社長のDiary

超大物の来社、東京、大手町、国会議事堂、超大物の逝去、ホテルオークラ

知人の紹介で8月20日に東京から大物が来福した。「会いたくなり引き寄せられて来た」そうである(^^)スピリチュアルだね(^^)

ちょうど20日だったので、この日は朝から駅前のESTAビルにおり、6階に来てもらった。(毎月20日は平日であれば請求書作成の関係で駅前に居る事が多いです)

昼前には遠藤地所の遠藤社長も来てくれた。この日も来客がひっきりなしにあり、大物が来たのはそんなとても忙しい日の夕方の事だった。

 

相談の内容はヨーロッパからの送金10billionユーロをJPYにExchangeしなければならないと。

口座がある海外の銀行の担当者へ電話をし、「10billion €をJPYにExchangeする事は出来る?」と言うと、簡単に「2日あれば出来ますね」と。では、私の口座へ一旦10billion €を入金し、それを1250億円に換金して渡しましょうか?と云うことになり、詳しくは銀行の東京支店へ行って話をする事になった。

8月24日、朝6:30に車で福島を出た。新幹線は空いていると聞いていた。それに大手町だから東京駅から歩いて10分以内だけど、大事を取って車を選んだ。田舎で感染したとなれば袋叩きに合う。日本人は足のひっぱり合いだ。たかが流行している感染症だというのに。だから余計に気をつけなければならない。袋叩きにも村八分にも進んでなりたいとは思わない。

東北道から首都高に入ると車のナビは珍しく、外環のインコースを西へ向かえと案内するので言われる通りにした。普通は真っ直ぐ銀座を目指して行くんだけど、渋滞でもしているのか・・・板橋区の方を通って行くようだった。それでも途中、渋滞に20分くらい巻き込まれたが、都心に入ると道は空いていて順調。大手町には予定通り10:45に到着し、銀行の地下駐車場へ車を入れ、ビルの1階で大物と合流。銀行で担当者と会った。

色々と話を聞くうちに、ただの換金ではない事が解ってきた。イギリスの銀行から発行された信用書類に対する保証付き融資のようなやり方だった。

取引銀行は前向きなんだけど、少し時間がかかると言う事で別れた。取引銀行はヨーロッパの本部と香港オフィスを含めて相談しなければならなかった。金額的にも頭取マターになる。あちらの頭取とこちらの銀行の頭取同士(または役員同士)が話をする必要があるようだった。

大物は私の為にホテルを取っていてくれて、12時に「もうホテルで休んでください」と、ホテルオークラの新館、30階の部屋へ案内された。大物は最近までここにマンションがわりに住んでいたと言う事で、顔パスだった^^; 賃料は月々400万円かかっていたという。

オークラへ向かう途中、国会議事堂の前を久しぶりに通った。懐かしい。20代の頃は議員会館を回り、多くの国会議員の先生、秘書の皆さんと親交を深めたものであった。何故かこの日は国会議事堂の白っぽい外壁が目に焼き付いていた。

この日の朝も深夜2時過ぎに目が覚めてしまい、正直眠いし疲れていた。最近、大型物件の売買を控えており、時間が掛かったり、出張したり、やる事も多いので、午前3時とかに目覚めてしまう事が多かった。まるで時差のあるアメリカへ出張して過ごしているような寝不足が続いていた。

部屋に着いて、スマートフォンをwifiに接続すると、Yahooニュースのトップで渡部恒三先生が逝去されたと書かれていた。

ああ、また超大物が一人、居なくなってしまったんだ。国会議事堂が目に焼き付いていたのはこの事だったんだ・・・

私もまだ若い頃に恒三先生と直接話した事があった。昔話を面白く優しく話してくれる。いっぺんで好きになってしまう。

「初めて国会議員に当選したとき、田中先生へ挨拶に行ってね。そうしたら、新潟からいわき市まで地図に線を引かれて、『ここに高速道路を作るのが君の仕事だ』と言われたんだ」と、懐かしそうに話してくれたのを思い出した。

会った瞬間に好きになってしまう人がたまに居る。人を惹きつける魅力なのだろうか、それとも前世があるとすれば、そこで苦楽を共にした同士なのか・・・それはしばらく会っていない方でも忘れられない。そして、毎日のように思い出すものである。

恒三先生はいつでも会えるような、いつでも電話して話せるような関係では無かったけれど、とても魅力的な方で尊敬していました。ご冥福をお祈りいたします。

 

話は元に戻ります。

そして、東京の超大物は30階の部屋まで案内してくれた。優しいのである。

初めて会った時の受け答えと姿勢、目力で本物を感じ、「いっちょう人肌脱いでみよか!!」と思ってしまい、東京へ来たのである。

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部屋はコロナウイルスとは無縁に感じる清潔で立派な部屋でした。新しいし、和のテイストを上手に取り入れている。

どちらかというとニューオータニ派だったけれど、オークラもいい^^

札幌のオークラは古くて悲惨だったけれど・・・

 

 

 

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シャワーと風呂もいい

 

 

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洗面もいいですよ。アメニティも充実。

この大理石というのは世界中で使われているけれど、無限に存在するものなのか、それとも物凄い埋蔵量があるものなのか・・・世の中には不思議な事が沢山ある。

 

 

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眺めも良かった。

正面に六本木ヒルズ。

 

 

