害復旧工事で通行止めになっており、もう一度高速に乗った。で、夕張で一度降りる。

 

しばらく走るとどこまでも続く直線道路に出る。この道は何度か通っているけれど、いつも天気が悪かった。今回はまあまあの天気。どこまでも道が伸びていた。

 

ホテルへ向かう。

 

もう夕方になってしまった。

 

フェアフィールドバイマリオット恵庭。1Rの安いホテルだけど、出来たばかりなので快適である。バスタブがなく、シャワーのみというのが寒い季節には辛そうだけれど、まだ大丈夫な時期でした。

翌朝。ホテルを出発。

恵庭から千歳へ出て、そこから裏道に入る。ここが現場への最短コースだ(と言っても145kmある)。

 

冬の気配を感じる道は所々凍っていた。

 

支笏湖の湖畔を通るルート。トラックやトレーラーもバンバン走っている。

 

この辺りで天気になるのは初めて(いつも曇っている)くらいだったんだけど、目の前に雪が積もった樽前山が突然現れた。こんなに近くで見るのは初めてだ。

 

支笏湖。夏はもっと葉が茂って見えなくなる。

 

道路の反対側へ行って撮影したかったけれど、急いでいたので車を停め、車内から撮影。

 

峠を越え、今日は伊達市方面へ左折してみた。ナビの情報だと、こちらの方が近いらしい。

 

目の前には突然畑が噴火して出来た火山、昭和新山が見えていた。

 

豊浦町に入ると少し余裕があったので、豊浦神社へ参拝。

 

現場に到着。

 

工事はあまり進んでいない。

 

期待して来たのにちょっとガッカリしてしまった。

 

秋から雨が続き解体が思うように進まない。一番工事が進む夏に2ヶ月間、工事をストップせざるをえず、一旦作業員の方々を返してしまった為、みなさん他の現場へ行ってしまい、作業員を増やす事ができない。やっぱり今年は八方塞がりなんだわ。

がっかりし過ぎて後は写真を撮る気力も無くなってしまった。

夜。苫小牧東港に到着。いつもの新日本海フェリーで帰る。

 

この日、船室から出ることはなく、大人しく過ごした。夜、津軽海峡に入る頃沖合には漁火が見えていた。自分も苦しいけれど、イカ漁の方々もここ数年の不漁に苦しんでいるはずだった。

 

翌朝。男鹿半島のあたりで目覚めた。

 

月はまた2つになっていた。

 

秋田港に入る頃、朝日が上った。物凄いパワーを送ってくる。

 

洋上風力発電機が前回より随分増えていた。

 

この船で造っているみたいだ。

 

工事専用の船なのだろう。

 

もの凄く作業効率の良い方法なんだろな。

 

港に入り1時間の停船。

 

 

そして秋田港を出港。

反対側からの景色。多数の風力が出来ていた。

 

この辺りは連系を待つばかりのようだ。

 

その奥には鳥海山が見えていた。最新の機械と太古から聳える山。

 

港を出て、左へ急旋回をして新潟港を目指す。

 

11月なのにまだ暖かい朝だった。

 

秋田港から男鹿にかけ、すっかり風力だらけだ。

 

これからたくさん発電して日本のエネルギー問題を解決して欲しい。

 

鮮やかな雲。鳳凰が飛んでいるような、炎が上がっているような雲。

 

海は穏やかだった。

 

鳥海山のシルエットが美しい。今年は八島口から登りたいなぁ。

 

鳥海にも雪が積もっていた。

 

今日は雲が美しい。

 

秋田県から山形県に入ってくると太陽が鳥海に当たり、雪を纏った姿がよく見えた。

 

鳥海と別れると雲が増えてきた。どこかの山の稜線が見えている。朝日連峰だったのか、飯豊連峰だったのか。どちらも登った山だけれど、この写真からは判断がつかない。

今年の夏登りたい山がいくつかある。鳥海山、飯豊山など東北の高山へ久しぶりに登りたい。夏は虻やスズメバチ、それから暑さに悩まされるんだけど、それでもまた行きたくなる美しさと雄大さとそして静けさが東北の山々にはある。

この旅の写真はここでおしまい。

お付き合いありがとうございました。

おわり

 

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