北海道のサムライ豊浦ソーラーパークは、営農型発電所なんだけど、完成した年は工事の後で収穫ができず。
そして昨年は天候不順で収穫を断念。
発電所の1/3が牧草地になっていて、いよいよ今年は牧草を収穫しなければならない。
しかし、知識も経験も無かった。
珍しくYouTube で情報を集めると、草を刈った後に、レーキという草を集める機械と、ロールベーラーという草を丸める機械が必要だという事がわかった。逆に言えば、この二機を揃えれば何とかなりそうだった。
地主の河野さんが『俺の機械では無理だ』と言う意味がなんとなく解り、じゃあ、発電所でも使えそうな小型の機械を買うしかねえな!!んだ!!んだ!!という事に発展し、以前梁川発電所用に乗用草刈機を購入した栃窪農機の倉持さんへ相談し、機械を購入した。
話が長くなったけど、上のグリーンの機械がロールベーラーで、
下の白いのが手押しのレーキ。
なんとなく心細い機械に見えたけど、やってみねぇとわからねぇ〜
とにかく行ってやってみるべ!!と、準備は整った。
その前にいわきへ行かないと。発注した建物工事の進捗状況を見たり、新しく出店される方との面談をしてきた。
順調順調。これで順風満帆。北海道へ向かえる。
電気の配線工事をしてくださっていた下請け企業の方にコーラとお茶を差し入れた。
残念ながら、その後は出張続きで完成まで一度も行けなかったけれど、先日引き渡しを受けた。初めて発注した三崎組さんという地元業者さんだったけれど、施工が良いんだわ。以前は建設新聞や入札でよく名前を聞いていただけだったので、初めてご縁が出来た。
オリックスレンタカーでは、頼んでおいたトラック(ダブルデッキのパワーゲート付きロング)が直前で借りられなくなり、代わりに3トンの箱車パワーゲート付きになってしまった。いろいろと言い訳をしていたけれど、カタログに載っている車を準備出来ないってどーゆーことよ??
なんとか農機具をぎりぎり積み、着替えなどの荷物はその隙間に入れ、3人でキャビンに並んで座り仙台港へ向かった。今回の収穫旅のお供は安田(テンテン)トシと高橋(ネルソン)ヒロシさんの2名。
2週間の長期出張にふたつ返事で来てくれるのは、ヒマなこの2人以外には居ないと思うんだな(^○^)
時間の都合で太平洋フェリーを選んだ。
セミスイートと、もう1部屋個室を予約。
ここは夜の宴会場になる。
福島出発時は晴れていたけど、出港する頃には曇ってきた。
19:40出港
船はレストランが禁酒になっており、部屋で飲んでから勢いつけてレストランへ行き、戻ってまた少し飲んで寝た。
翌朝は霧
10時頃やっと陸地が見えてきた。
苫小牧に近づく
フェリーターミナルが見えた
11時定刻に到着。下船。
それにしても船旅はあっという間に終わってしまう。
上陸してから支笏湖を抜ける裏道を走り、伊達市を目指す。信号が無いので早い。
天気が悪く、今日の作業は難しいと判断していた。現場が奇跡的に晴れているとは思えなかったな。
てなわけで
腹が減って戦が出来なそうな2人を宇宙軒ラーメン味噌味激辛(辛くない)で元気づけた。
相変わらずウマイ!!
トシ(安田)は『久しぶりだ〜うめ〜う〜ん、うめ〜』と、ずっと黙る事なく、何か言葉や言葉にならない音を発しながら食べていた。
ネルソンさんも『これはウマイよね』と、お気に入りの様子。
苫小牧港からはアタシの運転なので無事現場へ到着。
案の定、雨模様だったのでトラックを置き、少し準備をしてからジムニーに乗り換えホテルへ向かった。
サツドラで当面必要になりそうなものを買い込み、部屋に15:30時頃到着。
機械は雨に弱いと聞いたので、逆に箱車でよかった。
思い通りにならない事があれば、必ず反面良い事もある。
ウエスティンルスツを10泊予約していた。
今回もスイートにアップグレードしていただき、2人には2階のベッドルームを使ってもらう。自分は1階リビングのエキストラベッドで寝る事にした。
手前のソファーが毎晩の飲み会場。
2人ともホテルも部屋も気に入ってくれたようで、意気揚々と楽しそうだった。
夜はラウンジで飲みながら食事をして、朝食は2人分無料だったので、自分はどうしても食べたくなったら行く事にし、毎朝2人で行ってもらう事にした。(利益を生む仕事ではないので節約)
翌朝。快晴。牧草の収穫日和。
留寿都村から豊浦までは約30分。
あまり早く行っても牧草が乾かないことには勝負にならない。
遠回りではないけれど洞爺湖を周回する道路に出てゆっくり向かう。
ベタ凪で湖面は鏡のようになっていた。
島や雲が湖面に映り美しい。
気温は18度くらいで、窓を開けながらとても気持ちの良い朝だった。
窓を開けると思い出すのが。
原発事故後の数年は、窓を開けて走っても気持ちが良いとは感じられなかった。
今では除染がほぼ終わり、窓やサンルーフを開けるのが普通になったが。
こんな日が来るの、あの頃は遠い未来のような、夢のようにも思えていた。
ゼネコンの皆さん、作業してくれた皆さんには感謝の気持ちしかないです。
洞爺湖から37号線に出て南下し現場に到着。
まずは手押しのレーキという機械を下ろした。
これは簡単
続いてロールベーラー。
こちらが厄介だった。
テンテンがトラックの荷台奥からエンジンをかけて自走する。
このパワーリフト、奥行きが若干短い。
自分はギリギリいけると踏んでいたんだけど、テンテンはとても不安げだった。(危険なので自分は離れた場所から撮影しています^^)
少しずつ前へズラしてリフトを下げていく。
ネルソンさんとテンテンの絶妙なコンビネーションで成功!!
