二日目。
朝6:18分発のゆいレールに乗った。
早朝だというのに、結構乗客が多い。
それにまだ真っ暗なのである。
気温は20度くらいで、アロハシャツでも丁度よかった。
切手を探すとローソンに売っていると言われ、持参した手紙に貼った。
ANA側はガラガラで
JAL側は結構人が多かった。
沖縄の離島へ行くのはJALグループ便が主力である。
昨夜石垣の帰りに乗った琉球エアコミューターの同型機に乗った。勿論JALの系列である。
驚いたのは、乗客の多くが作業服姿の技術者の方々で、2/3くらい居たよなぁ。観光客みたいなのは(決して観光客ではないんだけど)自分くらいしかいないように見えた。それに、みんな顔見知りのようで、前後左右の服装が違う方同士で話をしている。毎日飛行機で通勤しているのか??
隣は空席で、乗車率は60〜70%くらい。
行ってきます!!
後方のエンジンの脇の座席だから景色は半分しか見えない^^;
すぐに雲海が広がった。
しばらくすると雲が減り晴れてきた。
青い海が眼下に広がる。
車輪が出てきて着陸準備に入ったのは離陸から30分後くらいで、あっという間の着陸態勢でした。
普通のカメラで撮ると、このような写真が限界だった。
陸地が見えてきた。
ドーン!!ギューン!!って感じで、着陸すると飛行機は急停止した。
後でわかったんだけど、滑走路が非常に短いんだ。
南大東島到着〜〜
初めての南大東島。
台風の時は必ず暴風域に入る島。
飛行機からは勿論歩いて乗り降りします。
30分後の折り返し便に乗るので、少しだけ外へ出てみた。
思った通り、外に郵便ポストがあったので、仙台への手紙を投函した。
日本国土開発のOB会が今年は中止になり、返信用の葉書に近況を書く欄があったんだけど、字が汚いのでパソコンで手紙を書き、近況をそこで伝えることにした。
事務局をしてくれているよっちゃん部長こと吉村さんへ送った。現役時代も現在も会えば励ましてくれる。
南西の果てのかわいい空港です。
タクシーは無いみたいだけど。レンタカー会社も無いような・・・
サトウキビ畑しか目に入らないので空港の建物に戻った。
この島を旅しようと思ったらどのような手段があるのだろうか。
西表島には飛行機が無く、船で行くしか無かったが、レンタカーは一応あった(軽のみ)。タクシーは全く走っていなかったけれど。
保安検査場では、女性職員一人が手荷物検査を行い、警察官が一人、それを見守っていた。やっぱり普通じゃない^^;
警察官が保安検査を見守る飛行場は初めてだった。(空港の保安検査場を出ると必ず警察官が立っていますが、それとは違う)
折り返し那覇へ戻るのは自分だけと思われた。
写真奥(一応出発ゲートと到着ゲートを兼ねているものが1ヶ所だけ)より飛行機から降りて入ってきた男が、また待合室にいるのだから、不思議に思われたことだろう。優しいのか皆さん知らんふりをしてくれていた^^;
再度、同じ飛行機に乗る。
CAさん、パイロットさんも同じく折り返しだと聞いていた。
CAの松元さんに「須藤様お帰りなさい!!帰りもありがとうございます!!」と言われてしまった^^;
離陸してもやっぱりサトウキビ畑しか見えなかった。
逆光で上手く撮れていないけれど、貴重な南大東島の写真なので上げておきます。
沖縄で仕事をしていても、「南大東島へ行った」と言う人に会った事がない。
少し、iPhoneで撮影してみた。
レンズが小さく角についているので、広い範囲で撮影が出来る。
光る海が美しいねぇ〜
プロペラ止まってんのか!?
あっという間に沖縄本島が見えてきて
そしてあっという間に到着する。
降りる時に松元さんが「須藤様今日はありがとうございました。メッセージカードをどうぞ!」と、絵葉書にメッセージが書いてあるものを頂戴した。
帰りの機内でわざわざ書いてくださったんだと思うと、とても嬉しかった。
またどこかの空でお会いしましょう^^
那覇では飛行機を降りてからバスで移動します。飛行機から全員を降ろすと、松元さんは飛行機で一礼をし、手を振ってみんなを見送ってくれた。
バスが到着すると、左が出口、右が乗り換えと書いてあるので、そのまま制限区域を出ないで乗れます。
琉球エアコミューターのプロペラ機は、この階段を降りた28番ゲートから出発する。
今度は左側の27番ゲートからジェット機に乗る。
行ってきます
環礁のあたりを左に旋回し今日も石垣島を目指す。
美しいねぇ〜
海は虹色。
まるで砂嵐でも来たかのような雲が延々と続いていた。
石垣の中心部。
石垣だってサトウキビ畑が多いけど、酪農をしているのをよく見かける。
on timeで到着。一度一般区域に出た。
琉球銀行の通帳2冊(個人と沖縄の会社の分)長いこと記帳していなかったのだ。
空港内のATMを発見し、記帳したのは、今回の旅のミッションの1つだった。(記帳だけならピカピカの一年生でも出来るけど、自分はいつでも気分は一年生なので平気です)
昨夜ほどは混んでいなかった。
再び手荷物検査を行う。
腹減ったよねぇ〜
お昼ご飯、どこでいつのタイミングで食べようか??と、そんな事ばかり考えてしまう。自分は食いしん坊なんだよなぁ〜
