社長のDiary

鳥海山2015−1

P8080170

 

2015年8月8日、久しぶりの鳥海山を目指す。

 

 

P8080171

 

秋田県のクマは凶暴な感じです。こんなクマいたらマジで怖い。目つき悪すぎる。

 

 

P8080172

 

現在地より登ります。

 

P8080173

 

暑いってーのに、いきなり階段が続く。昨夜は秋保温泉の岩沼屋に前泊し、せっかく朝風呂に入ってきたのに・・・

 

 

P8080174

 

ガスっていたけれど、明るいので雨が降りそうな予感はなかったな。

 

 

P8080176

 

階段が終わると、なだらかと急の繰り返しになる。

 

 

P8080177

P8080178

P8080179

P8080180

 

何も見えないけれど、とりあえず眺めてみます。

 

P8080181

 

すぐそこまでしか見えない。

 

 

P8080182

P8080183

 

空が明るくなってきたなとおもったら・・・

 

P8080184

 

青空が見えてきた。

 

 

P8080185

 

毎週お疲れ様です。ニッコウキスゲさんです。

 

 

P8080186

 

もしかしてだけど、あそこがゴールなのか!?

 

P8080187

 

途中、首の後ろの部分が痛み、休憩をする。血管でも詰まったのかと思ったら、荷物が重かったようです。ワイン4Lと、水が6L、水分だけで10キロ超えていた。今思えば、2日で水6Lは飲めないよな。皆さん準備運動はしっかりしましょう。(したことがない私)

 

 

P8080188

 

さてさて、近づいてまいりました。

 

 

P8080189

 

ゴールかと思ったら、

 

P8080190

 

まだ先だった。

 

 

P8080191

 

どうやらあの先が小屋らしい。ガクッ…

 

 

P8080192

 

晴れれば晴れたで、暑くて暑くて・・・

 

P8080193

 

毛利隊長は文句も言わず頑張っています。

 

 

P8080194

 

雪渓より冷たい水が流れ、人々がたむろしていた。

 

P8080195

 

たむろに混ざってこちらもたむろしながら休憩し、再度小屋を目指す。

 

 

P8080196

P8080197

P8080198

 

傘の方はおなじみのエスパー太田さんです。

 

 

P8080199

 

去年の気功は今も続いているようだけど、間違いなく回数が減っていた。

今年は釣り吉三平の一平爺さんが被るような傘をかぶって登場した。似合う。

 

P8080200

 

似合う。

 

P8080201

P8080202

 

小屋が見えてきた。もうすぐ目的地。

 

 

P8080203

 

荷物が重い。肩に食い込む。無事、御浜小屋に到着です。

 

 

P8080204

P8080205

 

小屋の裏側には鳥ノ海が静かに水を湛えていた。多くの人が鳥海湖と呼んでいたけれど、どちらが正しい呼び方なのだろうか。(地図によってはカッコ鳥海湖カッコ閉じとなっている。なんでもいいんだな。俺らに言わせりゃ、御神楽岳はケンカ山だし。そんなノリだな。)

 

 

 

P8080206

 

今日はこの小屋で終わりではないのです。

昼食を済ませ、荷物を置き、最低限の水やカッパを持ち、笙ヶ岳を目指す。標高は1635m。御浜小屋が1700mなので、ちょっと下がるんじゃないか。登るんじゃあなく、下るんじゃないか??

 

 

P8080207

 

雲が張り出したり、一気に晴れたりを繰り返し、一進一退のご様子が続く。

 

 

P8080208

P8080209

P8080210

 

みなさん、荷物軽くて張り切っていますね。

 

 

P8080211

P8080212

 

チングルマ(通称目玉焼き)

 

 

P8080213

 

海(規模的には池なんだけど、名前が鳥ノ海とガイドにも書いてあるから海と呼ばないと失礼なんだろう。)の後ろが鳥海山なんだけど、なかなか顔を出してはもらえなかった。

 

 

P8080214

 

もうちょい!頑張って!

 

P8080215

 

あっ!!一瞬だけこんにちは!

 

 

 

P8080216

 

吹浦口から登ってきたのに、また吹浦へ戻るような看板。これでいいのか??今まで何のために登ってきたんだよ。こっちから登れば一度で済んだじゃないか!?

