翌朝。
ホテルは流石に高級で静かだったのでぐっすり眠れた。
マリオットのプラチナステイタスにもこれで楽々到達していた。
次回からは昼12時チェックイン、翌日16時のチェックアウト、クラブルームの無料利用(アルコールも飲み放題になる)、部屋の無償アップグレードなどのサービスを受けられる。 ウエスティン仙台では、毎回広い角の部屋へ泊まれるようになったし、北海道のキロロリゾートでは1万円くらいでスイートルームに泊めてもらえている。
空港へのシャトルバスを待つ。
LAで天気が悪かった記憶が無い。
こんなに毎日毎日晴れているご機嫌な街で生活できる人々が羨ましい。
トムブラッドレーに到着。
ANAのカウンターでチェックインする。ビジネスクラスのカウンターはガラ空きだった。
もちろん日本人の地上係員が大勢いて「お帰りなさいませ」と言ってもらえるとなんだかホッとするんだよね。
ラウンジでいつものヌードル(うどんのようなラーメンのようなのにネギやらタケノコやら豆腐などをぶち込み、スープをかけてシラチャソースをぐるぐると大量にかけたら出来上がり^^)を食べて、アルコールは飲まずコーヒーなどを飲んだ。機内でのシャンパンを楽しみにとっておいたんだ。
二つ折りの旅行用の財布を探していて、HERMESに入ると、$1000くらいで手頃なのがあったので即買いした。海外を旅する時や、日本の南国を旅する時、荷物が煩わしくなる。ズボンのポケットにすっぽりと入るような財布が欲しかった。右のポッケに財布、左のポッケにパスポートがあればどこへでも行ける。
その後は買い足りないお土産を探してウロウロしていた。チョコレートやら、服やら何かと買い込んでしまい、すごい荷物になってしまった^^;
江藤ちゃんの車に、買ったばかりでお気に入りのラルフローレンのダウンを置き忘れてしまい、次に会う時まで取っておいてもらった。その分、いくらか荷物は減ったんだけど、来る時よりも荷物が増えてしまった。
今回のアメリカへのお土産は山形県シリーズにし、龍上海のラーメン、高畠ワイナリーのワイン、おしどりミルクケーキ、デンロク豆などを運んだので結構重かったんだけど、帰りの荷物はもっと重くなっており、成田に着いてから後悔することになった^^
こちらの飛行機で帰ります。
ワシントンD.C.まで飛んだのと同型機。
マイルを使い無料で往復するビジネスクラス。
ファーストクラスのキャンセル待ちを1ヶ月以上したんだけど、空く事はなく、電話で相談してビジネスに変更した。次はファーストクラスで往復したい。
隣にはエア・ニュージーランドの黒い飛行機が停まっていた。
帰りも羽根の上だった。写真には残念だけど、ビジネスクラスの一番後ろの席だからここがいい。
宿泊したホテルが見えた。
以前利用したアラスカ・エアを見かけた。
尾翼のおじさん(アラスカの人々にはおじさんと呼ばれている」と自分は何度見ても似ているような気がする。
以前泊まったヒルトンの辺りまで来ると機体は浮かんでいた。
パロスバーデスの半島が見えた。
さよおなら〜
そういえば、今回はパロスバーデスにある我が社のアパートには行かなかった。
今年は売却のタイミングで、色々検討した結果、SUDO ENTERPRISEからCITYに売却する事にした。
築95年を越え、築100年を迎えるときもまだ所有していられる。
来年は、外壁や屋根などの塗装、補修を行い、綺麗にリニューアルする予定だ。
旋回するたびに
LAが少しずつ離れていく。
飛行機雲が交差していた。
今日のシャンパンも楽しみです。
11時に出発し、約11時間飛び、太陽と同じ方向へ進むので、成田に着く頃はまだ夕方である。長い一日になるので、のんびり飲みながら帰ろう。
ちょうど12時頃から飲み始めた。
前菜も美味しいです。
次第に雲が多くなってきた。
7年くらい前に購入したバシュロンのワールドタイムとも長い付き合いになってきた。
自動巻の機械式時計なので、自分でネジを回して時間を変えられるから簡単だ。それに、文字盤の中に地球儀があり、いつもはTOKYOに合わせているから、アメリカやイギリスの現在時刻もすぐにわかる。
G-SHOCKの限定品のワールドタイムもあるんだけど、衛星をキャッチして、今居る地域の時間に自動で設定を行うと説明書に書いてあったけれど、なかなか設定が行われず、以前、アメリカへ到着して2、3日過ぎてから現地時間になった覚えがある。確か、ビバリーヒルトンへ泊まった時だった。無骨で重くてデカくて(バシュロンが42mm、G-SHOCKは45mmか48mmある)お気に入りなんだけど、海外はバシュロンの方が使いやすい。
バシュロンのベルトだけで10万円近くするので、夏はG-SHOCK、秋から春まではバシュロンをする事が多い。アジアや沖縄は絶対にG-SHOCK。石鹸でゴシゴシ洗ったり、ぶつけてもがっかりしない。
長くなってしまいましたが
