社長のDiary

2018東京→成田→LA→Dallas→LA→成田 1

2月2日、11:16の新幹線に乗る。

先頭車両の自由席に乗ると、福島銀行の森川社長を見かけたのでご挨拶させていただき、後ろの車両へずれた。何となく悪い気がして。

普通ならばグリーン車に乗るような方が自由席を選ばれたりするのを見ると「偉いなー」と感心してしまう。

マイクロソフトのビルゲイツも、飛行機はエコノミークラスにしか乗らないそうだ。飛行機はただの移動手段であり、そんなものに金をかけるのはもったいないと言うそうである。経営者は様々で色々な方がいる。

翌日夕方の飛行機だったんだけれど、2日に打ち合わせ等があり、また、ここのところ東京でもよく雪が降るので、早めに来ていた方がいい。最悪、都内から成田までは10時間あれば歩いてでも行けるだろうし^^徒歩には自信がある。

水天宮のロイヤルパークホテルをbooking.comで予約していた。しかも、長時間滞在できるコースを選んでいたら、なぜかクラブルームを利用できるという。見逃していたのかな?

 

P2030001

最上階のクラブルーム。24時間利用でき、コーヒーを何度か飲みに行き、朝食もこちらで食べた。勿論、静かに過ごせる。

あ、一人だけ大声で身の上話なのか旅の話なのかを連れの女性にしている中年の女性が居たけどね。

夕方のカクテルタイムにスパークリングワインを1杯飲もうと行ってみると、初めて見る形の複雑な栓がしてあり、栓を抜くのに苦労していると隣から「それはこうやって抜くのです」と教えてくれる女性。「あ、ありがとうございます」と私。残りも少なかったのでグラスに一気に注ぐと「あー!シャンパンはそんな注ぎ方をしたはいけませんよ。どうしてそんな注ぎ方するんだろうな」と、嫌味ったらしい女性。「あー、残念ですがこれはシャンパンではありません。シャンパーニュ地方で作られた逸品ではなく、同じ製法で作られた違う場所の物。つまりスパークリングワインなのです。シャンパンではありません」と嫌味ったらしい私。女性はちょっと気まずくなったようで「シャンパンじゃないのか」と、席に帰って行った。^^イヤミーさんにはイヤミー君で切り返す。

 

P2030002

レイトチェックアウトは3時まで滞在可能だったけれど、2時前にはホテルを出た。

ここ水天宮のバスターミナルは、航空会社のカウンターがあり、チェックインを行い、成田で入国審査をスムーズに行えることで人気だった。

しかし、9.11のアメリカテロ以来、便利なシステムは使えなくなってしまったそうだ。

20年前に寿仙、坂根、私の3人で、LAの教会で木崎が結婚式を行うと知り内緒で行き教会の出口で式を終えた二人を拍手で迎えるという作戦(かなり長い作戦名だけど)でLAへ渡った時はここを利用したので、寂しいものです。

 

P2030003

あの時のバスには乗客がたくさん居たけれど、便利なシステムが廃止された車内は閑散としていた。空いていてこちらとしては快適だけれど、リムジンバスを運行する会社にとっては大変な問題だろう。

水天宮→成田は55分。羽田へは25分。東京駅→成田も約1時間で行けるので、あの地下深ーい所から乗るNEX(成田エクスプレス)のアクセスを考えれば、より早く便利に思えた。

今回はSQ12便、シンガポール航空のビジネスクラスを予約していた。シンガポール→LA路線は世界で一番長い航空路線と言われており、シンガポール→成田(経由)→ロサンゼルスの往復を毎日運行している。成田で乗客は一度全員降ろされ、車両整備を行うが、乗り継ぎでシンガポールへ向かう乗客行きも帰りも大勢いた。

第1ターミナルの南ウイングで降車する。

今や航空機のチェックインは自動チェックイン機で簡単に出来るようになった。世界中の空港は便利になってきている。チェックインマシーンは各国の言語に対応しており、勿論日本語を選択して操作できる。

チェックインは簡単でスピーディーだったけれど、出国審査だけはなぜか行列になっており、またなかなか進まずない。早めに出てきて良かったと安堵した。

 

P2030004

ワンワールド加盟の航空会社なので、ANAのラウンジが利用できた。

 

 

P2030005

朝食しかとっていなかったのでお腹が空いていた。時刻は夕方4時過ぎだったかな。ここにはヌードルスタンドがあり山菜そばを注文してみた。あと、野菜のクラムチャウダー。

 

 

P2030006

味噌汁のお椀くらいのサイズだったので、ご飯半分にしてもらったカレーも注文。これがなかなか、白ワインにも合う。

酒も食事もほどほどにしておいた。

 

 

