キャンプから戻ると、ライヴがあるので少しだけ練習をしていました。今回はキーボードのおかPが欠席。トリオでの演奏だった。それなのに新曲もあり大変だった。おかPの存在は大きい。
そんな事がありながらも9月14日山へ。いつもの尾瀬会議のメンバーが「煙草屋へ行ってみたい」とおっしゃる。その辺の煙草屋ではなく、山小屋の煙草屋。まあ、説明はおいおいと。
那須のロープウエイ乗り場。この上にある駐車場から歩く予定が、駐車場が満車でここまで下りてきた。ギリギリ停める事が出来た。駐車場案内役のオジサンがなにやらワメキチラシながら駐車スペースを案内する。100ホン超えてたな。ロープウエイ降りてからも声が聞こえたからすごい!
ルートを変更し、ロープウエイを降りて茶臼岳をぐるりと迂回するコースを行く。
眼下には雲海が
いつもの左から柴田親分、奥が佐藤さん、右が鎌田さん。全員尾瀬を愛する心の友である。
天気心配したんだけど、雲海を抜けると晴天だった。翌日からは台風が直撃予定。嵐の前の静けさ。
このルートを行きます。西へ向かっています。最後の峰を超えると・・・
右折して茶臼岳(那須岳)の裏側を歩く。北へ向かいます。
今日の目的地煙草屋はこの谷底にある。
あいかわらず勢いよくガスが噴き出ていた。硫黄臭、以前よりはシゲキが少なかった。風向きのせいだと思われる。
ガス吹きあげています。
那須岳周回2/3を過ぎたところ。
奥に見える朝日岳を目指します。
右奥が朝日頂上。
当初予定していた登山道との合流点まで来た。振り返ると那須岳がどどーんと横たわっていた。
ここには峠の茶屋という小屋があるけれど、茶は出ない。今は避難小屋です。
小屋もすっ飛ばして朝日を目指す。
なかなかカッコいい山でしょ?
頂上には人が見えます。
後ろを振り返る男の先には茶臼岳が。でっかいというよりふっといね。中腹を右から左へ下がっている線が登山道で、ここを登りたかった。
次第に道は険しくなります。
こんな鎖場もある。危険ではないけれど面白い。
稜線に出る。柴田佐藤組は待っているというので鎌田さんだけ頂上へ案内した。ここからは10分なんだけど。
振り返るとこれからのルートが見えた。頂上をピストンし、右側へ稜線を歩き、途中から左に折れる。その先には小高い山が待っている。
頂上到着。混んでいました。
雲海停滞中。
ちょっと、撮影の画像を変更する。
顔まで黒くて誰だか分からない。
頂上からピストン開始。
お待たせいたしました。合流。
熊見曽根で昼食。
雲は西側の谷からどんどんと湧き上がってきた。天候が変わる。
次第に雲は頭上を流れるようになってきた。
それでも視界が効くし、流れていたので楽しい稜線歩きだった。
そこは禁止区域ですよ。
ここはちょっと危ないんだ。落ちたら大変。
今年初のトリカブトだったので東を向いて笑った。
先ほど歩いてきた稜線。
さっきのこんもりした山、「隠居倉」頂上に到着。この先は下るだけです。みんなとても体力があり安心して案内できました。
隠居倉から下り始めると白い湯気発見!煙草屋の源泉です。深い森の中にあり建物は見えない。
最後に茶臼岳(那須岳)が見送ってくれた。
下りに下る。結構きつい下りなんです。
源泉到着。あともう少し。神社を過ぎれば到着。
とゆーわけで無事に煙草屋到着。山の宿です。道路は無いので歩いてしか行けません。露天風呂に入り宴会が始まる。ワインも大量にあるし、ウイスキーはボトルのまま持ってきた。
ツマミも大量です。これなら遭難しても楽しいビバークができそう。
夕方5時には夕食タイム。すでに全員いい気分^^
風も無く、暑くもなく寒くもなくという事で、テーブルを外に出して宴会を始めた。ここは登山道の真ん中。まあ、もう誰も通らないでしょう。
夕飯を終えても空はまだまだ青い。
途中ひっつきもっつきだった若い衆(テント泊)を呼び一緒に飲む。「とにかく全部のんでいいんだよ」とあおる私。
テントで頑張っていますが、明日は大雨の予報。
いい感じでしょ?とにかく楽しかった-^^
部屋に入り、別のテント泊のご夫婦もご招待。さらに盛り上がる。
酔っていても話は真剣に聞きます。素晴らしい。そのまま酒を飲み尽くし寝た。
おはようございます。あっというまに朝食タイム。生卵でズルズルと流し込むのです。
あいにくの雨は時間が経つにつれて強風、どしゃ降りに変わっていった。
スタートしてしばらくすると、登山道が崩れていた。
迂回して川を発見。
佐藤さん釣ります。結局あたりは無かった。
この美しい幼虫はどんな成虫になるのだろう。
あれれ?小屋がある。このルートに小屋は無いはず。
と思ったら、道を間違えていた。昨日の茶屋のあたりに出る直登ルートに出てしまった。雨で下を向いて歩いていたせいなのか、通行止めで迂回したせいかいまだ謎のまま。
リンドウ
間違えたけれど距離が短く歩きやすい。急登の分早い。間違えて良かった事に気付く。靴の中には水が染み出ていた。
あの稜線までいけばあとは下り。
お疲れさーん
茶屋の脇、直登ルート完了!いいルートだったから、また歩いてみたいです。しかし物凄い風と雨だった。
まっすぐ行って左へ下りる。来るときに歩けなかったルートを行く。行きと帰りが逆になり、一応茶臼岳の中腹を1周した事になる。
下の矢印へ向け下る。
登山道は川になっていた。雨足はどんどん強まり、視界が効かなくなってきた。ロープウエイの駐車場まで佐藤さんと二人走って下り、車をとって上の駐車場まで鎌田さんと柴田親分を迎えに行った。靴の中は水がガボガボといっていた。
西郷で温泉に入り生き返ると腹が減っている事に気がついた。
途中白河でラーメンを頂く。メチャメチャうまかった。「英(はなぶさ)」だったかな。他3名はビールも飲んでいて、それもメチャメチャうまそうだったけど、運転手の私は家に帰ってからのお楽しみとなった。
最高の天気と最低の天気に見舞われ、それでもどちらも楽しかった。勿論、私はカッパなんか着る事は無く、タンクトップと短パンで下山した。行きかう登山客からは雨よりも冷たい目で見られていたな。それでも私には9月まではこのくらいがちょうどよく、カッパは暑くて歩けなくなります。
さあて、来年はどこの山に行きましょうか?
おわり
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