ちょっと日陰になっているけど、もう1つの前菜が運ばれてきた。
のんびりと過ごした。
メインの時には赤ワインが美味しくオススメですと言われた。一緒に氷をもらい、ロックで飲んだ。
ワインはやっぱりロックだぜ。
シャンパンやスパークリングは冷えていてそのまま飲むけど。
アルコールで温くても美味しいと思えたのは、イギリスのパブで飲んだビールくらいだな。
チーズと白ワインも頼みました。
地中海性気候のLAから冬の日本を目指す。
眼下は次第に厚い雲に覆われてきた。
久々にウイルスミスのBAD BOYSを観て。
やっぱり笑ってしまう。面白いよね。
大好きなジャックニコルソンが若い頃の映画、CHINATOWNも観れたので、2回観てしまった。
レイモンド・チャンドラー、最高です。
おしゃれな映画。
何度見ても50年も前の住宅地の様子は、今とほとんど変わっていない。
窓が凍ってきた。
CHINATOWNのワンシーンなんだけど、日本人が庭師として出てくる。
LAのガーデナ地区は、移民で来た日本人が多く住んでいた地区なんだけど、仕事が見つからなく困窮する中、多くの人々が庭師として手に職をつけ、生業としていった為、「ガーデナ」という名前が付けられたと聞いてきた。まさに、それを裏付けるような映画のワンシーンなのである。
少しずつ、夕方に近づく。
降下し始めた。
窓の外側は完全に凍ってしまった。
旋回しながら雲と雲の間を飛んでいた。
着陸が混んでいて、成田、銚子、九十九里のあたりを旋回していた。
いよいよ着陸体制に入る。
同じ地球とは思えないくらい天気が悪い。
無事着陸〜
雨が降っていた。
そうだ。ここは関東だから、2月でも雨なんだよね。
大好きな夕日も夕焼けも見る事が出来ないまま旅は終わった。
この頃、日本でも武漢ウイルスは大騒ぎになっていて、中国からの入国は規制されていた。
そのくらいのニュースはアメリカでも観ていたし、情報も入っていたんだけど、成田エクスプレスに乗ると、周りは中国人ばかりだった。日本人が一人も居ない。台湾の方だったのかもしれないけれど、顔も言語も日本人では無かった。
前の座席に座っている女性はゴホゴホ咳をしているし、なんとなく思い切り空気を吸えないで過ごした。
東京駅で新幹線に乗る時にはタカラ缶チューハイレモンを買い、日本に戻った事を実感した。
現在ではトランプが選挙で敗れ、アメリカが「まさか」の事態になっている。
トランプからバイデンになると、連邦法1030条を廃止し、使えなくなるような情報も届いている。アメリカの不動産投資には大打撃である。
日本はバイデン勝利の報道をずっと流しているけれど、アメリカでは民主党と中共による選挙の不正は次第にあからさまになってきており、主要メディアもその事を放送し始めた。
1月6日のペンス副大統領が予定通りの手を打ってくれる事を願うばかりである。
選挙前からトランプ勝利と思っていたけれど、今でもその思いは変わらず、年明けが楽しみである。
今回は旅から10ヶ月もかけて書き終える事になりました。
のんびり年末までに書き終わるようにちょっとずつ温めながら書いていたのですが、本当にギリギリになってしまった。
今年はもっとアメリカを旅する予定だったけれど、あれから行くことが出来ず、ZoomやFaceTimeなどを使った会議と物件の説明を受ける日々が続いた。とはいえ、やはり見ないとわからないんだな。最後の判断が出来ない。
その分、国内事業では忙しく飛び回っていました。北海道から沖縄まで、忙しかったし、地元での足固めのような物件の取得と次のステップへ進むための売却もあり、今も購入が1件と売却が1件あり、久しぶりに契約書などを作成しています。
福島市ではクラスターが発生し、医療が逼迫しているような報道ばかり目にします。
昨日は高柳さんから検査キットが届いたので、早速検査してみた結果、陰性だったのでホッとしています。
とにかく世界的な混乱が早く収まり、経済と人々の心身が安定する事を願うばかりです。
解決すれば好景気が訪れるのか、全く違った世界へと変貌していくのか、先の事はなんともわからないけれど、自分なりの読みを働かせながら次の一手を考えていきたいと思います。
こんな時でも小さな幸せの積み重ねが大きな幸せになっていて、夕方4時か5時頃に事務所で缶酎ハイの蓋を開ける小さな幸せがとても幸せだったり、夜ベッドに入り、全身を伸ばすのが幸せだったり、休日の長風呂とか、近県や関東へ車で出張する時のドライブ気分だって楽しいわけで。楽しみや幸せな事は周りに沢山転がっていて、当たり前の楽しみ、幸せに気付ける事こそが、とても幸せな事だと思っています。
今年もあと少しですね。
またくだらない、長い旅の話にお付き合いいただきありがとうございました。
おわり
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