P2030007

ラウンジの入り口にはANAのスターウオーズ仕様の飛行機の大きなモデルが置いてある。

 

 

P2030008

ON TIMEで出発予定。

 

 

P2030009

business classに人が多いので混んでいると思った。

 

 

P2030010

右側のディスプレイはエコノミークラスでシンガポールから成田を経由してLAへ向かう方の案内で、こちらにも沢山の人が並んでいた。エコノミークラスで約20時間飛ぶ(成田での待ち合わせ時間足せばもっと長い)のはつらいよなー^^;

 

 

P2030011

いよいよ搭乗開始。

 

 

P2030012

以前シンガポールへ向かった時に乗ったことがあるシート。今回の旅の荷物は機内持ち込みサイズのカバンとリュックサック一つにした。アメリカ国内でダラスを往復しなけらばならないし、タイトなスケジュールだったので、Lost Baggageを避けたかった。

 

P2030013

思いのほかガラガラのbusiness class

 

P2030014

離陸

 

P2030015

さよおならー

 

P2030016

 

離陸前からシャンパンを貰い、食事が始まると2杯目とサテが出てきた。相変わらずパッサパサ。あの玉ねぎは生で、24時間以上ネギ臭くなるので勿論残した。

 

 

P2030017

 

前菜

 

P2030018

 

メインに魚料理を選んだら、金目鯛の下に味のないパスタが敷いてある。せっかくの金目鯛も変な味付け(日本食の店ならこのような味付けは絶対にしないと思う。煮付けがいいよねー)で、あまり食べられなかった。

 

 

P2030019

 

ウトウトしながら最近映画になったオリエント急行札事件を観る。ウトウトしているので途中を何度も見失い、巻き戻しを何度もしていたので、この映画しか観ることが出来なかった。

今から2、30年前に制作されたオリエント急行殺人事件とナイル殺人事件は太ったベルギー人のエルキュールポワロが主演しており、それでも古き良き時代の豪華列車や客船での旅、時代の色を上手に演出しており、現代版の作品よりも古い作品の方に軍配が上がる。終わりはわかりやくす終わっているので、その辺りはスッキリしていいんじゃないかな?

 

 

P2040020

映画を止め、真っ暗な夜空に見える明るい星たちを見ながら過ごしたりもしていた。何時間が過ぎた頃だろうか、窓のシェードを上げると空が明るくなってきていた。

 

P2040021

P2040022

 

ちょっとピンボケしているけど、雲の上を進んでいき

 

 

P2040023

 

しばらくすると大地が見えてきた。

 

 

P2040024

 

アメリカだ。

 

 

P2040025

 

海も見えてきた。

 

P2040026

 

この飛行機はまあまあ新しい機材のようで、初めて見る3Dの地図も観ることができる。

高級住宅地のサンタバーバラの東側を飛んでいるらしい。案外見づらいのよ。^^;

 

 

P2040027

P2040028

 

一度海の上に出て

 

 

 

P2040030

 

奥の半島が我が家のあるパロスバーデス。手前の川のような所がマリナデルレイ。手前がベニスビーチ。マリナデルレイの先にはサウスベイ地区の高級ビーチ地区、マンハッタンビーチ、ハモサビーチ、レドンドビーチと続きパロスバーデスまで、もうちょっと手前でいうとマリブからサンタモニカ、ベニスと続く。

パロスバーデスの先にはLA港があり、隣にロングビーチ、その先にもハンティントンビーチやニューポートなどの高級住宅地がサンディエゴまで永遠に続く。

 

P2040031

P2040032

 

いつ見てもデカイ。

 

 

P2040033

P2040034

 

次第に高度を下げていく。

 

 

P2040035

P2040036

P2040037

P2040038

P2040039

 

ハイウエイは珍しく空いていた。

 

 

P2040040

P2040041

 

着陸!予定通り。シンガポールはほぼontimeで行けるアジアの優れた航空会社です。

 

 

P2040042

P2040043

 

1月にESTA申請は終えていた。ESTA申請済みの旅行者用の入国申請マシンは台数が増えており新しくなっていて、日本語も使えるようになっていた。並ぶ事なく簡単に操作できた。

それからまた、並ぶ事なくESTA用の入国レーンで旅の目的と滞在日数を簡単に聞かれ、sightseeing、6days、と返すとすぐに入国のハンコをポンポンと押してくれて終了した。以前の2時間も並んでいたのは何だったんだろう??トランプが簡単にしてくれたのか??