Okay!!
早速収穫を始めるも、牧草を束ねる紐が上手く出て来なかったり、エンジンがすぐに掛からなかったりと、操作にまだ慣れていない。
安田の機械を扱う上手さを知っているので、安心して任せた。
最初はロールの大きさや取り出しなどに手こずり、失敗もあったけれど、だんだん慣れてきた。
先行して草刈りをしていてくださった豊浦林業の大谷社長まで牧草のロールを運んだりして手伝ってくれた。
ネルソンさんのレーキは早い。
最初は集め方が雑だったけれど、見ていて「もう少しこうした方が」とか、「2往復で決めましょ」などと話しかけるとペースを上げて行った。
大谷社長はとても優しく紳士な方で。
この日はアイスクリーム10本と飲み物を沢山差し入れてくれた。
アイスクリームは溶けそうになっていたので、一人3本ずつ一気に食べた。
残り1本は無理矢理テンテンに食べさせたけれど、なんだか喜んでいたよなぁ〜^^;
帰りにネルソンさんは下痢していた。アイスクリーム食べ過ぎでしょ^^
大谷社長が置いて行ったクーラーボックスに翌日、缶酎ハイを5、6本買い、お返しに入れておくと後日嬉しそうなメールが届いた。
ちょっとまだ草の乾燥が足りないのか、青いものが混じる。
形はだんだん整ってきた。
しかし持ち上げると重い。35キロ以上あると思う。
長い草や茎の硬いイタドリなどが混じり、ベーラーの取草口に挟まり、開店している集草装置が停まってしまう事がわかった。
デッかい!!
トシ、これじゃ40キロはあるぞ!!運ぶの大変!!
順調なのはネルソンさん
機械を上手に軽々と操る。
発電所は大雪であちこち壊れてしまった。
今年9月から改修工事を行う予定です。
機械の後ろに見える牧草の数でわかるんだけど
テンテンの収穫量が上がってキタ!!
ネルソンさんの草を1列に集めて盛り上げていく作業も完璧になった!!
1日目でもう、ペースが上がってきた。
「草が絡まりそうになったら一旦バックして長い草を出してやると絡まなくなるようになったんすよ」
と、嬉しそうなトシ。
素晴らしい!!お前は機械操作にかけては天才的だ!!(車の運転はそうでもないけど。事故るし)
草が綺麗に集められているのが通った後の状態でわかる。
草を丸めて落として行く作業も順調になってきた。
草のロール、数が随分増えてきた。
二人とも慣れている。
で、アタシは何をしていたのかというと・・・
全景を撮ろうと、発電所中央部の小高いところへ登ってみた。
機械が小さ過ぎて写真ではあまり見えないけれど、収穫の跡は見える。
豊浦町の農業委員会へ写真を提出しなければならない為、この日は撮影と操作への「口出し」と「文句」を中心に行っていましたのよ^^
天気がまた回復してきた。
すっかり農場主みたいな運転になっていた。
やっぱりお前は天才だ◎
レーキの方が2倍早い。
頑張れ!!テンテン!!
問題は、草のロールがあちらこちらに点在すること。
これ、どうやって集めようか??
当初はトラックでパネル間を移動して収集する事を考えていたんだけど、FRの箱車が来てしまったので、使えるか試してみたけれど、とてもじゃないけれど入って行くのは無理だった。
そんな課題を残し、午後2時になったので収穫作業を終えた。
朝の7時過ぎにはホテルを出てぶっ通しで作業をしている。(ほとんど休まない。休むと逆に疲れる)
物凄い汗をかいている。
初日からハイペースだったから疲れただろう。
心配なので、牧草ロールをパネルの下へ移動して終了。しかし、数が多いので動かすだけでも大変なんだ。
気温が25度までいかない程度のカラッとした空気に作業は捗った。
農道がたくさんあるので、行った事のないルートでホテルへ帰ってみた。
北海道らしい広大で美しい風景が広がっていた。
羊蹄山は雲の中だった。
麦が大きく育っている。
羊蹄山からはまるで龍(ドラゴン??翼が生えたドラゴンのように見える)が飛び立つような雲が見えた。
すごい龍雲!!