 

 

P8080217

ほらね。せっかく登ってきたのに、吹浦へ続く道をまた下る羽目に合う。

 

 

P8080218

P8080219

 

雲の動きが激しすぎる。

 

 

P8080220

 

晴れていたら最高なんだろうな。

 

 

P8080221

 

下ったらまた登りが待っていた。

 

 

 

P8080222

 

頂上かと思ったら、最初のピークで、こんなピークを2つ過ぎないと頂上へは行けないらしい。

 

 

P8080223

P8080224

 

嗚呼、また下って登るのですね・・・

 

 

P8080225

P8080226

 

結構登ります。小屋で昼寝してればよかったよ。

 

 

P8080227

P8080228

 

2つめのピークを登ると・・・

 

P8080229

 

池塘があり、花が咲いていた。なかなか美しい。

 

 

P8080230

 

3つ目のピーク。もう勘弁してください・・・

同行の会の皆さん、あんたらそんなにいじめられるのが好きなのか??

 

 

P8080231

P8080232

 

頑張ったよー。いじめに遭い泣く(T ^ T)エーンエーン

 

 

P8080233

 

なんだなんだと、みんなが集まる。

 

 

P8080234

 

頂上看板らしい。マジックでもいいから、山名くらい書いておきなさい!迷ったら秋田県のせいですよ。

 

 

 

P8080235

 

まあ、それでも一応記念撮影。

 

 

P8080236

 

ところが・・・すぐ近くに三角点があるのを発見し、念のためこちらでも記念撮影をする。

頂上って、こちらが決めるんじゃなくて、そちらが決めることですよね?そちらの方、早めに位置決めをお願いしますよ。

 

 

 

 

P8080238

 

文句を言っても始まらない。涼しい中30分くらい馬鹿話をしながら楽しく過ごし、あとはさっさと戻ります。

 

 

P8080239

 

隊列の後方を歩く。

 

 

P8080240

 

稜線はまだいいけれど、下の方からガスが上がってきた。

 

 

P8080241

 

池塘にはサンショウウオとかオタマジャクシとか居ませんでした。

 

 

P8080242

 

またアップダウンを繰り返す。

 

 

P8080243

 

花はやはりたくさん咲いていました。

 

P8080244

P8080245

 

そろそろ歩くのも飽きてきて、ビール飲みたいです。

 

 

 

P8080246

 

花いっぱーい

 

 

P8080247

 

P8080249

 

ニッコウキスゲ、ここにも咲いていました。

 

 

P8080250

 

最後の登り返し。泣ける。

 

 

P8080251

P8080252

P8080253

P8080254

P8080255

P8080256

 

「ほら君たち早く小屋行ってビール飲むよ!」と、浩哉さん。

 

 

P8080257

 

見たことあるような花だけれど、自然ってなんでこんな美しいものを作ってしまうんだろう。人間の手で創造しようと思ったら大変な作業です。毎年同じ形に咲けるなんて、天才です。

 

 

P8080258

 

早池峰で見たエーデルワイスみたいなのが咲いていた。

 

 

P8080259

 

はいはいお疲れさーん!この一瞬をずっと待っていたんだぜ。

 

 

P8080260

 

太田一平さんも傘をライトに変えました。まだ明るいよ。

 

 

P8080261

 

サントリーの川田さんも今回は頑張りました。

最近出席率のかなりいいたけちゃんもお疲れっす。

 

 

P8080262

 

小屋の外に出ると、でっかくて美しい雲が真横に見えた。

 

P8080263

 

まだ日本海と自分たちの間の1700mには雲がモクモクとしていた。

 

 

P8080264

 

小屋の周り。

 

 

P8080265

 

皆さんそれぞれにエンジョイしています。

 

P8080266

P8080267

 

庄内平野が見えてきた。あのあたりは山形県遊佐町です。

 

 

P8080268

 

P8080271

 

小屋のわきっちょの石垣にエーデルワイスの仲間が咲いていた。

 

 

P8080272

 

君ら満開だな。エンジョイしてます。

 

 

 

P8080273

 

だんだん晴れてきた。

 

 

P8080274

 

満開さんたち。反対側の日本海方面はまだ雲の中。

 

 

P8080275

P8080276

 

あれはもしや・・・

 

P8080277

 

雲間に太陽が出てきたよ。

 

 

 

P8080278

 

晩ご飯の時間です。小屋で出す夕食。おでんはおかずではない派の私はそっちの漬物とかで半分くらいは食べたかな。

 

 

 

P8080279

 

これ、なんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解はオオサンショウウオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘。たらの芽です。

 

P8080280

 

食事も終わり

 

P8080281

 

くつろぐ人と説教をする人。「アンタサッキカラナニニランデンダヨ!!」と、右の女性に脅される隊長。

それぞれにさまざまに過ごす。

 

 

P8080282

 

晴れた。

 

 

P8080283

 

ハゲの先に頂上が見えた!!

