7月23日、前日から降り続いた雨。
そんな中、秋田空港で350mmの雨を観測したという。
太陽光発電所を秋田空港から車で10分足らずの場所で建設中の為、仙台の毛利さん宅へ10時過ぎに行き、パソコンの設定などを手伝い、午後2時過ぎ高速に乗り向かった。
災害の強い味方ジムニーで出動。
横手から秋田まで大雨のため高速が止まっていた。
秋田道で秋田県に入ると雨は止んでいた。
高速を横手で降ろされ、13号線を移動する。横手では川がものすごい勢いで流れていたけれど、溢れているところは無かった。
大曲の街はかなり広い範囲で冠水していた。
川なんだか陸なんだかわからない。湖のようだった。
協和町に近づくと晴れてきた。
なんか居る?と思ったら
鹿も家を追われ路頭に迷っていた。
水没している。
非常食はバッチリ
協和の13号で大渋滞にあい、2時間で1キロくらいしか動かなかった。
途中で左へ折れる道を見つけて、地元車の後をついて走った。
雄物川に出て、ここを渡る。
見た事ない水かさ。
空港を目指し、走れる道をつなぎながら向かう。
川を渡っては道路が冠水で通行止。また戻り別の道を探る。
ここも途中で道が無くなっている。
農道も走る。
時間がない。日が暮れる。厚い雲が流れてくる。
日が沈もうとしていた。
焦る。
湖のようになってしまった水田と道路。
災害が起こる度、何故なんだろう?この地球は美しく輝く。
また行き止まりで別の道を行く。
もう、由利本荘市まで南下してしまった。途中、ものすごい水量の川を並走。決壊したら流される恐怖を感じながらひたすら走った。所々道路は冠水していたけれど、なんとか3時間道を探し、線が繋がった。
日本海道は通行止になっていなかった。
由利本荘市のインターから乗り、秋田空港インターで降りた。
夜8時を過ぎていた。
なんとか現場は大丈夫そうだった。
さほど水浸しでもなかった。
帰りは高速の通行止が解除されており、秋田道を走った。
どうにもお腹が空いてしまい、私の補給基地、横手インターを降りてすぐのくるまやラーメンで燃料補給。
もやしとワカメをトッピングしたラーメンで元気を回復し、横手から最短コースの雄勝→新庄→東根→上山→米沢→福島と走り、深夜1:30頃無事帰宅。
疲れたねー。
それにしても、先週もまた雄物川が氾濫したそうで、大曲の花火大会、桟敷席が被害を受け、大会当日まで整備に汗を流している姿をニュースで見た。関係者の方々本当にお疲れ様でした。
異常気象とは縁のないような日々を過ごしてきたけれど、今ではすっかり身近な心配事となり他人事ではない。ゼネコンに勤めていた頃、下水道は50mmの雨を基準に敷設されていたけれど、今はあっという間に100mm/h降っちゃうんだから、溢れないわけがない。
今まで、秋田県では大雪以外の災害はほとんど経験が無いと聞いている。復旧がスムーズに進むことをお祈り申し上げます。
おわり
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