きっと今回の収穫が大成功するに違いない。
龍雲は羊蹄山(蝦夷富士)から動こうとしなかった。
ホテルに到着。
部屋からの景色。
反対側。
奥のニセコの山々は雲の中だ。
風呂に入り、部屋で飲んで過ごした。
5時にはラウンジに到着し飲み始める準備完了〜
高い吹き抜けが気持ちいい。
ニセコ方面が夕焼けしていた。
食事を終えて部屋に戻る。
いい夕焼け。
夜になってきた。
慣れない仕事に疲れ果て、
20時過ぎには寝てしまった。
翌朝。
来週には雨の予報がある為、今週である程度形にしなければならない。
土日も休まずに作業すると決めた。
酷い壊れ方。
テンテンが後を追い
ネルソンさんが先行する。
草もずいぶんと乾いてきたので、いよいよ本番だ。
敷地の西側にある小高い丘まで行き撮影をしてみた。
全景(これで1/3くらいしか写っていないけど)写真にすると、どこで作業しているのかがわからなかった。
望遠にしてもこれくらいにしかならない。
壊れたパネルばかりが目立つ。
海は見えているけど、雲が多く対岸の函館方面は見えなかった。
ホイルローダー出動
トラックはこのくらい平坦な所じゃないと役に立たなかった。
あれ!?これで集められるんじゃない??
と気付く。
試してみると5束までは積める事がわかった。
5束ずつではとても効率が悪いけれど、とりあえずこのホイールローダーでやってみるしかない。
このレンタルトラックを遊ばせていては牧草を牧場まで運べない。
とりあえず、バラバラに置かれた牧草ロールをパネルの両端と真ん中あたりの3箇所に集め、そこまでホイルローダーで行き、バケットに載せてトラックへ積み替えるという、気の遠くなるような作戦が現状では一番効率が良いみたいだった。
ロールをトラックに積み替えたら
パネル間にローダーで入っていき、ローダーから降りてバッケットに積んでいく。
この繰り返し。
5束をバケットに載せたらトラックに積み替える。
また集める(ローダーの運転席から写真を撮っているので目線が高いです)
ネルソンさんのレーキが一番早い。
テンテンのベーラーは作業が先行していたので、遅れて始まった牧草の収集作業(私)が追い上げる。
真ん中まで入れると80束弱くらい入るのがわかった。
80❎30キロで2.4トンになる。3トン車なのでセーフ。
社長は熊手でパネルの下にある牧草を引き出します。
熊手で草を集めながらロールの収集をしていた。
自分は手作業が中心なのでなかなか体力のいる作業で。
夜、雨が降ってもいいようにトラックの中のロールはこのまま保管し、まだ積み込みをしていないロールは今日もパネルの下へ移動した。
とにかく、トラックで収集出来ないのがツラい。一度持ち上げつ積めば終わる仕事が3度手間になる。
夕方。
作業を終えて発電所から国道へ出ようとすると、大型のトラクターが大型のレーキを引いていた。
ネルソンさんのレーキ早いけど、これには叶わないわ^^;
多分、レーキもロールベーラーも、我が社で使っているのは北海道で一番小さな機械だと思われる。
写真のような機械で発電所に入ったら1発でパネルが壊れます。
そう思うと、今回購入した機械がとてもベストなものだと思う。
作業を始めてからわかったのは、レーキの燃料はガソリンでベーラーは軽油なんだけど、どちらも燃費がいい。
タンクが3リットルか4リットルしか入らないのに、半日くらい持っちゃう。
これらの機械を勧めてくれた倉持さんにはとても感謝している。
ホテルへ戻ると雲行きが怪しくなってきた。夜は雨が降っていたようだった。
翌日。
トラックの牧草が満杯になったので、河野さんの牧場へ配達に行く。
かわの牧場のロールベーラー。
規模が違い過ぎる。
これだと500キロだったか、1トンだったか、とにかくデッカいロールが出来る。
そんなの手じゃ運べませんよ〜
小屋の指定された場所へトラックを着けて下ろす。
河野さんも一緒に下ろす。
トラックに一晩積んでおいたら、牧草が発酵をしはじめ、熱くなっていた。
乾燥が足りなく水分がまだ残っていたのが原因のようだ。
「2番草は発火する事があるけど1番草は大丈夫」と、河野さんに教えてもらった。
一人で積むのは大変だったけど、4人で下ろすのは早かった。
ヤバいっす。初回の配達でこんなになってしまった。
午後の作業中雨が降ってしまい、少し早めに作業を終えた。
完全に天気に左右される作業なので、天気が良い日は休む間も惜しんで働き、雨が降れば堂々と休むしかない。
「土方殺すにゃ刃物はいらねえ。雨の3日も降ればいい」
牧草おじさんの3人も同じだわ。
ホテルへ戻ってからも雨が降ったり止んだりしていた。
ところが嬉しいことに夕方には晴れてきた。
日没まで晴れていた。
明日は天気になるだろう。
今日は早い時間から飲み過ぎました。おやすみ。
翌日。
晴れ。
レーキのお仕事はひと段落したので、ネルソンさんが練習がてらロールベーラーに乗っていた。
テンテンがあぶれたので積み込みを手伝ってもらう。
テンテンは力があるから捗るのよ◎
トラックは私のドラテクで急斜面をバックさせ、あんな高いところまで持って行った。
今日は熊手先生がメインの作業です。
パネルの下から刈ってある牧草を引っ張り出しながら1列を進むと物凄い汗をかいた。
これを何列も行わなければならない。
大活躍のレーキさんは暑いので太陽光パネルの下で休憩中
俺たちに休んでいる暇はない。
パネル下の草はまだ緑色なので振り返ると自分の行ってきた仕事の成果が見える。
毎日出来高がわかる仕事というのは労働の成果が見えてとてもいいものだ。
普段自分のやっている、さっぱり出来高の見えないような、暗中模索のような仕事とは真逆であり爽快感がある。
急斜面も登ったり降りたりしながらの作業。連日15000歩を超えていた。
この日はジリジリと暑かった。
晴れている間に出来高を上げなければならないので、ベーラーでの作業をネルソンさんと交代し、テンテンが乗る。
あいつ、いつの間にか物凄いスピードで機械を扱えるようになっちまった!!