 

 

P8080284

 

頂上遠いねー

 

 

P8080285

 

海が光り始めた。

 

 

 

P8080287

 

太陽が大きく顔を出し、海へと向かう。

 

 

P8080288

P8080289

 

オレンジになってきたけれど

 

P8080290

 

まだ沈んで訳ではない。

 

 

 

P8080291

P8080292

 

説教をされていた隊長も出てきた。

 

 

 

P8080293

 

頂上周辺と外輪山がよく見えます。

 

P8080294

 

一応記念撮影。明日見えないかもしれないからね。

知らない青いチェックのおじさんが混ざってきた。招かれざる客。

 

 

P8080295

もう、仲間みたいですね。

 

 

 

P8080297

P8080298

P8080299

P8080300

 

どなたか真ん中に酒を置いてるけど、美味しくなったりするの?

 

 

P8080301

 

だんだん人が増えて賑やかになってきた。

 

 

P8080302

 

中は毛布が敷かれ、こんな感じ。どこからが自分の境界かがわからない。

 

 

P8080303

 

外では最後に夕日が雲の間から笑ってくれた。

 

P8080304

 

さようなら。

 

P8080305

 

また明日。

 

 

P8080306

P8080307

 

海にジュジュって沈むのは見えなかったけど、海岸線も見えているし、よかったよかった。

 

 

 

P8080308

 

こちら側はすっかり晴れてしまって、鳥海が赤く染まる。

 

 

P8080309

 

 

あまりにも美しいので連写してしまった。

 

 

P8080311

 

P8080313

P8080314

 

P8080316

P8080317

 

P8080319

P8080320

P8080321

P8080322

P8080323

 

あんなに晴れていたのにすぐに雲が流れてくる。

 

 

P8080324

P8080325

P8080326

P8080327

P8080328

P8080329

P8080330

 

海側はあっという間にガスってしまった。

 

 

P8080331

P8080332

P8080333

 

景色も見えないし、小屋へ入ってみた。

中はとても暑いです。

 

 

P8080334

 

みなさんくつろいでいる様子。

 

 

P8080335

 

 

ぼんやりとして盛り上がらないし、暑いので・・・

 

 

P8080336

 

もう一度外へ出てみたら、数分前のガスが晴れて、町の灯りまで見えていた。

 

 

P8080337

 

P8080339

P8080340

P8080341

 

象潟の漁港あたり。

 

 

P8080342

 

日本海には漁火が浮かんでいた。

 

 

P8080343

P8080344

P8080345

P8080346

P8080347

P8080348

P8080349

 

夜になった。

 

 

 

P8080351

P8080352

 

真っ暗になったと思ったら・・・

 

P8080353

 

花火があがった。

 

 

 

P8080354

 

ずーっと下の方。

 

 

 

P8080355

 

前会長の三浦陽一さんの故郷、矢島町の花火大会だった。遠いので小さかったけれど、綺麗だったな。

浩哉さんと川田さんと3人で焼酎を飲みながらずっと見ていた。持ってきたワイン4リットルはとっくに無くなっていた。

 

 

 

P8080357

 

小屋の主人に連れられ、「こっちにおいでいいところあるから」と言われてついて行くと、庄内平野と酒田市が一望にできる場所が小屋の陰にあり、感激してしまった。

それに、天の川がビカビカっと光っていて、流れ星もビュビュンと飛んでいた。

浩哉さんと川田さんと3人で小屋へ戻り、知らないおじさんたちの頭や足をケッポリながら毛布を持ってきた。二人は木製のデッキの上で横になり、自分は岩場に毛布を敷き横たわって星を見て過ごした。

 

 

P8080359

 

ちょっと分かりづらいでしょうけど、これ毛布を敷いたところです。写真が縦になっているね。ここに寝ました。標高1700mの稜線です。

 

P8090362

12時近くになると冷たい風が吹いてきて、とにかく寒かった。気温は10度。で、強風。体感温度は5度を下り、ガタガタと震え出した。

 

 

P8090363

全く眠れなかった。目を閉じて「眠れますように」と思うだけだった。

毛布1枚を地面に敷き、もう1枚をたたんで体を潜り込ませていたんだけど、岩で背中は痛いし、全身震えるし。

風が弱まると眠くなり、風が吹くとガタガタ震えて・・・

でも天の川と流れ星が綺麗で、周りには誰も居ないから広々としているし。狭い小屋では寝たくない。でもガタガタ震えが止まらない・・・そんな繰り返しで一夜を明かした。

 

 

 

P8090364

月は朝まで鳥海の上に輝いていた。これは普通のカメラでは撮影できなくて、アイフォンで撮れた写真。

寒い・・・

4時前には小屋の自家発電がすぐ近くで作動し、うるさくて完全に目が覚めてしまった。

どうしよう。今日、本山へのアタックなのに、ほとんど寝ていない・・・

 

つづく

 

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 白馬経由北海道行き 2

  2. 白馬経由北海道行き 1

  3. 大土井でショー

アーカイブ
TOP