社長のDiary

アメリカ横断ウルトラ出張2019ー2

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トロントの朝は雨だった。

 

 

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早朝から会社へ向かう人がほとんどだろう。みんな急いでいた。

 

 

 

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今回はUberによる陸路からのアメリカ入国を試みる。

どんな結果になるのか。楽しみが半分、恐怖が半分。

 

 

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トロントからニューヨークバッファローまでは約150キロ。

オンタリオ湖の西岸を周りながら約2時間のドライブとなる。

渋滞を抜け快調に飛ばすUber。

 

これが成功したら、日本→トロント→バッファロールートが出来る。

トロントまで直行便があり、そこからバッファローは近いので入りやすいかもしれない。

 

 

 

 

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湖を左手に見ながら進む。

 

 

 

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アメリカへのレーンに入り

 

 

 

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いよいよイミグレーションのゲートが見えてきた。

 

 

 

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緊張が高まる。

 

 

 

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高速道路の料金所のようなゲートでパスポートを渡し、質問に答える。

 

 

ヤバイ!!完全に疑われている。何度かやりとりをしたがラチが開かない。

 

とうとうパスポートを取り上げられた。

「Uberはカナダへ帰れ。お前達はあっちの建物へ行け!!」

 

ヤッベ!!

なんか、怒ってんじゃん(^○^;)

 

ピンチが来ると笑ってしまう自分もヤッベ!!(^○^;)

 

まあ、まあ、とにかく行くしかないよね。何てったてパスポート取り上げられてんだから^^;

 

指示された方向に入り口が2つあり、迷っていると見張りをしている女性警察官から「お前らそこで何やってんのよ!右のドアからさっさと入りな!!」と、警察官まで怒っている。

もはやすでにオレは犯罪者となってしまったのか・・・・・

 

 

 

 

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てなわけで、国境のトイレに行ってみた。

ごく普通のアメリカンなトイレだった。世界トイレ研究家としては外せないトイレだった。

 

トイレで気持ちを落ち着けて戦場へ向かう。でも、何も悪い事してないもんなぁ〜

 

犯罪者扱いされている他の入国希望者約10名と一緒に椅子に座り待たされる。

30分以上経って「SUDO ジュニチ〜」と呼ばれた。

 

お前は一体何をしに来たのだ??「Turism」ニューヨーク州で何を見るんだ?「Naiagara Falls」その後は何処へ行くんだ?「Dallas  Phoenix  LA」証拠はあんのか?と言われ、飛行機のe-tiketとホテルのバウチャーを見せる。「ダラスは何をしに行くんだ?」「友達に子供が生まれたのでお祝いに」「フェニックスは」「Turism」「LAは?」「アパートを持っているのでそれを見にいく」「アパートは幾らで買ったんだ?」「1.6ミリオン」「何処にあるんだ?」「パロスバーデスの半島」「そんな半島があんのか?」「LAとロングビーチの間だわ」「ああ、あのあたりな。あれ?なんでトーランスに泊まんの?」「いやいやいや、便利だからでしょ」と、やりとりが続き、パスポートを見ている。「あれ?最初は何処の空港に来たんだ?」「ワシントンD.C.」「ああ、スタンプ押してあるな。んじゃ、ジュニチはいいよ」

と、長いやり取りの後はワシントンD.C.のスタンプのおかげで案外すんなりOKが出た。

次のkenjiが大変だった。

飛行機のチケットはスマホの中にあり、ここはwifiが使えない妨害電波が出ているのか(携帯電話およびスマートフォン使用禁止になっている」二人ともwifiが繋がらない。なので、飛行機のチケットを開く事が出来ず、証明が出来ない。

完全に怪しまれたkenjiは荷物を開けられ、その上根掘り葉掘り聞かれていた。こっちはもう余裕〜^^ Okay出ちゃったもんね〜^^

 

すったもんだが30分続いた末、二人とも行っていいという事になった。

最初は怖そうだった審査官もだんだんと打ち解けてきて最後は冗談を言うと笑っていた^^

 

いやいや〜、入国どころか日本へも帰れなくなるんじゃないかと思いましたよ。「Go to jail」かと思いました。

でもなぜか、6ドル払えという。ESTA申請でも14ドルだか取られているのに踏んだり蹴ったりじゃあねえか!?とも思ったけれど、ここはアメリカ。アメリカの非常識は世界の常識です。

悔しいのでポイントが付くようにAMEXで支払った。

 

 

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今日の一句

「アメリカへ陸路の入国やめようね。」

良い子のみんなはマネしないでね^^;

 

 

 

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てなわけで。

Uberを呼ぼうとしても、よほどの危険地帯らしく、誰も問いには応じてくれなかった。

もう一度建物内に戻り「タクシー呼んでくれっか?」とお願いをした。

外で待っていると「おめえそこで何やってんだよ!?」と、さっきの女性警官。

そんな脅されたってもう平気だよ〜んお墨付き貰って何故か6ドル払わせられたからレシート持ってんもんね^^

「I’m waitiing for a taxi!」

そう言ったら「んハア」みたいな事言ってから間もなく、彼女はパトカーに乗り込み、サイレンを鳴らし、ダッチチャレンジャーは全速力で何処かへ行ってしまった。

 