昨日、天気が悪かったので、作業してみてから「こんな物があったらはかどるかも〜』と想像する便利グッズを隣の伊達市まで探しに行き、この2ロールを運べる一輪車をゲットしてきた。
それでも2ロールしか運べないんだわ。頑張って3ロール。
少し早くなったけど、山間部のアップダウンを60キロの草を載せて運ぶのは楽ではなかった。
ネルソンさんは真面目で寡黙な作業っぷり。
文句も言わず、水筒の水を飲みながら黙々と運んでくれた。
テンテンは急斜面をひっくり返る寸前でドラテクを駆使し綺麗に刈り取って行った。
一人でも
「へ〜っくしょん!!」
「あ〜う〜」
「#%&”()`@〜^。・?=¥」
などと、訳のわからない独り言をずっと言っている。
お前は黙って生きられないのか??男は黙ってサッポロビールと言うではないか。
ホイルローダーは横斜面にとても弱い。
ここには全く入って行けないので、全て一輪車で集め、トラックへ積み替えたけれど、大変な作業だった。
こんな地道な作業を繰り返し、あっという間に80束になる。
午前中だけでこの量。
まだまだ収穫出来る。
ネルソンさんには再度レーキを出してもらい、頂上側から集草作業を再開してもらった。
仕事が早い。
みんな一生懸命でね。
この日は作業が一気に進んだ。
テンテンもさっきの斜面でロールベーラーの乗ったり降りたりしながら作業し頑張っていた。
急斜面では、向きによっては乗った方が安全だけど、逆向きの場合、下りた方が安全な事もわかってきた。
運転席が左側にあるので、バランスが悪い。
パネルの先には噴火湾が見える。
右側のはすでに運んでしまったんだけど、こりゃあ集めるのが大変だわ。
トシが来る前にパネル下の草を掻き出さないと。
私の作業を面白がってトシが撮ってくれたんだけど、こちらではアナログな戦いが続いております。
これを延々と続けるんですよ。
それでも必要な作業です。
遠い
ホント遠いのよ。
暑さと長さ(距離)で気が遠くなる。
テンテンは送電線より下の作業をだいたい終えて、最頂部までベーラーを運んできた。
急斜面は転落の危険があるので歩いて操作していた。
上手い!!
またもや大量のロールが出来てしまった。
写真の真ん中奥の山頂にはウインザーホテルが見える。
この辺りも随分壊れているんだわ。
ホイールローダーも持ってきた。
ローダーに牧草を積み、急斜面を降りていく。
最初はエンジンブレーキが効いているんだけど、突然暴走し出したりする。
もちろんブレーキで減速するんだけど、ブレーキが凄く効くわけでもなく、あまり安全な乗り物ではない。
平地や緩斜面での利用価値は高いと思うけど。斜面には非常に弱い。
坂道を何度も何度も歩いて、ジムニーで、ホイールローダーで往復した。
役割分担が出来てきて、作業効率がどんどんよくなった。
ロールベーラーは手前8道路側)にロールを出してくれると楽なんだけど、嫌がらせなのか奥の方へ行った時に出てくる。
トシ,お前がわざと操作してるんじゃねえのか??
このくらいの斜めでも結構怖いらしい。
サイドカーレースのサイドカーに乗っている人や、ディンギーレースの重り役の人のような体勢での作業は大変そうだった。
好天で草も乾き、ロールも軽くなってきた。
ネルソンさんが一番辛い仕事をしてくれていた。
このロールベーラーは埃がすごく、テンテンは何度も咳込む。
マスクが効かないらしい。何か手を考えないと。
今日は頑張った。
天気にも恵まれた。
凄い汗をかいた。
労働した。
シャワーを浴びて、缶チューハイを飲み一服。美味かったねぇ〜
夕焼けが美しい。
明日も天気になるだろうと思いながら20時には眠った。
翌朝。
なんと!!濃霧!!
