あれから北海道へ何度通った事だろうか。
豊浦の発電所の話を貰ったのは確か2015年の12月。
翌2016年1月に初めて豊浦町へ入ったのは大嵐の日で、福島を出るときからものすごい雪だった。飛行機が止まってしまい、新幹線とJR(あの頃は北海道新幹線になる前だったと思う。新青森で特急白鳥に乗り換えたような)を乗り継いで青森で足止めを喰らい、到着が4時間も遅れた夕方6時を過ぎていたのに、役場では村井町長を始め、副町長、各課の課長の皆さんが到着を待っていてくださったのには本当に感激した。
なんとかこの発電所を完成させよう!!と、心に誓ったものだった。
早いもので今年の12月までにはパネルを貼り終え、完成させる予定である。
農地の問題、林地開発の問題、北電との問題、経産省との問題、地権者との問題(手付け契約から時間が経ち過ぎていた)EPCの問題、M&Aの問題・・・
今思い起こせば問題山積の物件だったのに、ひとつひとつ解決し、よくここまで漕ぎ着けたもので。
勿論、村井町長をはじめとする町の方々のお力が一番であり、その他にも工事をお願いした日本電設工業のみなさん、パシフィックコンサルタンツの皆さん、地元の測量、工事を受けてくださった皆さん、沢山の方々のご厚情でここまで来ることができました。
本当にありがとうございます。
最近は仙台港から車で行く事が多くなった。
レンタカーを借りる手間と慣れない車の運転が少し億劫なんだ。
曇りだったのに夕焼けが見れた。
今回の行きは1等個室を選んだ。
レストランの食事が付いていないので、たまには部屋でゆっくり食事しながら過ごそうと、途中のヨークベニマルで夕飯を買い込んできた。どうしても酒の肴が中心になってしまうんだけど、ヨークさんの惣菜は美味しい。
新しい船だと浴槽やシャワーなども使いやすい。
トイレだって、シンプルだけれど充分な機能が付いている。
夜の甲板に出てみると霧の中を航行していた。
誰も居ないです。
映画館ではトランスフォーマーを上映していた。
皆さん寝てしまったのか、ガラガラの船内。
部屋に戻り寝る事にした。
お散歩終了。
朝はゆっくり起きて、昨日の残りのざる蕎麦を冷蔵庫から出して食べ、11時に上陸した。
苫小牧は雨模様で、室蘭あたりまでぐずっていた。
室蘭の物件を見て、再度高速に乗ると、伊達あたりから晴れてきた。
豊浦のパーキングからは遠くに海が見える。
さすが北海道の湘南。天気が良くて清々しい。
写真は撮れなかったけど、豊浦インター手前のトンネルを抜けた右手に現場が見えた。
前回はパネルで満杯になっていた豊浦の現場事務所。
工事現場へ運搬が進み、残り少なくなっていた。
現場の西村さんに聞くと「まだまだ入ってくるんです」と。45000枚って、想像がつかない。(1円玉の45000枚だって見た事がないです。勿論、一万円札の45000枚も見た事がない)
管理事務所の建設予定地で打ち合わせをし、発電所内を車で案内してもらった。
いよいよパネルを貼り始めていた。
パワコン設置場所の基礎工事も行われていた。
高台からの全景は半分だけ見える。丘のあちら側に残り半分が築造される。
2時間ほど豊浦で過ごした後、札幌を目指す。
高速を行って2時間、最短コースを行っても2時間。高速があまり好きでない私は勿論最短コースを行く。
羊蹄山を見ながら走る。
立ち止まって少し眺めていた。
この日の夜は物件の打ち合わせをしながら飲んだ。(不動産の方)
翌日、11時頃にホテルに来てもらい、1階のレストランでコーヒーを飲みながら詳しく物件の説明を受ける。2物件の購入を検討しているのだけれど、新築で土地代が高い為利回りが悪い。
昼食は豚丼のまむろさんへ初めて連れて行ってもらう。
これがなかなか美味しいのです。
むかしむかし、帯広の豚丼のパンチョウへ行った事があるけれど、微かなあの時の味の記憶よりもまむろさんの方が美味い!!