バッファローから迎えに来たタクシーはメーターが無く、幾らだと聞けば15ドルだと言う。

まあまあじゃねえか??レシートは手書きだけれどちゃんと出た。

そういえばタイで「おめえにやるレシートはねえ」とかってタイ語で言われ、「メーターの写真を撮っていけ」と言われ、一応撮ったけれど、無論経費として認められる事はなかった。それに比べたら、メーターは無いけれど明瞭会計じゃないか??

 

20分くらいでバッファロー到着!!

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初めてのバッファロー。ダウンタウンは雨模様だったけれど、気を取り直して。

 

古い建物が沢山ある。

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トラムが走っているようだった。

 

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PM会社を訪問し、そこのブローカー部門の方とも会い、3時半から物件やエリアの案内をして貰える事になった。

 

今回はハイアットに泊まる。

 

 

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何処かで見た事のあるエレベーターの操作板。

スマホのような画面で操作する。

下についている元々のボタンを押してみたら、硬くて押せないのが沢山あった。

ちょっとカッコいいし、うちのビルのエレベーター、スイッチが壊れたらこれ付けよ^^

 

うーん、部屋は古いアメリカン。

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寒い上に服が濡れていたので部屋で暖まろうとしたが、なぜかエアコンが全開で効いていて、とにかく寒い。暖かい風の方に切り替えたけれど全く暖かい風が出て来ない。荷物を機内持ち込みサイズにしたので、ダウンなどの上着を持ってきていなかった⤵️寒い。

エアコンを切り、とりあえず布団に入って暖をとった。寒い。

 

 

 

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部屋からの眺め。

 

 

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古いビルが多い。

 

 

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ホテルの斜め向かいにはカッコいい建物がある。

FORMER BUFFALO SAVINGS BANK

1893年の建築。

 

 

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このような教会のミナレットは沢山あった。

敬虔なクリスチャンが多いのだろう。

 

 

 

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朝から何も食べていなくて余計に寒い。

温まる事も無いままKenjiと食事へ出掛けた。

ダウンタウンにはあまりレストランが無く、ちょっと驚いた。

 

 

 

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20分ほどあてもなく彷徨い(Red Warriorsの歌「Foolish gambler」みたいだわ)、吸い寄せられるように見つけてしまった古いビル。

 

 

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ここに老舗のレストランがあり、バッファローランキング5位と言う、驚きの出会いだった。

なんだかベルトが回っていて、それを動力にファンが回っていた。昔からこのシステムでファンを回しているのだろうし、この店の名物らしい。

大した風じゃないのに自分には寒かった^^;

 

 

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寒いってのに、入国を祝いビールを飲む。

寒い・・・

でも地元のビールはとても美味しかった^^

 

 

 

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Fish and Chipsを頼むと巨大なのが出てきた(大汗)

ところがなかなか美味しい。分厚いフリッター部分を片側剥がしながら食べた。

お店の皆さんはとても愛想がいい。

良いレストランを見つけた^^

 

 

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歩いて帰る途中消防車が集まっている。

 

 

 

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なんだか今日は消防車とよく会う。

 

 

 

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いいね〜

 

 

 

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私の福島市の会社正面にあり、地震で壊れてしまった教会を思い出すようなデザイン。

 

 

 

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なかなか古い建物が多い。

 

 

 

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バッファローさんしばらくお世話になりますよ^^

 

 

 

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ブローカーエージェントのアランさんに案内してもらった。

なかなか立派な建物だわ。

 

 

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紅葉が綺麗だった。

ダウンタウンを中心とした市街を車で走ってもらい、物件を幾つか見せてもらった。

なかなかいい建物と、悪くない安全なエリアを中心に回ってくれた。でも物件がちょっと高い。

ターゲットになるかどうかギリギリだった。

 

 

 

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夜は雨が降っていたので、ホテル内にある有名なステーキハウスへ行ってみた。

このパンがなかなか美味いのよ^^

 

 

 

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あまり混んで無いけれど、地元アッパークラスの方々が集まっているような雰囲気だった。

 

 

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小さなスパークリングワインを2本飲んで。

 

 

 

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Kenjiはいつも頼むスープを飲んでいた。

 

 

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肉はデカイフィレステーキ。

美味い^^

 

 

 

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この付け合わせは大好きになった^^

 

 

 

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隣の部屋は、自分が到着した時からずっとカードキーが刺さったままだった^^;

この国とこの街は案外安全なのかもしれない^^;

 

 

 

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隣の私の部屋。

とにかく今日は疲れた。

おやすみなさい。

 

つづく

 

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