向かいの遊園地どころか、ホテルも少し霞んでいる。
二人が朝食を終える頃には
こんなに晴れていた。
ウエスティンルスツは、目の前にスキー場があるくらいだから、ここは山の天気なんだな。山の天気は変わりやすい。
初夏でも朝は気温が15度くらいまで下がる。
昨日積んだ牧草を朝イチで配達に来た。
今度は乾燥していたので、あまり熱は持っていなかった。
以前運んだものは移動されていて、また積む事が出来る。
すっかり日焼けしてしまったアタシ。
肩のあたりが痛い。
長袖が嫌いな自分は牧草で腕がずっとチクチクしていた。
配達を終えて作業再開
ちょっと思いついた事があり、実際にやってみた。
ローダーでトラックとの角度を真っ直ぐにして近づいていく。
バケットを上げて
バケットの向きだけ下に向けると牧草が「ボ〜ン」という音と共に荷台を転がっていく。
素晴らしい。
また新しい技を身に付けてしまった。
それでもまだまだ熊手先生による集草作業が続きます。
何列も続く単純作業。
こーゆー辛い作業は自分がやらないと。
この辺りはパネル下の草も乾いた色になっていたので出来高が見えない。
ローダーでの作業風景をテンテンが撮ってくれた。
タンクトップに短パン姿は「まるでアメリカの牧場主か、ランボーじゃねえすか」と笑われる。
5束積むと落ちやすい。4束だと安定する。
バケットに積み込んだり降ろしたりする為、乗ったり降りたりが大変な作業です。
無常にもロールが次々とあちこちに出来てしまう。
嬉しい悲鳴が心の中から聞こえる。
ネルソンさんはレーキの仕事がほぼ終了し、集めるのを率先してやってくれた。ありがたい。
あんなにピカピカだったのに、ロールベーラーはこんな埃だらけの草まみれになっちゃった。
こびり付いてんだよね。
右が経由で左がガソリン。
まだまだロールが出来ていく。
ドローン撮影みたいなアングルだけど、ホイルローダーから撮影してます。
エンジンが掛からないと騒ぎ出す二人。
後からテンテンが突き止めたんだけど、スターターに不具合があり、今は部品交換をしてもらっています。
もうねぇ〜
河野さんが別の場所へ移しても移しても、次々に運び込むものだから、収まりきれなくなってきました。
ぎっちり積んでいるので、下の方のロールは四角くなってしまう^^;
今日は収穫を急いだ。
明日から雨の予報だったんだ。
ホテルへ戻ると雲行きが怪しくなってきた。
翌朝。やっぱり雨だった。
豊浦も一日雨の予報。
ネルソンさんは別の発電所の申請書を準備する仕事がいくつかあり忙しいらしく、自分たちは暇だったのでテンテンと二人、少しドライブしてみる事にした。
ホテルを出るとすぐ麦畑が広がっていた。
ニセコから南下して、途中の蘭越から日本海側へ抜けた。近い。
それに、日本海へ出ると寿都(スッツ)あたりで晴れてきたんだ。
あっちの海の先の方は凄い雨降っていそうです。
さすが日本海。風力が並んでいる。
いいね〜
テンテンは毎年冬の3ヶ月間、豊浦に泊まり込みで除雪をしてくれているんだけど、初夏の北海道は初めてだったらしい。
とにかく「いいっすね〜 いいっすね〜」と感激していた。
青い空と青い海が続く。
せたな町の奇岩
南下すると天気が悪くなってきた。
それでも素晴らしいドライブ。
以前、じゃがりこをもらった道の駅のお店に着く。
その時のお礼を言うと覚えていてくれた。
「この先、崖崩れで大きく迂回しないとならないんですよ」
ということで、ここで折り返し戻る事にした。
今度は日本海沿いに北上する。
残念ながら奥尻島は見えなかった。
千畳敷のような海岸
あの岬のもっと先まで戻ります。
もうそろそろ日本海ともお別れ。
トシともゆっくり話が出来て、楽しいドライブでした。
いつもの5時にはラウンジに到着。
ワインに氷を入れて今日も美味しく飲んだ。
翌日も雨模様で作業にならない。
ちょうどいいので札幌までお仕事です。
機械を仕入れなければならず、詳しい説明を聞き、見積り作成依頼をしてきた。。
またまた翌日。やっと晴れました。
この日も朝いちばんで配達。
牧草はまたもや満タンになってしまった。
作業に戻る。
ある程度収穫も進んだので、近くの丘へ行ってみた。
機械を一番北側の高い位置にある区画から下ろし、残りの区画を仕上げます。
作業機械は小さく、見落としてしまいそう。
発電所がデカ過ぎる・・・
ここからの景色が好きなんだよな。
北海道に来て、初めてこの現場を眺めた場所で。
あの時はまだ2月の真冬だった。
大雪で飛行機が欠航になり、急遽新幹線に飛び乗り向かった覚えがある。
あの頃はまだ、函館北斗まで新幹線が開通していなくて、新青森で津軽海峡を渡る(くぐる)特急に乗り換えた覚えがあり。随分前のような気がするけれど、まだ5.6年前のことなんだよなぁ〜
晴れて太平洋(噴火湾)が見えているけれど、水蒸気が多いようで対岸は今日も見えなかった。
昨日の午前中で雨が止んだので牧草は乾いていて助かった。
順調に収穫が進む。
自分も一輪車で牧草ロールを集める。
河野監督が来てくれて一緒に作業する。
今日もトラックに積めば作業は終了。
