Isle of Wight
ワイト島
最初はホワイト島と聞こえていて、どんな白い島なのよ??と、勘違いしていた。知識の無いと言う事は恥ずべき事である。
英語を読むと アイル オブ ワイト となる。
旅の仲間から、「面白い投資になるかもしれない。是非行きたい」と、日本に居るうちから話を聞いていた。
ロンドンの南南西にある島である。大きな地図で見ればくっ付いていると勘違いしてしまうほど近い。
ロンドンで初めて乗るレンタカーをMr.Kが運転してくれて、高速を南下する。
快晴!!快晴!!
イギリスで雨が全く降らない^^
途中パーキングに立ち寄る。
広くて
洒落た感じの室内
ゲームコーナーまである。
これじゃあ目的地へ辿り着けない^^;
リミントンの港へ向かう高速を降りると、都市というよりは村のような所に入ったんだけど、
のんびりしていそうでなかなか雰囲気がいい。
写真は撮れなかったんだけれどフェラーリの販売店まであった。
こんな田舎にどうしてフェラーリが!?
イギリスという国が解らなくなる。
鉄道の終着駅のようだった。
という事は、この街はもう、リミントンだったんだ。
てなわけで。
フェリーに乗る車列に並ぶ旅姿三人衆。
リミントンの港からワイト島のヤーマスの港を目指す。
ワイト島からこちら側へ到着し、下船する車列が終わるのを松。
ここは
なかなかのヨットハーバーなんだな。ロンドンから電車でも1時間半だからとても近い。
乗船。
先頭のど真ん中のソファー席を陣取る。
船室は高い所にあり眺めがいい。
航路の両脇に小さな舟が繋がれていて、その間を通る。
ゆっくりしたスピードで個人の舟が数艇港外を目指していた。
小さな赤いヨットは何度もタックを繰り返し少し先をジグザグに進む。
港外に出た。
モーターボートが軽快なエンジン音と共にスイッと抜いていく。
所要時間は1時間。半分は港内をノンビリ走る時間で、この小さな海峡を走る時間は30分と少しだった。
こーゆー所のヨットは安全だし、風もあり、島を1周する(とんでもなくでかい島だったので数日掛かると思われる)セイリングなんかも楽しそうである。
ワイト島に近づく。
間も無く到着を知らせる放送があり
全員で車に乗り込み一緒に下船する。
ワイト島に上陸!!
港に繁華街は無く、そのまま車を走らせた。
ちょっとした住宅街を過ぎると
草原が続く。
景勝地のニードルズに到着。
ここでなら食事ができるんじゃないかという事で来てみた。
めっちゃ混んでる。
ガラス工房があったり。
家族連れで賑わっていた。
平和
ちょっとした遊具もある。
レストランみたいな所があったけれど、学食みたいな、コンビニ(の棚)みたいな雰囲気で、あまり美味しそうではなく、期待も出来ないので別の場所を探すことにした。
車は満車。
あんな丘をトレッキングしてみたいものです。
今度は遊びで来てみたい。
パブを探そうという事になり、「こんな所にパブなんてある??」と聞くと、イギリスプロの二人は「パブくらいは絶対にあるでしょ」と、自分には理解出来ない自信を示していた。
うーむ。この国がよく解らない。パブとは、どーゆー基準で設置されていくのだろうか??
住宅も無いような場所にあんの??ホントに??
あった–;(汗)
しかもこんな美しい海沿いのパブ。
パブっておじさんたちが集う、女性やよそ者は入れないような店をイメージしてきたけれど、
こんなにオシャレな「Water Front」という、わかりやすい名前のパブだった。
こんな海の前で
こんな家族連れの
パブだった。
素敵でしょ??
