社長のDiary

妙高山2

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翌朝。

6時頃までは快晴だった。

 

 

 

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ドーム内の客室を見せてもらったりしていた。

 

 

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中は繋がっていて、入口だけが仕切られ、なんとなくプライバシーが守られていそうないなそうな部屋。

うーむ。微妙である。

そんなことをしていたら突然土砂降りになった。

 

それでも、妙高山の山頂を目指す仲間たちは飛び出していった。

「先に下山してるよー」と私。

天気が悪いので、妙高山頂だけを目指し、火打山を諦め、小屋と妙高をピストンした後下山しようという事になっていた。

 

ところが土砂降り過ぎて自分もスタートできずにいた。

 

約3時間後、全員ずぶぬれで帰ってきた。

とりあえず何か食べて下山しようという事になり、ラーメンやら何やら、各々思い思いの食事を摂った。

 

 

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みんなはカッパの中までずぶ濡れになっていた。

あと少しで頂上というところで雨と風に翻弄され名誉の撤退をされた方々。それでいいのだ。

 

 

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空は回復の兆しや希望をこれっぽっちも見せてはくれなかった。あるのは絶望のみ。

 

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準備が整い出発する。ブヨや蚊、蜂、アブなどが多く、顔に網をかけて歩く人々。

 

 

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スタートすると小降りになり、ほんの少し霧状に降ったり止んだりしていたので、いつもの短パンにタンクトップで歩く。

 

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木道が濡れているので要注意です。

 

 

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仲間たち。

 

 

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あれ?遅れている方もいるようで。

まあ、ゆっくり戻りましょう。

 

 

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帰りも小鬼百合が微笑む。

 

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ワタスゲの中を歩く。

 

 

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昨日よりも見通しがいい。

 

 

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昨日のルートを戻っているので、写真も同じになる。なのであまり解説は入れない。

 

 

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難所にキタ。

一人ずつ渡す。

 

 

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帰りは度胸試しでツルツルで斜めの木の橋を渡った。

 

 

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及川さんも頑張りました。

今年70歳を迎えたそうです。

 

 

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笹原さんも難所を越えて笑顔になる。

 

 

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ドロドロだった。

 

 

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低い山が見えたので、標高の高い部分にだけ雲がかかっていたんだな。

 

 

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分岐点まで戻ったけれど休まずに前進した。

 

 

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突然現れたTシャツに短パンの同業者。

ところが彼はサンダルでリュックも背負わずに来ていた。

タンクトップ番長が負けた瞬間。

 

 

 

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分岐を過ぎると急な下りになる。

岩と泥でとにかく滑る。

 

 

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慎重にいきまっせ!

 

 

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雨はまだ我慢し続けてくれている。

それ以外は良いところ何もなかったな。

 

 

 

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12曲がりまで来ればこっちのもの。

トントントンと曲がって下る。

 

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まだ頑張ってカッパを着ている皆さん。

暑くないの!?

 

 

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あれ?ちょっと青空が・・・

 

 

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川が見えてくればもうすぐ。

 

 

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綺麗だよなー。

 

 

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吊り橋を渡る。

 

 

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麓に近づくにつれ晴天になる。

今年はこんな天気の日ばかりです。

 

 

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トンボが飛び始めていたよね。

写ってますか?

 

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どんどん暑くなる木漏れ日の中を急ぐ。

 

 

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お疲れっす!!

 

 

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お疲れっす!!

雨と泥との戦いが終わった。

 

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麓で温泉に入り、2日分の汗を流して、たけちゃんらと別れ、小田さんを駅まで送り、観光協会で温泉宿を紹介してもらった。

そんなに大きくない宿だったけれど、寝室(それもゆったり)を3部屋準備してくれた他に、隣の部屋を宴会ルームとして提供してくれた。とてもサービスがいい。

 

 

 

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食事は1階の別室を準備してくれて、それに突然申し込んだのに、近所の奥様方総出で料理してくれたようで、とても美味しいご馳走が並んだ。

 

 

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美味しかったねー。1万1000円って、とてもリーズナブルでお風呂もいいし、サービスも良くて感激してしまった。

 

 

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みなさん、是非行ってくださいね。

以前の白馬といい、今年の妙高といい、山には恵まれないものの麓の宿には恵まれて。救われたな。

 

 

 

 

 

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たくさん作っていただいて。

ごちそうさまでした。残さず完食でした。

 

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夜の温泉街は相変わらずガスっていた。

この分だと頂上も期待できないので、あと1泊しないで下山したのはNICE判断だった。

 

 

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改めましてまつや旅館まつや旅館をよろしくお願いします。

(今回は私の名前では申し込んでないので、「須藤の紹介で」とかはナーシ!)

 

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翌日。

一日フリーになったので、米山から高速を下りて、柏崎の海岸を流し、寺泊で魚を買って帰ることになった。

 

 

 

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犠牲者の「忘れ物係長高谷」さん。

 

 

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いつもは登山のたびに忘れ物をするのに珍しく忘れ物ナシ。その代わりなのかどのような事情かはわからないけれど、今回は顔中ブヨに攻撃されて帰ってきました。

同じ山小屋の同じ部屋で寝ていたのに、ブヨたちは高谷さんを集中攻撃したらしいっす^^

 

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柏崎刈谷原発の中を見せてもらったけれど、あの頃は再稼働へ向けて準備中だった。

今では知事も変わってしまい、より難しくなったようで。

まあ、これでいいのだ。変な国だよ日本。普通は事故起こしたら再稼働なんて考えないって。しかもここは同じ東京電力の発電所なのにね。

 

 

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柏崎で浩哉さんと自分は海苔ラーメンを頼んだんだけど、とっても美味しい海苔が大量に入った普通のラーメンだった。イカのぽっぽ焼を買うのを忘れ、ちょっと物足りなかったな。(写真はイカゲソ揚げなのでぽっぽ焼ではない)

 

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天気が良くて佐渡島もでっかく見えた。(日によっては小さく見えたり大きく見えたりします。不思議だけど)

 

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久しぶりに弥彦神社へお参りに寄ったら、相撲場が出来ておりとても立派になっていた。

 

夏の1ページ。思い出の3日間でした。

 

終わり

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