この日も日差しがものすごく強くなり、肩や腕が真っ赤になってしまった。色白なんですぅ〜
積み込みを無事に終えて、最高に暑い1日が終わった。
豊浦に来て初めて25度を超えていた。
豊浦から留寿都へ戻る途中、左側に山が見える。あれが昆布岳なんだと思う。
昆布岳とか、昆布駅とか、北海道では面白い名前を目にするねぇ〜
左が羊蹄山で右が部屋から見えているスキー場の山。
北海道の景色はいつまでも見ていたくなる。飽きないな。
今日もニセコは見えなかった。
「今夜はラウンジへは行かないで何か買ってきて部屋で食べよう」という事にななった。
二人はホテルの手前の道の駅にあるトンカツを売っている店に目をつけていて、そこで買ってきてくれたカツ丼。これが絶品だった。二人はカツカレーを食べていた。
この辺りも農業が盛んで、各農家が頑張っているのがわかる。何を食べても美味しい。
それに産直だから新鮮なんだと思う。
翌朝も濃い霧がホテル周辺を覆っていたけれど、出発する頃には良い天気になった。
この日は経産省の立ち入り調査。
雪害による破損箇所を見て回った。
役所の方々はとても紳士的だった。
こちら側に立って親身に話を聞き、あちらも話してくれた。
経産省の調査も無事に終わったので、安堵のラウンジ。
修学旅行生が来ていて、ホテルは混んでいた。
4泊くらいして行ったと思う。
「今日はどこへ行ったの?」
と、エレベーターの中で聞くと、
「小樽へ行っってきました」
と答えてくれて。素直ないい子たちでした。
ラウンジで安堵の酒を飲み、夕方から夜に差し掛かろうとしていた。
ホテルの皆さんとはすっかり仲良くなってしまい、支配人も何度か話をしに来てくれた。
ウエスティンはどこへ行ってもフレンドリーだ。
翌朝。
雲が晴れてきた。
と思ったらまたガスの中。一進一退を繰り返す天気。
雨は降らず、曇りだったので最後の配達へ向かった。
おしゃれな河野さんの牛舎。
この色使いは北海道でこそ合うのだと思う。
農機具を運び、エアガンを貸してもらって汚れを落とさせてもらった。
今日で収穫を終えた。
河野さんも優しい。
「俺は1年中貧乏暇なし。休みなんかないんだ」と。
生き物を扱う仕事は休めないと聞くけれど、河野さんも一年に休みは1日もないのだと言う。
頭が上がらない。
片付けを始めた。
機械を仕舞ったり、少し点検や整備をして、二人とも動きがいい。
お土産を買いたいと言うので、50kmほど南下して長万部へ。
私のお気に入り「はっぴーディアーズ」へ連れて行くと二人ともハマってしまい、爆買いの中国人のような東北人になっていた。
ここは工場で、工場兼店舗になっている。最近では空港などにも置くようになってきた。
美味しいので、そのうち有名なお菓子屋さんになってしまうのだと思う。
「しゃちょ、ここの音楽やばいっす。頭から離れなくなりました。はっぴーディアーズのオリジナル曲、やばいっす。ずっと頭の中でなってます」と、二人は繰り返していた。俺はあなたたちのリピートするvocabularyの方が頭から離れないのよ。
長万部から国道5号線を北上した。
少し遠回りになるけれど景色がいいルートだ。
ジャガイモの花がずっと満開で、走りながら毎日楽しませてもらった。
よく見ると白いのや、ピンクなの、薄紫なのがありとても美しい。
それに広大な敷地にどこまでも花が咲いているから圧倒されてしまう。
ホテルに着く頃には天気がよくなっていた。
あちこちでジャガイモの花が咲き乱れていた。
最後の前日の晩餐。
お気に入りになってしまった豚肉あんかけ焼きそばが今夜も美味しい^^
間違えてランチメニューを持ってきたウエイターさんが居て、あんかけ焼きそばに気付いた。
夜のメニューにはなかったんだけど、「中華のシェフが居れば作れると思う」と言ってくれて特別に作ってもらえたのが始まりだった。
3回は注文したと思う。(3回とも中華のシェフがたまたま居たらしい)
他の方々は「ヤツらなに食ってんだ??」と、不思議に思っていたことだろうww
ザンギも注文。
「うめえうめえ」と大喜びの3人(ワシも含む)
この後頭部は関係ないんだけど、6時過ぎに団体さん到着。
今のコロナ大流行の原因を思い返せば、このように団体旅行が戻ってきた印象が強く残っているんだから、みんな油断していたのだと思う。
片方で
「オリンピックやります!!」
って言っちゃったら
「んじゃ旅行もそろそろいいんじゃね??」
って、みんな思っちゃうよ。
夜になってきた。
この日は少し遅くまで(と言っても8時前なんだけど)過ごした。
テンテンが毎晩ソフトクリームが美味い美味いと言い食べていたんだけど、ある日「社長このアフォガードって何ですか??」と気付き、「ソフトクリームにエスプレッソをぶっかけたもので美味しいと思うよ」と言うと、すぐに注文していた。「美味い美味い」とこの晩から「アフォガード アフォガード」と、呪文のように唱えるようになってしまい、うちのアフォは毎晩アフォガードに興ずる事となってしまった。
「いや、もうアフォガード頼みますからワインはもう飲めません」とか・・・おまえはやっぱりアフォだなぁ〜
向かい側の遊園地にはホテル直営のレストランがいくつかあり、モノレールで直結していた。