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3月に泊まったリッツ・カールトンも徒歩圏内だった。

リッツ・カールトンも素晴らしかったけれど、こちらもいいホテルだ。

 

真夜中の2時に目覚めてから何も食べていなかった。13時を過ぎていたので、ルームサービスであんかけの焼きそばを頼んでみた。

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2100円の焼きそばにサービス料と消費税が掛かり2500円を超える。それでも部屋でのんびり食べられる幸せ。

でもね、美味しいんですよ。ホテルに入っている中華レストランの作品。

きっとこの味を思い出して、これだけをレストランへ食べに行きたくなるんだろうなぁ。

 

 

 

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夕方6時に超大物社長が超大物会長を連れて迎えに来てくれた。

迎えの車はベントレーのベンティガだった。一時、購入を検討した事がある車だった。あの頃はベンティガとロールスロイスのカリナンが発売されたばかりで「どっちも欲しい」と思っていた。結局買わなかったけれど。ディーラーは無いし、整備やオイル交換に東京まで行かなければならない^^; 車にそんなに手を掛けている暇も無い。それにロールスロイス運転していたらまるで運転手さんになってしまう(^○^)

 

 

会長は南米の方でとても明るく冗談ばかり言ってる方だった。

名刺交換した時に「I’ts Junichi sudo. You Call me Jun!!」と言うと、「Oh!Jun!! You call me Sam!」と言われた。

大物社長から「会長は若い女の子にはサムちゃんと呼ばれています」と教えてもらったので自分も「SAM ちゃん」と親しみを込めて呼ぶ事にした。美味しい食事をご馳走になりながら、日本語と英語とポルトガル語で冗談ばかり言い合い、楽しい夜を過ごした。

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六本木のウルフギャング

ハワイでは予約が取れなくて入れなかった事がある。

本店はニューヨークだと記憶している。

 

ビルの名前が「DUPLEX」なんて。Duplexは「2軒建て」とか、「2連式」と言う意味で、アメリカの住宅を購入する時に、部屋のタイプとして「Duplex」の説明がよくあったりするんだけど、オーナーは解って付けた名前なのだろうか??それとも何か意味があるのか・・・

どう見ても3部屋以上ありそうなビルなんだけど・・・^^;

 

超大物会長と社長は週に1回以上ここで食事をしているとの事で、店のスタッフの皆さんと、とてもフレンドリーだった。周りのお客さんまで巻き込んでしまう明るさ^^ 誕生日のケーキが隣のテーブルに運ばれてくると、会長が「Happy Birthday」を歌い始めてしまい、お客さんらみんなが会長の歌に合わせて手拍子していた(^○^)

超大物社長は「須藤社長、毎日これだから疲れちゃってるんですよ^^;もう嫌!!^^;」と楽しそうに笑っていた。仲いいんだなぁ〜^^

 

「翌朝早くに立ち合いが入り今日は泊まれなくなった。申し訳ない。お風呂に入り少し休んだらチェックアウトします」と言うと、「わざわざお越しいただいてありがとうございました。代金は支払済ですから気をつけて帰ってください」と、スマートなんだよね。

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部屋に戻るときれいな夜景が迎えてくれた。

 

 

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ビルの間に三日月が出ていた。

 

 

 

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左が六本木ヒルズ、右奥の高いのが東京ミッドタウンとリッツ・カールトンが入るビルだ。

六本木ヒルズクラブは六本木ヒルズの最上階にあり、別の大物会長に招待され鉄板焼きをご馳走になったのが随分と昔の事のように思える。

リッツ・カールトンのクラブルームで過ごした時のティータイム、カクテルタイム、朝食も素晴らしかった。シェフのお姉さまが特別に作ってくれるフレンチトーストが絶品なんだ。

 

最近は東京に来る事が悪のように思っていたり、口にする人々が多く居るけれど、自分らだって原発事故の後に放射能が移るんじゃ無いか?とか言われて嫌がらせを受けたり、バカにされたのをみんな忘れてしまったのか??散々嫌な思いをしたじゃないか??

同じ狭い日本の、日本人同士で何を言っているんだろう。この国の国土はカリフォルニア州と同じくらいの面積しかないというのに。カリフォルニア州でLAやサンフランシスコが差別されているなんて話は聞いた事がない。

 

テレビでは佐藤琢磨選手がインディ500で1位を獲る瞬間を見る事ができた。F1を引退し、世界三大レースの1つインディ500に転身し優勝していた。佐藤琢磨選手の不屈の根性には頭が下がる思いだ。43歳。アメリカでホンダの車に乗って頑張っていた。F1では散々車を壊されたのに、佐藤琢磨選手と契約し、車を提供しているホンダも偉い!!

22時頃にチェックアウトし、首都高から東北道へ向かった。夜景がきれいで、栃木県あたりからはサンルーフを開けると星が沢山見えた。

福島県に入る手前、燃料の赤ランプが点いてしまった。5500CCツインターボを積んだ560馬力の車は東北道を80キロで走っていた^^;

しかも、安積パーキングのエネオスに入り、ハイオクガソリンの金額を聞くと156円/Lもしたので、高すぎるから15リッターだけ入れてもらった^^;

セコいわけじゃないですからね^^節約するところはしっかり節約しますよ^^

翌朝、市内の倉島商店(倉島太郎ちゃんの会社だからね)で給油したら、1000円以上安く給油出来ました。

これでいいのだ!!

 

おわり

 

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