アフリカの高成長が続いている。
中国が先行投資をしている情報はすでに報じられているが、インド、ブラジルなどの新興国も追随して投資を行っている。
サハラ砂漠以南は、これまでも未開の地であり、足を踏み入れるのも容易でないイメージ(病気は勿論、政情不安や現地の情報が少ない)であったが、いよいよ経済成長を始めた。
もう、10年以上前にエジプトのカイロ空港で出会った東芝の社員で医療機器を中東へ納める仕事をしている方と飛行機の待ち時間にお茶を飲む機会があったけれど、「アフリカ中部以南では、空港で外国人の荷物が子供に平然と持ち去られたり、バスから降りる際にはガイドがピストルをドアから外に向けながら出なければならない」など、恐ろしい情報をたくさん教えていただいたけれど(だから、ピラミッドの前で銃乱射事件があったけれえどエジプトはまだまだ安全な国ですねという話からこのような話になったのだが)随分と変わったな~と驚いている。10数年でいよいよ軌道に乗り始めた感がある。
それにしても、ルワンダのような悲劇を起こした国も安定し始めたようであり、勿論いまだに独裁政権が治めている国もあるけれど、(チャベス大統領無きベネズエラの新大統領も同じ路線を行くと発言しているし・・・)一つの単位としてのアフリカは大きく変わろうとしている。
世界中にお金が余っている現代、アフリカが投資で潤い、飢餓、貧困、格差、疫病などの問題が克服できた先で、人類は何を仕掛けていくのだろうか。
発展し続け、毎年プラス成長をするには勿論限界がある訳で、でっかい地球の表面、質量からすれば地球の3%くらいのところで争っている人類が「こんなものだな」と満足する日が来るのはいつになるのだろうか。
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