滑走路に入る。
さよおなら〜
石垣の海は美しい。
またまた那覇を目指します。
先ほどの砂嵐雲はもう見えなかった。
夏の雲ですねぇ〜
指輪が光って、プラネタリウムみたいになっていた
帰りはまっすぐ飛んで、沖縄本島の南側から左に90度旋回して入る。行きより10分早く到着します。離陸から40分で着陸する。
本島最南端
最北端は何度も言っているけれど、南端は行ってない。次なる目的地が出来た。
たまにお土産を探すアウトレットモールあしびなのあたりを飛ぶ。
グッチがある。
グッチと言えば、今回の旅はグッチのリュックサック1つで来たんだけど、この島々を巡る時には邪魔になるので、BMWさんから貰った20cm×20cmくらいの小さなバッグを持って歩きました。
本島だって海がキレイさぁ〜
瀬長島の温泉ホテルには一度泊まってみたいものです。
着陸〜
空港に入り、次のゲートへ向かう。乗り換え時間は1分かからない。
別のジェット機に乗り換えて1Aに座る。
行ってきます
那覇空港は第二滑走路が完成し、とても便利になりました。
飛行機が遅れない。
夏だね
夏だね〜
今度は初めての土地、宮古島を目指す。
見えてきました。
宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋は全長3540mあり、日本一長い橋なのだそうです。
西へ大きく回り旋回して着陸態勢に入ります。
一度通り過ぎて旋回し、戻る感じ。
海がキレイ
湾内では沢山の人々が遊んでいた。
パラセイリングやウインドサーフィンを楽しむ姿が見えた。
あれあれ??空港の敷地内で牧草の収穫してまっせ^^;
宮古空港はとても混雑していた。
無事、15分前にはゲートに到着できた。
ここは空港自体が小さいんだね。やっぱり石垣は大きい。
また同じ飛行機で帰ります。
やっぱり。
牧草の収穫です。不思議な光景だ。
空港の敷地内で牧草を育て収穫している光景は初めて見た。
宮古島も美しい。
次はゆっくり旅してみたいです。
宮古島と言えば。
AU GAMIN DE TOKIOの木下シェフ(オーナー)から、宮古島に作るホテルの相談を受けたのがもう5年前。
めでたく完成したとの話を聞いていた。
近々、目黒に建設するコインパーキングとアパートの複合施設の起工式と地鎮祭を行う為、恵比寿のAU GAMIN DE TOKIOを予約したんだけど、木下さんはちょうど宮古島へ行っており会えないという。月の半分以上はあちらに居るらしい。
1泊食事込みで10万円を超えるホテルに一度行ってみたいものです。
早朝から何度も乗り換え、6回目の飛行機ではもう日が西に傾いていた。
遠くに慶良間諸島が見えていた。
あの辺りにも一度行ってみたい。
亡くなった石巻市長だった土井さんが「須藤さん、俺は全国の離島の会の会長をしているんだ」と話してくれたのを思い出す。
ちょいとピンボケですが那覇到着〜
本日最後のフライト(往復)行ってきます!!
もう、ヘトヘトっす。
勘弁してくれ〜〜
ウチが見えたんだけど、ピンボケ^^; ヘトヘトなんだわ^^;
前の夜、石垣へ向かう飛行機の座席をAの反対側のE席に変えておいた。
飛行機の反対側からだと夕日が見えるかもしれないと思ったからである。
空の写真家(自称)としてはこのくらいの事はしないとね。
残念ながら夕日は真っ正面に沈んでいるような感じで、夕焼けしか見えないけれど、昨日の同じ便よりも美しかった。
思わず連写してしまったので暫しご堪能ください。
高度が一旦上がってからまた下げていくので、次第に暗くなります。
地球は美しい。
てなわけで。
石垣空港でやっと夕飯にありつけました。
昨日から狙っていた、石垣空港の八重山そばの店に、「八重山野菜そば」というのがあり、どうしても食べたかった。そこにソーキを乗せてもらい完成。
想像以上の旨さでビールと共にあっという間にどこかへ消えてしまいました。(あんたの腹の中よ)
是非、石垣空港へ行った時には食べてみてくださいね。
沖縄本島のそばの汁はあっさり鰹出汁なんだけど、ここ、八重山のは豚骨みたいな味で、少しクリーミーで奥深いものです。
定刻で飛行機が出る。
また歩いて飛行機を目指した。
帰りは非常口の前だったので足元がとても広く快適。
それでも最近の飛行機は、エコノミーでも足元と椅子にゆとりがあります。
最悪だったのはセブ島へ行く飛行機。膝がずっと前の椅子にくっ付きっぱなしだったよなぁ〜^^;
夜なので途中の写真はありません。那覇空港に無事到着。
プロペラのボンバルディアへの搭乗はこれが最後となります。
プロペラ機楽しかったなぁ〜
琉球エアコミューターのシマを離れます。
お世話になりました。
沖縄の島を巡るには欠かせない会社だと思います。
今日もホテルには21時半頃到着。
何も食べず、シャワーを浴び、今日の分のタカラ缶酎ハイレモンを飲んで寝た。
空を飛び回っているだけなのに、携帯電話の万歩計は1万歩を越えようとしていた。
松元さんから頂戴した美しい景色のハガキ
つづく
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