メニュー
Mr.Kから「須藤社長、パブで飲む本物のビールに挑戦してみませんか?」との提案があり、「挑戦しましょう」という事で。
出てきたのが常温のビール。
Y氏はあまり酒が強くなく、好きでもないようで、初日の先輩の焼き鳥店以外は常にジュースを飲んでいた。
ところが、この常温のビールがなかなかイケるのですよ。
ヌルいビールを飲むなんて、アメリカ人と中国人だけだと思っていたら、イギリス人も同じ習慣があり、しかも、たまたまイギリスを訪れた日本人まで虜にしてしまう恐ろしいヌルいビール。
これねー、この苦味の強いパンチのあるビールだからヌルいのも合うのだと思う。バドワイザーだったら絶対に飲めん。
海は美しいし。
ビールは美味いし。
お代わりしちゃった。
料理が出てくるの遅いんだわ。
ボートで来てパブで食事しているらしい。
おシャレ。
もう一つ、私を虜にしてしまったフィッシュ&チップス。
何度食べても美味しい。
どこで食べても味にブレが無い。
逆に言えば、ブレようがない食べ物なのだろうか・・・
Yさんはいつものハンバーガー。
昼にハンバーガー以外を食べる所を見た事がない。
Kさんはサカナ
一応、このパブのトイレも記念に。
美味しかった。美しかった。楽しかった思い出のパブ。
また行きたいものだなあ〜
現場に到着。
リゾートハウスというのだろうか、ホテルでもない。
あの先に何かを感じる。引かれる感じがした。
屋内プールがあったり
ちょっとしたアイスクリームを売る冷蔵庫があったり
管理棟には管理人の女性がいた。
ロンドンからこちらへ来ているのだという。(通勤は無理。住み込みです)
こんな家がたくさんある。
1棟ごとに大家が居て所有している。
外にジャグジーがあるそうです。
マッパで行くのは如何なものかと考えていたんだけど、こちらは水着着るよね^^;
こじんまりとしているけれど清潔な室内。
庭は目隠しになっている。
ビーチへ出る裏道があると教えてもらい、この鉄格子??から出る事が出来る。
暗証番号で鍵が開く。
木に覆われた素敵な通路を歩いていく。
さっき通った道路に出た。
名前がいい。
このバンガローは海の目の前にある。
日本のバンガローと違ってオシャレじゃないか。
向かい合って
小さなショップが2軒あった。
このマグナムってアイスはシンガポールでよく食べていた。
本場はイギリスなんだな。
美しい。
イギリスの海って暗くて黒いイメージだったのに驚いた。
このバーではみんな昼から酔っ払っていた^^
案外イギリス人ハッピーなんだよなぁ〜
夏を惜しんでいるのだろう。
海沿いに歩いていくと・・・
ズラリと物置みたいな物が並んでいる。
このコンテナ(物置?)を1つずつ売り出したりレンタルしたりしているそうです。
扉を開いて中でのんびりしている老人を見かけた。
トイレや水道は無い。
砲台の跡だろうか。古い構造物だ。
美しい。あの岬がさっきまで居たニードルズ。
のんびりしている。日帰りするのが勿体ない。
絵葉書の言う通りです。
子供向けの遊具がポツンと置いてあった。
地図には記載されていないけれど、この辺りLONGBEACHというのだろうか?
アメリカばかりじゃないんだわ。
古そうな建物もある。
ステキな道を戻る。
柳の木って、イギリスにもあんの??
ここのリゾート住宅はあまりピンと来なかった。
かえって、海の見える古い屋敷とかの方に興味がある。
さっきの気になる方へ行ってみようという事になった。
驚いた。
古い城壁のような物を発見した。
A.D1863年。
江戸末期、明治維新の少し前の建造物のようだ。坂本龍馬がまだ生きていた頃だ。スゴイ!!
こーゆーのが付いている土地が欲しいよなぁ〜
門の隙間から中を覗くと更地になっていた。
売ってくれないの??
即買いします。
いい島ですよ。
海が見える家に住むのが夢だった。
海が見える物件は持っているけれど、どれも賃貸物件で貸しているので自分は相変わらず吾妻山を見て暮らしている。
この家は売れちゃったそうで、惜しいですね。
車で移動し、島を1周してみようという事になった。
こんな絶景に出会う。
島の南側はこんな絶景だった。大西洋だよね。
自分は今までの大西洋を見た事があったのか??初めてなのか??