モノレールは無料で往復出来たらしい。
そんな贅沢もせず、毎晩このラウンジか部屋で大人しく過ごし、遅くとも20時過ぎには寝てしまうオジサン3人組だった。
翌朝。
今回の収穫は初めての事で、機械のスピードがわからず、天気もわからず、1日の収穫量もわからず、1日でどのくらいの面積を終えることができるのかもわからず。まるで実験のような経験だった。その為、長いのか短いのかもわからず、往復のフェリーを含めて丁度2週間の日程を組んでいた。
昨日であらかた仕事は終わっていた。
晴れているからといっても現場に行く用件は昨日までにほぼ終えていた。何という素晴らしい読みなのだろう!!(誰も褒めてくれないので自画自賛)
せっかく天気もいいので、ネルソンさんを連れてドライブへ行く事にした。
北海道へ来て、何も見ないで現場の往復だけで終わらせるのか可哀想だった。
それに、日本海側は風力発電の集積地だから、勉強になるかもしれない。
青空が似合うホテル
羊蹄山の南側を走り京極を抜けて倶知安をかすめ、赤井川村を目指す。
この辺りもジャガイモの花が咲いている。
毎年倶知安のジャガイモを頂くけれど、とても美味しいんだ。
この辺りは紫色の花が咲く。
この辺りは白い花。
久しぶりにニセコの山々が見えてきた。
冬にこの辺りを一人でさ、大体が現場からの帰りで。夕方に走ると何だか寂しいんだよなぁ〜
キロロリゾートの脇を抜けて小樽方面へ向かう。
毛無の峠からは海が綺麗に見えた。
小樽市街も隅々まで見え、新日本海フェリーが小樽港に停泊しているのも見えた。
今日は銭箱から日本海を北上します。
途中の道の駅には小学生たちが社会見学に来ていた。
写真中央あたりが小樽。
石狩湾を随分と北上してきた。
日本は美しい
帆船が帆を張ったような雲
パノラマ写真
写真左方向から来て、右方向へ向かいます。
私の心の故郷留萌駅に到着。
ここの立ち食い蕎麦が美味いんだと誘う。
いつものごぼう天ぷら蕎麦。
二人とも「味が濃くて美味い」と^^;
まあ、確かに濃いんだけど。
この昭和の懐かしい味をわかってくれたのかなぁ〜。貴重なんだよな。
折り返してホテルには17時過ぎに戻り、1時間くらい過ごしたら部屋に戻った。
今夜はあまり飲まなかった。
今日でこの景色ともお別れとなる。
名残惜しそうにテンテンは外を眺めていた。
そうだよなぁ〜
10日も楽しく過ごしたら名残惜しいものだよな。
最後はドライブに連れて行けて良かった。
二人とも早くに寝てしまった。
自分はアマゾンプライムで映画を見てから眠った。
何だか複雑で、リアルな殺人のシーンもある映画を観てしまい眠れなくなった。
「社長、最終日は豚汁だそうです」
と、トシが調べてくれていた。
9時近くの遅い時間、朝食にレストランへ行くと、レストランのマネージャーが「豚汁が好きだって聞いてました。大きい器を準備するからたくさんよそって食べて^^」と、優しく気を使ってくれた^^
左はウニ丼
ではなく・・・
サラダに自家製にんじんドレッシングをかけたものです^^
二人とも美味しそうに食べていました。
安・田・トシ(テンテン)
高橋ネルソンさん
広いテーブルを提供してくれて。
細かい気遣いが多々ある。
あちら側がラウンジ。
ラウンジから眺めていた大きな天窓の下、明るく美味しい朝食^^
大変お世話になりました。
最後の朝も、わざわざ総支配人が挨拶に来てくれた。
現場へ戻り最後の片付けをした。
掃除をしたり、ジムニーからトラックに乗り換えたり、長期の荷物を纏めて荷台に積んだ。
この日は伊達市のホテルローヤルに宿泊。
冬にトシが泊めてくれたホテルだ。
ホテルのフロントで、
「シングル1室と和室で2名さま1室ですが、シングル3室にも変更可能ですが・・・」
と、フロントのお姉さんが言ってるのに
「いや、二人一緒がいいです。別々じゃなくていいです」
と。
10日以上、同じ部屋で寝ていたから、別々の部屋に寝るのが寂しいって・・・ 君たち・・・
伊達市の鈴木さんがだんどり家を予約していてくれた。
鈴木さんはエバーサポートという会社を経営していて、機械や電気設備の故障への対応やメンテナンスを生業にしている。
年齢は先輩だけど、ガッツと体力があり、冬の除雪時には3ヶ月間空けていただきお世話になっている。
奥様と5人で飲み、楽しく食事をした。
だんどり家のマスター夫妻も「社長、今度福島まで遊びに行きたい」と言うので、「いいよ〜!待ってるからおいで〜!!」と誘っておいた。
翌朝、トラックでホテルを出発。
10時チェックアウトだったんだけど、8:30からアメリカとのテレビ電話会議(Zoom会議)があり、今後の投資について話し合った。
コロナ収束後はアメリカや中米などへの投資が忙しくなる。
10時過ぎにホテルを出て苫小牧へ向かう。
朝食は無かったので腹を空かせて二人は「苫小牧のカレーラーメンが食べたい!!」とワガママを言う。
てなわけで。
有名な「味の大王」の総本店へ連れて行った。
日曜日で混んでいた。
テンテンは待ちきれないのか、じっとカウンターを眺めて過ごす。
激辛にしたんだけど、美味い!!
