ろっこうしやまと読みます。岩手県遠野市の山。1294.3m。春の足慣らしにはちょうどいい標高。福島を早朝5:30に出発、仙台で合流し6:30再出発。登り始めは10:00だった。朝起きてから5時間以上も経過している。前の晩は銀行総会の後、同級生の佐藤浩人君と飲みすぎたけれど、山を考えて焼酎のお湯割りなどという、酒とは言えないお湯としか思えないような飲み物を飲んでいたので二日酔いにはならず、疲れていたのと寝不足だけだった。焼酎お湯割りを飲むなど私も大人になったものだな。(自画自賛)
遊山会4月の定例山行。13名の参加です。
登り始めてすぐ雨量観測所があります。佐々木の父さんが観測所を見てなにかワーワー言っていた。普段から声がでかい東北生まれの関西弁。
天然蚕の巣だそうな。SILK100%
登り始めはなだらかで、先月の階段山とは違う。山はこうでなくちゃ。今日はみっちゃんも元気です。
宿り木
案内によるとこの4合目から7合目までが急登になるとの事。
心の準備をした割には登っているとき「そんなに急か?」と感じたけど、下山時はやはり急に感じた。
遠野の街並みを見下ろしながらの登山。なかなかいい山です。
あちこちに霜柱が立っていました。
いよいよ雪が。途中の休憩で少し離れた道の駅から見たら山の上側1/3くらいが白くなっていたから予想はしておりました。
急登が終わるはずの7合目を過ぎても急登は続いた。(山のガイドはこんなものでいい加減です。)
急登終了記念休憩の図。山の休憩は座りません。疲れて歩けなくなる。
移動開始。さらに上を目指す。
山の番人たちは9合目まで最後部を歩く。左の及川さんはプロのアウトドアマン。釣りは渓流、海を問わず、カヌーで川下りまでやっちゃう。山菜ときのこだって勿論プロです。右、佐々木の父さんもみっちゃんの弟子(?同僚?)できのこの達人。今日は居ないけど自衛隊OB松ちゃん、みっちゃん、佐々木の父さん、及川さんが大丈夫と言ったきのこは絶対大丈夫。みっちゃんだけ大丈夫は当たる確率100%です~。
全員を追い抜き先頭へ出る。上から写真を撮ったほうが木に積もった雪でいい絵になるように思われた。カメラマンは大変なのだ。「早い」「軽やか」「そうでもない」などと言われながらも先頭を目指す。カメラマンは大変なのだ。(くどいけど)
色々と言う割にはしっかりとカメラ目線な方々^^(特に右のアナタ)
この山は珍しく標高で表さず、距離で元気付ける。
ひれ伏しながらも頂上を目指す。「ハハ~ッ」
最後尾もいよいよ8合目に差し掛かる。
登山道にも雪が。
いよいよ8合目。ここまでは急登でした。しかし、とても登りやすい。急に感じません。
次第に登山道には笹が生い茂るようになる。
9合目。三角形の石はご利益あるのかないのか・・・( *´艸`)
9合目のご利益岩あたりに小屋があるとガイドにあったけど、14人が食事をするような小屋ではなかった。浩哉さんは入っても立てないね。いったいこの小屋で何してたんだろ?
あと400m。石川さんがんばって
素晴らしい景色が待っていた。
fantastic
霧氷です。冬から春を迎えた4月の20日に霧氷が観れるとは思わなかった。
頂上直下は真っ白になっていた。美しい。こんな事が起こるから山はやめられなくなる。不穏な黒い雲が雪の白とグリーンを引き立てます。
一度下りまた登ると頂上です。
遠くにはリアス式海岸、その先に太平洋が広がっていた。
頂上があったと喜ぶ仲間たち。石川さんもう少し!
早池峰には雲がかかっていたけれど、この日は遠くの山がはっきりと見えた。
霧氷と遠野の里。
頂上です。いい山では全員いい顔になりますね。
来月登る五葉山。三陸の山です。
帰りたくない男が一人頂上に佇む
下山は一人先頭をすっ飛ばす。後ろから高谷さんがぴったり付けてきたので、プレッシャーを感じながらの下山だった。
途中ツララ発見。寒いわけよ。頂上は氷点下だったと思われる。下山時には霜柱が融け始めたのか、道がぬかるみかなり滑った。それでも、50分くらいで到着。
第2グループは10分遅れ。最終組は約1時間遅れての到着。登山口にはいつもの只野号が待つ。
決して天気は良くなかったけれど、素晴らしい日となりました。春、雪解けの山に昨夜からの寒波でさらに積雪。一日中気温が低かったおかげで霧氷は昼過ぎまで融けずに待っていてくれた。また、雲は高く空気が澄んでいたようで、遠くの景色が手に取るように見えた。昨夜の総会ではルーレットゲームで当たらなかった(ルーレットは79までの数字しかないのに何故か私の手渡されたカードは85番って当たるわけがない)けど良い事も起こるわけで、忘れられない景色を頂きました。やっぱり山はやめられない。
fin
追記:今回は盟友かんちゃんこと蒲原さんはお休みだった。来週から1か月半、ヒマラヤへ向かうという。ここのところ毎年海外遠征をしている。どうか無事戻って欲しい。行ってらっしゃい。
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