ススキノ界隈のちょっと外れた所にありました。
駐車場に停めたのがたまたまパラカさんで、担当へ写真を送った。
うちの担当は、知り合った年に新人賞を取り、あれから7年ほど経ったけれど、新人賞の記録は未だに破られていないそうである。
今では北海道と東北を担当しており、当然この駐車場も担当してこのような形になったそうです。頑張ってね。
ちょっと変わったホテルを見学。
フロントの前に薪ストーブがある。
エントランスに薪が積まれている。
こーゆー面白いホテル、一度泊まってみたいものです。
物件その1は5000坪の土地に倉庫を建て賃貸しようというもの。総額16億。上手く取得出来るといいのですが・・・
物件その2は中心部のホテル新築。こちらも20億くらいかかる。
どちらかでも上手く着手できるといいんだけどね。
夜は日本電設工業の皆さんと、チームナックスの方が経営するお店、なまらさんへ。
ここのジンギスカンが札幌では一番美味しいと思う。
ジンギスカンを食べながらの楽しい談笑。
店を出て2軒目を目指す。
外壁が全部看板になっているビル。
外壁が古くなったら塗装するよりもこちらの方がイイかもしれない。
涼しいから、歩くのも楽だよね。(写真のお二人は私らとは関係のない方々です。友情出演)
サムライエナジーに対抗しているのか全く眼中にないのか「侍のプリン」という店を発見。なかなか流行っているそうです。
一度土産でも購入して、サムライエナジーの領収証をもらってみたい。
その反応によっては、サムライエナジーとしての土産を全て「侍のプリン」にしてもいい。洒落てるよね??
3次会まで行ってしまった。
3次会は美味しい寿司屋さんへ。
全てご馳走になってしまい、恐縮してしまった。
最終日も天気が良かった。
今回は朝食を付けていない。
せっかくなので、ちょっと足を伸ばして
昼に小樽名物のあんかけ焼きそばを食べる。
ハーフアンドハーフというネーミングが気になり頼んでみると、あんかけの下は半分がチャーハンで半分が焼きそばになっていた。
ご当地だけあって美味しかったですよ。
店を出て坂を登った所に神社を発見してしまい、どうしても近くへ行きたくなった。(引き寄せではなく吸い寄せの法則)
神社から道がまっすぐに降りて先には海がある。
こんな所に鎮座できた神様が羨ましい。
苫小牧へ戻る途中から雨が降り出した。
乗船手続きを終えて車に乗ると土砂降りになった。
タイミングがいい。
バイクの人々は可哀想である。
船の中に入る。
車を停めて船室に入った。
行きがいしかりで帰りがきそだったような。逆だったかな??
とにかく、どちらも新しい船で、船内は満足です。
帰りはセミスイートの部屋を選んでいた。
窓は先頭にある。
トイレも独立型。
船首のハッチが
下がり
いよいよ出航。
バックで岸壁から離れていく。
どうやって後ろ見ながら運転してんだろ??
さよおならー
空は曇っていた。
眺めも良くないのでレストランへ行ってみた。
来るときのワインが残っていたのでペットボトルに入れておいた。(セコイとお思いでしょうが、簡単に物を捨てられないのです)
船によってメニューや味付けが違いなかなか美味しいです。
船室で本を読んだり、外を眺めたりして過ごした。
津軽海峡を過ぎ下北半島の沖合に入ると空は晴れて、月の綺麗な夜だった。
翌朝、早くに目覚めてしまう。
早起きは三文の得。朝焼けが美しかった。
朝日が当たり始めると、水面が何かでキラキラしていた。
よく見るとトビウオだった。水面を何尾ものトビウオがスイーっと飛んでいた。
とても不思議な光景だったな。
ウトウトしてから朝食をとり、金華山沖を過ぎた。
船は泉ヶ岳を目指す。
するとあっという間に到着する。
お疲れ様でした。
船の旅はのんびりで好きです。
行きと帰りで2日余計にかかるのが、忙しい時には勿体ない気もするけれど、少しでも時間が作れるのなら絶対にイイ。
案外手軽にインターネットで予約が出来るのでオススメです。
昼過ぎに会社へ戻ると、怒涛のように来客が続いた。
ありがたいよなー。みんながこうして会いに来てくれるのって、遠方から戻ると安心する。
また近々、次の旅をご紹介します。
終わり
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