1月の日記をすでにUPしているとばかり思い込んでいました。
正月明けから激しく北へ南へ東へ西へと飛び回っておりましたら、もう3月になっていました^^;
あれ??あけましておめでとうは言いましたよね??
自分の日記を読み返すことも無いものだから。スミマセン。でも、寝る間を惜しんで書いております。
それでは、
少し話は遡りますが、1月の旅始まります。
1月7日。
朝5:30にジムニーで出発。
途中、ケイマル不動産のけいちゃんを乗せて、大笹生インター脇のセブンイレブンで安田トシ、梅宮さんと合流した。
トシと梅宮さんに北海道で2ヶ月間の除雪を頼んだ。
年末にトシと打ち合わせがてら飲む機会があり、けいちゃんも呼んだら「社長、僕も北海道行っていいすか??」と言い出した。
自分で旅費を出すならどーぞ^^という事で、けいちゃんもついてきちゃった(^○^)
おかげで思わぬ楽しい旅になった。
米沢経由で新潟港へ。
早めの10時前に新潟港到着。
あちらの到着が朝4:30なので、ガソリンは新潟で満タンにしておいた。
冬の北海道は何があるかわからない。
燃料がなければアウトだ。
私はいつものスイートルーム。
3人も個室を予約した。
長い船旅ではここが飲み会場になる。
昼からワインで乾杯し、その後は各々好きに過ごした。
居眠りしている間に夕方になる。目が覚めると秋田県沖合で月が出ていた。
天気が悪かったので奇跡的だった。
夜は総決起大会。
ワインと焼酎で盛り上がった。(自分は相変わらずバカばっかり言ってました)
今回は船が空いていて静かで、それに波も穏やかで結構眠れたんだよね。
午前2:30に目覚めてお風呂にゆっくり入り体調を整える。
小樽の街が見えた。
予定通り上陸。
道は凍っていて、キロロリゾートの横を通る峠を超えたんだけど、ここまで来ると雪が積もっていた。
ヒーターの風を強めにしないと暖かくならない。
何度も休んだので時間が掛かり、午前8時に豊浦町到着。
福島建機の佐藤さんを駅まで迎えに行き、現場へ向かった。
ホイルローダーが到着。
名前をサービスで入れてくれるというので、このようにお願いしました。
当初はジムニーで除雪と思ったんだけど、除雪のプロから絶対に無理だと言われた。(しかも複数名から)
年末ギリギリでこの1台を抑えてもらい、納車してもらったのだ。
佐藤さんには大変お世話になりました。
梅宮さんは「会社の名前が入ってカッコいい」と何度も褒めてくれた。
そーだよねー^^カッコいいでしょ?^^?
雪かき機も到着
細川たかしの出身地、留守津村にあるロイヤル農機商会の大平さんにも大変お世話になりました。
使い方を教わる。
雪が掻き出されるのを見て感動してしまった^^
現場は雪に埋もれていた。
ホイルローダーを試運転がてら一番上のバッテリー建屋まで上げる
この日はこれから2ヶ月間、二人が過ごす段取りをし、取り敢えず3時頃には豊浦を出た。
今夜からのお宿は、小樽へ上陸後の早朝通ってきたキロロリゾートまで戻る。
昨年SPGアメックスを利用する事になり、色々調べていたら「プラチナチャレンジ」という面白い挑戦の仕方があった。
3ヶ月間でマリオットボンヴオイ系列のホテルへ16泊すると、プラチナメンバーになれる。
1月から3ヶ月以内にクリアすれば良いのである。
すでに正月ウエスティン仙台へ泊まっている。ここでの3泊をマリオット系列ホテルにした。
1月中旬を待たずに4泊は大きい^^
バブルの忘れ物みたいなホテル。
中国人ばかりなのでレストランでの食事をせず、一人部屋で静かにカップラーメンにセブンイレブンで買ってきたキャベツをぶち込んだものを食べて過ごした。
現場とホテルの往復、一人の食事、一人の時間。
色々と深く物事を考えることが出来て悪く無いものです。
それでも疲れて9時とか10時には寝てしまう。
翌朝。
北海道特有の真っ直ぐな道は倶知安にあり、毎朝この道を通勤した^^ 通勤なんて20年ぶりじゃないか^^
正面に見えるでっかい山、羊蹄山の南側を巻いていく。
雄大な景色を見ながらのご機嫌な通勤^^
道路には大した雪がない。
天気が良くなって羊蹄山が見えた^^
冬にこんな綺麗に見えるのはとても珍しい。
思わず車を停めて写真におさめた。
現場に到着するといい天気に恵まれていた。
自分は午前、午後とパネルに積もった雪を落として過ごした。
トシと梅宮さんは北斜面の積雪を中心に除雪を進めてくれた。
なーんだか、現場の法面に緑の蕾があるな〜と。
よく見たらふきのとう^^;
1月の、しかも北海道で君らは顔を出してしまったのかい??
ちょっと早過ぎるんじゃなあい??