ツラくならない程度にちゃんと辛かった。
二人とも大絶賛^^
帰る日は一日雨だった。
寒くてラーメン日和だった。
苫小牧のフェリーターミナルに到着。
テンテンはトラック担当。(トラックは乗船が少し遅い)
先に部屋に到着。
飲み物を冷やしたり、おつまみを準備しながら過ごす。
船の風呂は景色がいい。
今夜の宴会場
雨天とはいえ、明るかったのにガスってきた
定刻で出港すると・・・
霧が濃くなり何も見えなくなった。
いつも通り楽しく飲んで楽しく食事して。楽しく会話して眠った。
翌朝。
牡鹿半島と金華山が見えてきた。
と思ったらガスですぐに見えなくなったり。
また見えたり
またまた消えたりする不思議な天候だった。
それでも仙台港に着く頃にはすっかり晴れてきた。
七ヶ浜のあたりを航行し仙台港内へ入ります。
旅が終わりに近づく景色。
始まる時は長いと思っていたのに、過ぎてみるとあっという間の旅だった。
きそには世話になった。
この船はまだこれから名古屋まで旅が続く。
何か燃えている!?と思ったら、LNGの貯蔵タンクなのだろうか。
気化したガスを燃やしているのだろう。
ヤギを飼っている(買ってもらった)りのいえさんの桑折町にある太陽光発電所と、馬を飼っている牧場へ少し持ち帰った牧草をお裾分けした。
りのいえの佐藤社長は1年ぶりくらいだったけれど、元気そうで何よりでした。今度ゆっくり食事しましょう!
ORIXでは2週間のレンタカー契約は無いそうで、1ヶ月の契約らしい。
特に荷物を運ぶ予定は他にないので、トラックをお返しして終了となった。
「帰ったら打ち上げしょうな」
と言っていたんだけれど、あっという間にコロナウイルスの感染が広まってしまい、出来ないでいる。
我慢の年が1年以上に及ぶとは想像していなかった。このままいつまでも非常事態が続くわけもないのだが、今年いっぱいは難しいのだろう。
そんな中、無事に収穫を終え事故なく戻り、全員が健康に過ごせている事に感謝。打ち上げはいつまで延期になるのか・・・
長い長い収穫旅にお付き合い頂きありがとうございました。
不要不急な外出をしないようにとの要請がありますが、自分は緊急ではないけれど、福島市外での仕事が多く、必要で Just Timeでの出張へどうしても出掛けなければならない身であり、このように出張旅を続けております。
船では個室を利用しなるべく部屋から出ないようにして過ごし、移動にはなるべく車を利用し、人に会わないように努めていますが、どうしても鉄道や飛行機を利用する場面が出てきます。
飛行機は減便が続いているのでほぼ満席。同じ機内で咳き込む人が居るととても気になる。自分も咳をしないようにと気を使うと何だか喉がイガイガしてきたような気持ちになる^^; 辛いです。
新幹線は空いているので安心だけど、ずっと長時間マスクをしていなければならないのと、終着点からは別の列車に乗り換えるか、タクシーを利用するか、レンタカーを借りるか。やはり人と接触事になる。(まあ、車で移動していてもコンビニに寄るし高速のパーキングへも行くから完全な非接触とはならないんだけど)
なるべく一人で過ごせる移動を考えると、今まで旅してきた経験が生きてきます。
今は早く安く快適によりも、遅くても高くても安心で快適にへ変わってしまいました。
そんな遠い昔へ逆戻りしたようなマイペースでのんびりとした旅の日々です。
こんなに赤々と燃える火は遠くからも目につきました。
相馬火力発電所あたりへお出かけの際は探してみてくださいね。
終わり
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