手荷物検査もパスポートを見せるだけでノーチェックで入る事が出来て、着陸から長い通路を歩いた割には30分で入国できてしまった。

 

P2040044

 

江藤ちゃんに電話を入れる。

 

 

P2040045

 

セブンイレブンの前に居るよと伝えると「早かったですねー!今、車を停めています」と。10分もすると

 

 

P2040046

 

2年ぶり。変わらない江藤ちゃんが迎えに来てくれた。

彼はお父さんの仕事の都合で中学生の時に渡米。それから30歳を過ぎた今もアメリカに住むアメリカ人になっている。流暢な日本語と英語を話し、誠実でとにかく頼れる男だ。

 

 

 

P2040049

 

早速、物件を案内して貰う。

今回はコンドミニアムを見せて欲しいとお願いしていた。

 

 

P2040050

まずはカルバーシティ。以前は危険な街だったけど、コロンビアをソニーが買い取った事で、警察への圧力があり、今では安全な街に変わったという。

 

 

P2040051

P2040052

オープンハウス中

 

P2040053

 

よくある感じのコンドミニアム。

これで区分所有なんです。

 

 

P2040054

P2040055

P2040056

P2040057

P2040058

居住中の物件をオープンハウスしています。

 

 

P2040059

P2040060

P2040061

色々とかわいいところも見る事が出来て楽しいオープンハウス^^

 

 

P2040062

このペルシャ絨毯はかなり高級だと思うけど、備品や家具は別だそうです。

 

 

P2040063

別のエイジェントの女性が番をしていた。

 

 

P2040064

極楽鳥の花が咲いている。

あちらこちらに咲いていて、やっぱりLAはすごいと思ったら、この花は手軽にどこでも咲いてしまうそうで、育てるのに難しいことは何もないのだとか。

日本では高価な花のイメージがあるけれど。

 

 

P2040065

P2040066

2年ぶりの江藤ちゃんは車が変わっていた。

前はホンダのSUV(日本未発売)に乗っていて、大変気に入っていた(本人も私も)のだけど、繁盛しているそうで、新型のローバーに代わっていた。

 

 

P2040067

次はプラヤ・デル・レイに移動。

2年前からだけれど最近はシリコンバレーならぬシリコンビーチと言われ注目されているアドレスだ。道路は南向き北向きどちらも渋滞していた。

 

 

P2040068

こちらもオープンハウス中。

 

 

P2040069

インターホンで鍵を開けて貰う。

 

 

P2040070

屋内階段を上った2階の物件。

 

 

P2040071

こちらも居住中。

 

 

P2040072

他にも来客があった。さすが人気地区である。

 

 

P2040073

P2040074

道路は相変わらず渋滞中。

 

 

P2040075

小さなベランダに小さなバーベQコンロが付いていた。

 

 

P2040076

暖炉は必ずある。

 

 

P2040077

部屋はタウンハウスになっており

 

 

P2040078

上階は寝室等になっている。

2bed , 2baths  1,005sqft

$799,000

 

P2040079

P2040080

明るいトイレ。

湯船つき。

 

P2040081

P2040082

P2040083

こちらのベッドルームははシャワーのみ。

 

 

P2040084

 

悪くない。

次の物件を見に行く。

 

 

P2040085

車は海沿いを南下する。

気温25度。とても気持ちがいい。

 

 

P2040086

LAの夏は暑いと聞いて事があったけど、そんな事は無く、特にビーチ地区とサウスベイ地区は海風が入り、30度くらいになっても風が涼しいのでとても過ごしやすいそうです。

地中海気候であり、夏はアラスカから冷たい水が流れ込むため涼しい。

 

 

P2040087

P2040088

テスラの車が目立つ。

スタイリッシュなんだ。

 

 

 

 

 

P2040090

次のコンドは中には入れなかったけれど、外観だけで気に入ってしまった。

しかもレドンドビーチ。3bed,3baths 1657sqftと大きいのに金額は$779,000と割安感がある。

それに1984年式と新しい。

完璧!

 

 

P2040091

綺麗だし

 

P2040092

共用部分の手入れもいい。

自分でも住みたい物件。

 

 

P2040093

次もレドンドビーチ。

 

 

P2040094

P2040095

P2040096

なかなかオシャレ。

 

 

P2040097

書斎かな?広いです。

 

 

 

 

P2040099

P2040100

P2040101

P2040102

大体がそうだけど、駐車場は2台分付き。

 

 

P2040103

P2040104

P2040105

P2040106

なかなかステキじゃないですか!!

 

 

P2040107

ひろびろリビング。

 

 

P2040108

P2040109

明るいトイレ。

 

 

P2040110

P2040111

P2040112

テラスは目隠しも付いていいカンジ。

 

 

P2040113

もちろんバーベQコンロ付き。

 

 

P2040114

P2040115

P2040116

トイレが明るいのは天窓が付いているからでした。

素晴らしい!!