午後3時を過ぎると寒くて雪が凍った。
天気で晴れていてもダメだった。
急激に気温が下がる。氷点下になっちゃうんだ。
自分で雪下ろしをしたパネルを眺めながらの夕景は素晴らしいものだった。
農作業の後の満足感に似ていた。
もう、凍って除雪が出来ないので3時半に発電所を出た。
途中のドライブインみさきさんの駐車場から。
海の反対側には函館に近い駒ヶ岳が見えていた。
豊浦町の中心方面。
ウインザーホテルも見えた。
夕日が美しすぎて車を停めながら移動する。
美し過ぎる…..
火が沈むと明るい月が出た。
まんまるの月だった。
月を見ながら走る。
帰りもまた羊蹄山が見えてきた。
ホテルに到着
今日も同じような晩ご飯を食べる。
バタピーを食べながら焼酎の水割りを作り、仕上げにラーメン^^最高^^
ここはスキーリゾートなんだよね。
今年はスキーやっていません^^;
翌朝。
おお!!今日も発電する〜〜!!太陽が好き!!
今日現在(3月16日)、こんな予測はすでに吹き飛びました。
自分は今年の夏以降に世界恐慌が起こるだろうと予測していたけれど、こんなに早くrecessionが起こるとは思わなかった。
平和な1月。
毎日羊蹄山が美しい。
ホイルローダーは今日も元気に活躍中^^
一日中晴れて、パネルの除雪は随分と進んだけれど、また午後3時になると凍ってしまう。
それでも出来高が見えるので毎日満足して過ごしました。
肩、背中、腕は痛かったけれど。除雪が楽しい^^
そして今日も夕日が美しい。
爆発だ!!
今日も太陽が沈んでゆく。
陽が沈むと待っていましたとばかり、反対側にまんまるの月が出てきた。
帰り道には赤富士みたいな赤羊蹄山が待っていた^^
ご機嫌でニカニカと笑っている様に見える。
光は最高潮になった。
その反対側には静かにニセコの山が佇んでいた。
美しい。
美しい。
何度も車を停めて写真を撮った。
ニセコはナイターが始まった。
この辺りは以前より何度も通っていたけれど、ニセコスキー場は初めて見る事ができた。それも連日。晴れることのない冬の北の大地は滞在期間ずっと晴れていてくれた。
いつもの直線道路を走り我が家へと急いだ。
翌日。
ジムニーにガソリンを入れて、二人を乗せて出掛けた。
豊浦町内にコインランドリーが無く、近所で探しながら宇宙軒ラーメンで辛味噌ラーメンを一緒に食べ、洞爺駅まで送ってもらった。
激辛の具合を質問すると店員さんから「ぜんぜん辛くないです」と2年前に言われ、食べたら「あ、ホンマや〜」のネタを言いそうになる。あれからずっと忘れられない味なんだ~~
もう1月11日になってしまった。
それなのにこの駅にも雪が無い。
明らかにおかしい。いつもと違う。
千歳まで向かう特急もガラガラだった。
ホームや列車にはまだ中国からの旅行者が居た。
それでもこの頃はまだ平和だった。
樽前山が綺麗に見えた。
あの裏に支笏湖がある。
千歳が近づくと飛行機が大きく見えてきた。
南千歳で新千歳駅行きに乗り換え。快速もガラガラだった。
春節には中国から多くの旅行客が来るであろうから、今はまだ空いているのだろう・・・くらいにしか思っていなかった。
夕方の大阪便に乗る。
ちょうど良い時間の飛行機が無くて、大阪経由になった。
苫小牧の夕景が美しかった。
クラスJの窓側が取れた。隣にはお母さん、その隣の通路側に少年が座っており、二人で景色を見ていたので(大阪便は3列通路3列です)席変わりましょうか?と、声をかけたのだけど、「いえいえ結構です。ありがとうございます」と返事をされた。
着陸時。
大阪はやっぱりデカい。
月は北海道から大阪まで照らしていた。
近畿は都市と都市がくっ付いているから余計にデカい都市に見える。
伊丹に着陸すると、少年とお母さんはなかなか降りようとしなかった。
乗り継ぎもあったので「先に通路へ出てもいいですか?」と聞くとお母さんは快く「どーぞ^^」と言ってくれた。その時、気付いたんだ。少年は足を骨折しギブスをしていた。
ああ、自分は余計なことをまた言ってしまったのだ。
悪いことをした・・・
でもね、少年。次に窓側に座った時の景色は格別だと思うし、好きな飛行機や乗り物で飛び回る仕事をして、仕事も旅も楽しめる様な大人になってよね。
伊丹→仙台は写真が上手く撮れなくて断念。
仙台空港から仙台駅、それから新幹線で夜遅く福島に到着。
改札を出ると我がエスタビルの上にもまんまるのお月さんが輝いていました。
このビルも末長く皆さんに愛され、可愛がってもらえる様な存在で居て欲しいと思います。
色、フォルム、場所、三拍子揃ったエスタビルも、北海道の発電所と同じくらい大好きな物件です。
終わり
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