もう、絵画だよね。
飼料用だと思うけどトウモロコシが育てられていた。
ヒツジが沢山居た。
カーズ2に出てきたのと同じような農業用のでっかい機械。
売り物件を見つける。
海の前の一軒家、欲しい。
電話してみましょ!
かなり古い教会があった。
住宅地に入る。
ラグビーやっていた。
島で初めて出会った信号。
高台に出た。
眼下に広がるのはBRADING DOWNという景勝地のようです。
イギリスらしい風景だと、Yさんが言う。
海にはでっかい船が停泊していた。
赤い2両編成の電車が走っていた。
ロンドンの地下鉄に使っていた車両をこちらで利用しているそうです。
これってパブなんだって。
見るとわかるそうです。自分にはただの古い建物にしか見えない。
イギリスプロはさすが違う。
スズキキャリーの1300ccって見たの初めてなんですけど。
黄色いナンバーだから、軽自動車に見えちゃう。
サイズも軽自動車のスズキキャリーよりも大きくてなんとなくアンバランス。なんだか可愛いい車だった。
ちょっとトイレを借りに。
地元の人で賑わっている小さなスーパーだった。
ニューポートの中心部。
ニューポートのギルドホール。
古い街並みが続く。
サーカスがきていた。
オズボーンハウスへ。
ヴィクトリア女王と夫アルバート公の別荘だった建物。
女王はここオズボーンハウスにて82歳で亡くなったそうです。
美しい建物と庭園、内装で、第2次世界大戦の時、ヒットラーはここだけは攻撃するなと軍へ命令していた。
帰りの船の時間が迫ってきており、料金を払って中に入るのは諦め、ショップ(写真の建物)にだけ寄ってきた。
遊びでゆっくりと見に来てみたいものです。
トイレも歴史的な建物なのだろうか??
オズボーンハウスを後にしてピアヘッドの港に到着する。
順番に並んでいる。
次の船だったんだけれど、ギリギリ1本前の船に入れた。
洒落た船内。
1時間だけどみなさん各々楽しそうだった。
でっかい客船が沖へ向かう。
また別の客船が近づいてきた。
これから旅に出るのかな。
こちらも満足な旅をしているので、豪華客船が羨ましいとは思わなかった。
ワイト島へ向かう船とすれ違う。
日が西に傾いていた。
素晴らしい1日が終わろうとしている。
豪華客船のみなさんも良い旅をして欲しい。
自分は太平洋フェリーと日本海フェリーに毎月乗っているので、案外船旅には満足している^^
ポーツマスの街が見えてきた。
カッコいいタワーなんかもある。スピンネーカー・タワーという。
アウトレットモールに立っているタワーで170mあるそうです。
ポーツマスは15世紀末に王立造船所が出来、イギリスの軍港として発展してきた街。
文豪チャールズ・ディケンズはここポーツマスで1812年に生まれたそうです。
小さな高速艇に抜かされた。
やはり、船も抜かされるとちょっと悔しい。
なんだかスゲー音がしてきて、振り向くと
ホバークラフトだった。
実物は初めて見たかもしれない。
ホントに水陸両用なんだ。
んー、これは乗ってみたいです。
なんだか豪華客船がジャンジャン来る。
やっぱりイギリスすごいです。
初めて見る車。
なんてメーカーなんだろ??
古いねー。
高速を西へ向かう。
太陽が傾く。
飛行機が飛んでいて、
もうヒースロー空港の近くまで戻って来ていた。
日が沈む。
空港の緑地はヒツジを飼っており、除草用に飼育しているようだった。
うちの発電所ではヤギを飼って除草しているけれど、ヒースローはヒツジだった。
思いは一緒のようです。
まあでも、
うちのヤギもヒースローのヒツジも幸せな方だと思うけど。放し飼いで、かなり自由に暮らしている。
ロンドンに戻り、
インドの方々が多い地域へ。
「さくらどう」なので、日本の店かと思ったら
インド人が経営しているようだった。
しかもこのマーク、シェラトンホテルのマークによく似ているけれど、大丈夫なの??
今夜もカレーです。
このソースが美味しい。
ナンに乗せて食べます。
美味しい
カレーたち
やっぱりイギリスは美味しい^^
イギリス大好きです。
つづく
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