 

 

P2040118

次は同じサウスベイ地区のトーランスへ。

日本人が一番多く住む街です。

13万の日本人が居住しており、日本以外では世界で一番日本人が住む街です。

須藤・エンタープライズ有限会社のロサンゼルス支店もこちらの市にあります。

アメリカで物件を所有するには納税番号をもらわなければならないので、外国法人の場合には支店登記が必要になります。

 

 

P2040119

入り口の門は自動で開く。カードや暗証番号で入ります。

 

 

P2040120

このタウンハウス。

 

P2040122

P2040123

明るくて綺麗。

 

 

P2040124

P2040125

P2040126

P2040127

P2040128

駐車場へは階段を降りて中からいけます。

 

 

P2040129

P2040130

1階駐車場、2階リビング、3階ベッドルームになっている。

 

 

P2040131

P2040132

P2040133

P2040134

P2040135

巨大な住宅団地です。

7000万円弱で購入できる。

セキュリティがいいのと、物件も新しいのが素晴らしい。

 

 

P2040137

団地内のロータリー

 

 

P2040138

P2040139

次の物件へ移動する途中。ショッピングモールが道路の両側に跨って建っていた。

その為道路の上にショッピングモールがある。初めて見た。

 

 

 

P2040140

シャツを着て入り口に立つお兄さんはエージェントでも無く、誰かと待ち合わせらしい。

 

 

P2040141

こんなに広いコンドミニアムの団地です。

 

 

P2040142

ここにも極楽鳥がいた。

 

 

P2040143

P2040144

P2040145

これはもう美しい。

 

 

P2040146

ファシリティも充実。

 

 

P2040147

オープンハウスやっているはずが・・・

 

 

P2040148

オープンハウスは終わっていた。

 

P2040150

見てみたかった物件ですね。

こーゆー大きなコンドミニアムは初めてみた。

同じトーランスの前の物件と比較したかった。

 

 

P2040151

江藤ちゃんの配慮で

 

 

P2040153

ハイウエイに乗り

 

 

P2040155

我が家に到着。

2年振りですねー。元気そうで何よりです。

 

 

P2040156

P2040157

ところが、状況は少し変わっていた。

 

 

P2040158

塗装がだいぶ傷んでいた。

 

 

P2040159

ここも。

 

 

 

P2040160

塗りが落ちている。

 

 

P2040161

階段はクラックと塗装が剥げていた。

 

 

P2040162

P2040163

アメリカではよくあるクラックだけど、自分の家でこれは酷い。重傷だ。

 

 

P2040164

 

P2040166

日本では問題のある物件になってしまうけれど、アメリカだと「塗れば?」で終わってしまう^^

 

 

P2040167

アパートから見える太平洋は今日も美しかった。

この先が日本です。

 

 

P2040168

サンペドロの街を抜けて

再度トーランスへ。

 

P2040169

口座を開設しているBANK OF THE WESTのサウスベイブランチ。久し振りです。

 

 

P2040170

P2040171

江藤ちゃんのオフィスはなかなか立派だった。

 

 

P2040172

夕方になり、日本から来ていた田辺さんらと合流し、江藤ちゃんとは別れた。また明日ね。

 

 

P2040173

ホテルにチェックインする。

今回はビバリーヒルトンに泊まる。

ビバリーヒルズにある超高級ホテル。

この日は映画監督が集まる表彰式が行われておりマスコミやらファンやらでごった返し、大騒ぎだった。

 

 

P2040174

P2040175

湯船ナシのシャワーのみ。

 

 

P2040176

広く清潔で静かな室内。

 

 

P2040177

広いバルコニーには椅子とテーブルがあるけれど、ここでのんびりする時間はない。

 

 

 

P2040178

部屋からの景色。

この日は近所のイタリアンへ行き、店に入るのにならんで20分、シャンパンが出てくるのに40分待たされた。

それでも美味しい店だった。

地元の方々しかいなかったので写真は遠慮したけど。

 

 

 

IMG_6048

 

お隣にあったシガーバーへ移動。

 

 

IMG_6049

 

寺山さんは2年ぶり。頼りになるアニキ分。面白いんだよなー。

田辺さんにはもう6年もお世話になっている。

石黒さんは2年前にマレーシアでご一緒して以来。

みなさん馴染みの方々で、気を遣わず冗談ばかり交わしている^^(自分が一方的にか?・・・)

 

 

IMG_6050

トイレにこんなオシャレなおじさんの写真があったので撮ってきたんだけど、葉っぱをむしって乾かして丸めただけにしか見えない。

 

 

P2040184

全員同じホテルなので深夜に一緒に帰る。

楽しい夜だった。楽しみながら稼いでいる者同士の楽しい会話と時間だった。

 

つづく

 

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 白馬経由北海道行き 2

  2. 白馬経由北海道行き 1

  3. 大土井でショー

アーカイブ
TOP